浮世風呂

日本の垢を落としたい。浮き世の憂さを晴らしたい。そんな大袈裟なものじゃないけれど・・・

防衛省 海上自衛隊

2012-10-25 13:45:12 | 資料

 

 奥が海自最大のヘリコプター搭載護衛艦(22DDH)と手前「ひゅうが」型DDH(1万3950トン)

「22DDH」は横浜市磯子区のIHIマリンユナイテッド横浜工場で建造された海自最大の護衛艦である。
就航に向けテスト中の写真。

22DDHは既に2隻が就役している「ひゅうが」型DDH(1万3950トン)の拡大・発展型で、基準排水量は1万9500トン。長さ248メートルの全通型飛行甲板を持ち、同時に5機の各種ヘリコプターの発着艦ができる。

同艦は「ひゅうが」型にはないサイドランプを船体に有し、岸壁から直接、陸自の車両などを搭載することができ、高速輸送艦としても活用できる。さらに非常時には医療活動の中核を担えるなど、災害派遣活動や国際緊急援助活動などにも活用が可能だ。
同艦は退役する現有DDH「しらね」(5200トン)の代替で、26年度末の就役予定。

◇22DDH主要目 ▽全長248メートル▽最大幅38メートル▽深さ23・5メートル▽基準排水量1万9500トン▽主機関COGAG型式ガスタービン4基▽軸馬力は11万2000馬力▽速力30ノット▽乗員は陸自等の便乗者を含めて約970人。
▽主要装備=搭載航空機がSH60K哨戒ヘリ7機、MCH101掃海・輸送ヘリ2機、防御装備に高性能20ミリ機関砲2、対艦ミサイル防御装置2、水上艦用ソーナーシステム1式。

22DDHは全通飛行甲板を採用、ひゅうが型より全長が51メートル長い248メートル、幅も5メートル長い38メートルある。今後艦載機の離陸と着陸に有利なように艦橋を右舷に寄せて配置する標準的な空母方式を維持。さらに3つの点で大きな改造を施している。

大きな改造の一つ目は昇降機(エレベータ)を完全に艦の両舷に移動、昇降機の最大積載量が20トンに増え、F35Bなど固定翼艦載機を積載可能となったこと。二つ目はSeaRAM防空ミサイルとファランクス近接防御武器システムを両舷に設置し、今後スキージャンプ式飛行甲板への改造や、垂直/短距離艦載機の離着陸に有利であること。三つ目は飛行甲板の基準と材料を改造、より厚い高強度の鋼板に変更し、表面にも耐高温材料を敷設したことだ。

実際、鋼板の長さと幅が増し、甲板の厚さと材料を大幅に改良したことで、22DDHはF35Bなど垂直/短距離艦載機の離着陸に非常に適したものとなった。

SH60K哨戒ヘリ、MCH101掃海・輸送ヘリ、CH47JA重輸送ヘリ、AH64D戦闘ヘリなど陸海空自衛隊のヘリを運用する22DDH級ヘリ空母を基幹とする海自艦隊は、人民解放軍海軍に圧倒的に優位である。

護衛艦 いせ DDH-182
就役 2011年3月16日

いせ(ローマ字:JS Ise, DDH-182)は、海上自衛隊の護衛艦。ひゅうが型護衛艦の2番艦。艦名は令制国の伊勢国に由来し、戦艦(航空戦艦)伊勢に次いで二代目、海上自衛隊の護衛艦としては初代である。

2011年(平成23年)3月16日に就役した。第4護衛隊群第4護衛隊に所属し定係港は呉である。


排水量 基準 13,950トン
満載 19,000トン
全長 197m
全幅 33m
吃水 7m
機関 IHILM2500ガスタービン 4基
2軸推進、100,000PS
最大速 30ノット
乗員 約340~360名
兵装 Mk15ファランクスCIWS 2基
12.7ミリ単装機関銃 7丁
HOS-303 3連装短魚雷発射管 2基
Mk41VLS 16セル

電子装置 OYQ-10 情報処理装置
FCS-3改 対空捜索レーダー
OPS-20C 対水上レーダー
QQS-21 ソナー
FCS-3改
NOLR-3C 電子戦装置
Mk36SRBOC チャフ発射機 4基
搭載機 (通常)ヘリコプター 3~4機
(最大)ヘリコプター 11機


by Wikipedia

 護衛艦「ひゅうが」

水上戦闘艦で初めて空母と同じ全通甲板を採用した海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」。
基準排水量は、海自の所有艦船で最大の13,500トン。全長197メートルの飛行甲板を持ち、英国やイタリアが保有する軽空母とほぼ同じ規模。世界的な基準からみると“ヘリ空母”とも呼べる護衛艦である。

哨戒ヘリなど四機が同時に発着艦できるほか、二基のエレベーターを備え、最大で十一機のヘリを搭載することが可能。甲板下の格納庫ではローターを広げたまま本格的な整備も行える。ミサイルの垂直発射装置を備えているが、護衛艦として初めて艦砲が消えた。

おそらく「ひゅうが」は「オスプレイ」を搭載する事を念頭に設計されたのだろう。ヘリ空母に従来の対潜ヘリを載せても艦の周囲を哨戒できるだけだ。ところがオスプレイなら速度も航続距離も倍だから作戦範囲は格段に広くなる。P3Cが届かない遠方で作戦活動するには11機ぐらい搭載できて十分な整備の出来るヘリ空母が必要だった。

海上自衛隊主力艦一覧(2012年9月現在)

平成25年度予算要求
新型護衛艦(25DD)の建造(1隻 723億円)
そうりゅう型潜水艦9番艦(25SS)の建造(1隻 536億円)

防衛省25年度概算要求


ひゅうが型護衛艦(ヘリ空母)
DDH-181 ひゅうが
DDH-182 いせ

新型ヘリ空母
DDH-183/22DDH(建造中、2015年3月就役予定)
DDH-184/24DDH(2013年建造開始、2017年3月就役予定)

しらね型護衛艦
DDH-143 しらね
DDH-144 くらま

あきづき型護衛艦
DD-115 あきづき
DD-116 てるづき(進水完了儀装中、2013年3月就役予定)
DD-117 艦名未定(進水式は9月の予定、2014年3月就役予定)
DD-118 ふゆづき(進水完了儀装中、2014年3月就役予定)

こんごう型護衛艦(イージス艦)
DDG-173 こんごう
DDG-174 きりしま
DDG-175 みょうこう
DDG-176 ちょうかい

あたご型護衛艦(イージス艦)
DDG-177 あたご
DDG-178 あしがら

はたかぜ型護衛艦
DDG-171 はたかぜ(後継DDG 未定)
DDG-172 しまかぜ(後継DDG 未定)

たかなみ型護衛艦
DD-110 たかなみ
DD-111 おおなみ
DD-112 まきなみ
DD-113 さざなみ
DD-114 すずなみ

むらさめ型護衛艦
DD-101 むらさめ
DD-102 はるさめ
DD-103 ゆうだち
DD-104 きりさめ
DD-105 いなづま
DD-106 さみだれ
DD-107 いかづち
DD-108 あけぼの
DD-109 ありあけ

あさぎり型護衛艦
DD-151 あさぎり(練習艦から現役復帰)
DD-152 やまぎり(練習艦から現役復帰)
DD-153 ゆうぎり
DD-154 あまぎり
DD-155 はまぎり
DD-156 せとぎり
DD-157 さわぎり
DD-158 うみぎり

はつゆき型護衛艦
DD-122 はつゆき
TV-3517/DD-123 しらゆき(退役、練習艦に)
DD-124 みねゆき
DD-125 さわゆき
DD-126 はまゆき
DD-127 いそゆき
DD-128 はるゆき
DD-129 やまゆき
DD-130 まつゆき
TV-3518/DD-131 せとゆき(退役、練習艦に)
DD-132 あさゆき
TV-3513/DD-133 しまゆき(退役、練習艦に)

あぶくま型護衛艦
DE-229 あぶくま
DE-230 じんつう
DE-231 おおよど
DE-232 せんだい
DE-233 ちくま
DE-234 とね


おおすみ型輸送艦(ドック型揚陸艦)
LST-4001 おおすみ
LST-4002 しもきた
LST-4003 くにさき


そうりゅう型潜水艦
SS-501 そうりゅう
SS-502 うんりゅう
SS-503 はくりゅう
SS-504 けんりゅう
SS-505 ずいりゅう(進水完了儀装中、2013年3月就役予定)
SS-506 艦名未定(建造中、2015年3月就役予定)
SS-507 艦名未定(建造中、2016年3月就役予定)
SS-508 艦名未定(建造中、2017年3月就役予定)


おやしお型潜水艦
SS-590 おやしお
SS-591 みちしお
SS-592 うずしお
SS-593 まきしお
SS-594 いそしお
SS-595 なるしお
SS-596 くろしお
SS-597 たかしお
SS-598 やえしお
SS-599 せとしお
SS-600 もちしお

はるしお型潜水艦
SS-583 はるしお
SS-584 なつしお
TSS-3606/SS-585 はやしお(退役、練習潜水艦に)
SS-586 あらしお
SS-587 わかしお
TSS-3607/SS-588 ふゆしお(退役、練習潜水艦に)
TSS-3601/SS-589 あさしお(退役、練習潜水艦に)

潜水艦は16隻体制から22隻に増強することを決定し、退役を遅らせているので、現在19隻まで増加。練習潜水艦を含めると現在22隻。

航続距離3500キロ、最大速555キロの「オスプレイ」Vー22

沖縄で左翼活動家を使い、オスプレイの一大反対運動をなぜ支那共産党が行うかは次の艦載写真の形を危惧するからである。
まともな空母を持たない人民解放軍にしてみれば、これほど脅威になる戦艦は無い。

 輸送艦「くにさき」

輸送艦としているが、有事の際には甲板上がヘリ空母と同じ役割を果たすことが可能となっている。

以上が護衛艦22DDHに搭載されるヘリコプター。そう、どこから見てもヘリコプターには見えないはずである。しかし、ヘリ空母で発着する(あくまで)ヘリコプターである。

日本が導入を決めたF35

http://www.youtube.com/watch?v=l_oPKOybNTI&feature=fvwrel

 長年、日本は「平和憲法」の制約により空母を含め攻撃性のある兵器の建造ができなかった。この状況を変えようと日本は一連の艦船製造計画を制定、それを揺るぎなく進めてきた。
国内外の世論を考慮し、日本は各種大型艦船を輸送艦、ヘリ搭載護衛艦などと命名。海軍専門家の多くは、排水量も構造上も22DDHは小型空母と違いがないと指摘する。発展の傾向からみると、日本は今後より排水量が大きく、より長く広い甲板のある4万トン以上の中型空母を建造するに違いない。

これらの海上自衛隊戦艦はほとんどメディアに登場することがない。いたずらに支那の人民解放軍海軍の脅威を宣伝し、核武装だ軍備強化だと騒ぐが、日本国民以上に支那共産党は日本の海上自衛隊の戦力を理解し尽くしている。しかも先日の記事でも明らかに、日本が核兵器も大陸間弾道弾もごく短期間で構築する能力を備えて居ることも十分承知している。

支那の海洋監視船「海監51」と監視する自衛隊のP3C

日本海上自衛隊は4つの護衛艦群がある。いまや海自は視線を「東南」と「西南」の2本の海上路線に向けるだけでなく、中遠海海域の作戦能力をより重視している。22DDHは相当数のヘリコプター(将来的に垂直/短距離離着陸戦闘機に変更になる可能性も)を搭載でき、海や空の戦場で重要な役割を果たすと期待されている。

 米国と日本は軍事同盟があり、米国は長年日本に大量の軍隊を駐留させてきたが、これは日米の「共通の敵」に対応するという名目の一方、日本の機能を監督・監視するためでもある。日本は一定範囲内の軍事力発展は許されているが、強大化、特に攻撃性を持つ大型兵器の開発は厳しく制限されている。これを日本はよく心得ており、策を弄して本質や内容をすりかえる策略で、憲法を繰り返し拡大解釈し、世論を巻き込み、空母や原子力潜水艦など敏感な装備を発展させるための雰囲気づくりをしている。

しかし、だからといって日本はあくまで抑止力として保持するべきであり、そのために万一に備えての正しい憲法解釈とそれに伴う現実的な憲法改正が必要となる。日本政府は自民も民主も法律や憲法を越えた超法規的政治判断などと称して、全て無視した行為を平気で繰り返してきた。それでは日本国の憲法も法律も有って無き無法国家である。だいたい閣僚からして日本国憲法をまったく理解して居ないと言われる程の低レベルの政治家ばかりである。もっとも、学校で日本国憲法以外の憲法を習ってきたのかも知れないが。

すでに日本は法治国家ではないと言わざるを得ない。それほど日本の政府は信頼に足りないということである。信頼され正しく運営できる、政府にも守らせるべき憲法と法律と三権分立が大切な時期に来ている。

だが繰り返しになるが、日本は決して二度と戦火をくぐる犠牲を国民に強いることは許されない。この日本と戦っても得られることより犠牲が遙かに大きいと感じて貰うことが大事なのである。国民が洗脳により各方面の煽りを受けて右往左往しないだけの安心を得ることが一番大切なのではないだろうか。

 


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