月日は百代の過客にしてー旅の思い出・味の思い出ー

思うように旅にも飲みにも行けない昨今であるが、自分なりの旅の思い出や食べ歩きの思い出を語ってみたい。

菊乃井露庵のカウンターで友と夕食

2018-03-28 22:32:28 | 
菊乃井露庵のカウンターで友と夕食

 
平成28年3月1日のことの記事です。2年ぶりの投稿です。

学生時代の友人と二十数年ぶりに会う約束をする。四条河原町のデパートで待ち合せをして、店に向かう。木屋町近く、高瀬川の畔の和食の店に入る。「座敷は予約でいっぱいなので、カウンターの方で」と仲居さんに言われ、カウンターに座る。「本店はミシュラン3つ星だが、それに比べると気軽な店だから。こっちは2つ星なんだ。」と友人は説明してくれた。私には身分不相応な店であることだけは理解できる。



 料理は美味しい。実に美味しい。前の晩に「きたざと」の料理もおいしかったが、こちらの方が格段に旨い。(料金も格段に高いと思うが)
おそらく食材の値段も菊乃井露庵の方が格段に高い食材を使っているのだろう。器も凄いし、板前さんの腕も凄いのだろう。





友人に御馳走になってしまい、少々心苦しい。今後、これレベルの店に来る機会は無いかも。友人に感謝、後日、お礼代わりに、宮城の地酒の純米吟醸を送り、加えて魚の切り身の贈答品を送らせてもらった。この店に料理には到底匹敵しそうもない。
 但し、ちょっと気になったのは酒の品揃えである。決して低レベルなわけでは無い。久保田などいい酒を置いているけど、名酒居酒屋タイプの店に行くことが多い私から見るとちょっと面白みがなかった。






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