M.Y 写真工房 旬

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山口益路のフォトライブラリー。

日光・女峰山 (その1)

2010-12-20 00:01:00 | 白い山(山登り)



           12月18日女峰山を登りました (1)
     
       去年から狙っていた「女峰山」を日光東照宮から登るルートで
       登って来ました。(途中までね
  
             
             (拡大した時の黄色線が歩いた道です)

         
         朝7時半に東武日光駅に着きましたら、今日は雲を被っていません。
         朝日に照らされてクッキリです。

         バスで「西参道」に向かいます。駅から6分です。

       オヤジは日光の写真を撮り始めて15年になります。
       なのに、東照宮に寄ったことはありません。
       今日も、東照宮の一角をかすめましたが、素通りして山に向かいます。
       バチ当たりです。

バス停から登山口まで道標が無いので、案内しましょう。
 
バスで「西参道」下車            突き当りを左に。すぐ「大猷院」です。
7:55さあ出発です。            入り口手前を右に行って・・・

 
石畳の道を行きます。           「二荒山神社」の赤板塀に沿って進みます。

         
      突き当りを右に。         道の両側は樹齢数百年の杉の巨木です。
                          見事です。   そのまま進むと・・・・・

              
              「行者堂」です。バス停から20分。
              階段を登って左に回りこむと・・・・
 
                
                やっと道標がありました。
                ここからはもう迷いません。
                では先へ急ぎましょう。

       
       原生林のような杉林を急登します。

                
                9:00大きな「殺生禁断碑」

            
            えぐられた道に霜柱がびっしり!

       
       ヤシオツツジの群生です。
       4月下旬~5月上旬見ごろです。
  
                
                展望が開けました。 気持ちの良い高原風景

         
         これから行く山が見えました。
         右の白い山の左、茶色い山のピークまで行ければと思います。

          
          ずっと、笹原の中の道です。カラ松だったり・・・

             
             白樺が混じったり。 清々しい気分で歩けます。

      
      9:35「稚児ヶ墓」 由来は分かりません。5分休憩。

              
              再びカラ松林に入って・・・・ 

        
        また抜けます。

          
          振り向くと、栃木の山々の向こうに、筑波山が浮かんでいました。

         
         かなりの時間こんな景色が続きます。

            
            ヨ~レッイッヒ~です

          
          黒い矢印に15m行くと水場です。

              
              だいぶ登って来ました。     

       
       「男体山」です。
       僕が目指している「女峰山」は、奥日光方面からは見えません。
       旦那の「男体山」が、恋女房の「女峰山」を人目から隠すように、
       ドーンと頑張って立ち塞がっているからです。
       我が家のようです

           
     先週靴を新しく替えました。リュックを背負って歩き回って慣らしたのだけど、
     十分じゃなかったみたい。
     左足が、後ろで踵を上げて蹴る時、妙なへこみ方をするようで、
     指の付け根を圧迫します。
     それがこの辺りで痛みに変わって来た。先が思いやられるです

             
             霜柱ではなく、雪です。 
  
      
     「水呑」の石柱 10:30         「白樺金剛」 10:40
     昭文社の「山と高原地図」では、両方とも1397mの同じ地点になってますが、
     「白樺金剛」は「水呑」から10分登った所でした。
      
        
        げっ! 雲が広がってきた。

            
            ゲッ、ゲッー!  こんなのありました!
            熊の爪跡! 真新しいです。
            ひぇー
            熊鈴を振り回します!手を叩きます。
            聖子ちゃんの「スウィートメモリー」を大声で歌います
                         今日はこの山の中は、僕一人だけなのでなり振り構わない。
            熊避けの、一人カラオケ大熱唱が20分続きました
            オヤジ、小心者なんです                 
                         
           
           勾配がきつくなってきました。
           また足に問題です。
           ズーッとの登りで、靴の中で足が後ろに下がるんでしょう。
           踵の上の圧迫感がまた新しい痛みになって来ました
           「オイオイ!大丈夫かよ」
 
            
            「男体山」が煙っています。雪のようです。
            時々男体山側、西側から猛烈な風が吹いて来ます。
            雪も飛んで来ます。

              
       さらに傾斜が増します。足がかなり痛いです。
       靴と、靴下を脱いでみました。
       両足の踵は少し赤くなっています。バンドエイドを多めに張ります。
       左足の指の付け根は変化無いです。
       靴紐を締め直して出発です。

        
        こんな気持ちの安らぐ場所なのに、痛くて安らげません。
        バンドエイドもダメ! 靴紐を締めてもダメ
        ならばと、替えの靴下を重ねて履いてみたら、両方共厚手だから靴の
        中がパンパンになって余計にダメ
        「エ~イ!このまま行ってしまえ」

          
          痛くて、咄嗟の時に足の踏ん張りが利きません。
          痛みがピークになった時に、今日最大の難所に着いてしまった
            

          この後待ち受けるのが、苦しい岩場、恐怖のガレ場のトラバース、
          奈落の谷底、そして素晴らしい・・・・・・・。

            オヤジのサスペンス劇場は明日も続きます 


               その2はこちら     
             

          
                  明日をお楽しみに
                        
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