食彩館のつぶやき

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

東日本大震災

2011-03-15 | インポート

今回の東日本大震災に伴い、多くの皆様方から安否情報等いただき、大変ありがとうございました。

幸いにも今回の地震による当店の大きな被害も無くすみましたが、隣県の宮城県、福島県をはじめ、東北の太平洋沿岸は地震と津波の被害を受け、甚大な被害が出てしまいました。災害の被害を受けられた皆様に、謹んで哀悼の意を捧げると共に、心よりお見舞い申し上げます。

当店の有る東根市は、震度5弱の強い地震に見舞われましたが、幸いにも大きな被害も出ていないとの情報です。ただ連日、余震が続いている状況ですので注意しましょう。

また、2011年3月11日に発生した東日本大震災に関連し、山形空港は3月12日午前4時に滑走路閉鎖の解除後午前6時から、宮城県支援のため、緊急消防援助隊航空部隊のヘリコプター基地として使用されており、救援機支援のため24時間運用化している状況です。

救援拠点としフル稼働しています。長崎や熊本、広島や石川、長崎、熊本など全国各地から20近い自治体の防災ヘリやドクターヘリが給油のために離着陸し。夜間には駐機場として利用されています。空港の一角にある陸上自衛隊第6師団神町駐屯地飛行場では米軍機が利用する場面もあったそうです。

Img_20110315001541

写真:山形新聞紙面より

今日の夕方からは雪との天気予報で、今晩から明日にかけてかなり寒くなりそうです。

安否不明の方々がまだ多くいるようです。救援隊の皆さんも大変でしょうが宜しくお願いします。

まだまだ予断を許さない状況ですので、今後の情報には十分お気をつけください。


こごみの促成栽培に挑戦(その2:促成栽培用簡易ハウスを作る)

2011-03-10 | インポート

1月中旬、いよいよ「こごみの促成栽培」に向けて促成栽培ビニールハウスの製作に取り掛かりました。

型枠組立の材料には、ハウスパイプの短材を利用します。(φ22mmの鉄製パイプ)大きさは、加温のために使用する予定の「農電マット 90cmx長さ1.8m」にあわせて寸法を決めていきます。保温効果をより良くするため、先ずは型枠の内部を補強用のベニヤ板(厚さ5mm)で囲い、更に保温材(厚さ30mmのスタイロホーム)を底面と側面に固定しました。

Photo_3

最後に加温するための「農電マット」を底面に敷き、防水のためビニールシートを被せました。(漏電や断線などによるショートなどには十分注意しましょう。)

Photo_5

今年購入した「農電マット」と「サーモスタット」です。日本ノーデン社製の商品で、温度管理も簡単で丁度良いサイズです。通販で購入し\20,000円ぐらい。

土の変わりに「もみがら」を5cmほど敷き詰め、散水して十分にもみがらを湿らせておきます。

Photo_2

上部にも保温用ビニールシートを覆い、こごみの促成栽培簡易ハウスの完成です。

【いよいよ、こごみの株の植え付けです。】

昨年11月に畑に保管していた「こごみの株」を掘り起こします。畑の積雪は60cmぐらい有りましたが、目印を付けていたので場所はバッチリです。

Photo_6

こごみの株をハウスの中に丁寧に並べましょう。注意することは芽の高さを同じに高さになるようにすることです。(高さを合わせておくと、芽出しの高さが同じになり収穫のときの作業が楽ですよ・・・・)

Photo_7

全て並べ終わったら、「もみがら」を株の隙間にいれ、株が動かないようにします。(約250株ぐらいを植え付けする事が出来ました。)

最後に、全体に十分散水します。後は加温用の農電マットのサーモセンサーをセットし、電源を入れます。(今回は18℃に設定しました。)

25

Photo_8

一緒に、昨年の秋に準備していた「たらの芽の枝」も容器に水を張りハウスの中に入れました。

3週間ぐらいで、こごみの芽出しが始まるとの事ですので2月末には初収穫できるのでは無いでしょうか。今から収穫が楽しみです。

 


こごみの促成栽培に挑戦(その1:天然こごみの株の掘り取り作業)

2011-03-07 | インポート

最初の準備段階がこごみの株の採取(掘り取り)作業。高い山には初雪が降りそろそろ紅葉も終わりに近づいた11月中旬、自然の天然こごみの株を掘り取りに出かけました。当然、勝手に採取する事は出来ませんので、地権者の了解を得ての作業です。

Hatukannsetu_2 11月15日、奥の高い山は既に初雪が・・・

Momijikouyou_2 紅葉も、もうすぐ終わりです。

促成栽培に適したこごみの株とは、直径4cm以上の十分に育った株との事ですが、なかなかその大きさの株だけを探し、掘り取りするのは思った以上に大変です。特に天然(自然)のままの山の中ですので、「スコップ」と「つるはし」を使って“これは”というこごみの株を見つけては、芽を痛めないように丁寧に地道に掘り取りします。

Photo_3 6cmぐらいのこごみの株

1_3

家族総出で手伝ってもらい1日掛けて300株ぐらいの収穫です。

近くの雑木林の中で「クリタケ」を見つけました。きのこのシーズンももうすぐ終わりです。

Kinoko_2

掘り取りしたこごみの株は、寒さを十分に与えるために、ひとまず畑に埋めておきます。この時期のこごみの株は自発休眠している状態で、覚醒(芽吹き)まで7.2℃以下の低温に約600700時間程度当てる必要があり、そうしないと覚醒(芽吹き)しないのだそうです。2月の始めには促成栽培用のハウスに移植する予定ですので、雪が積もっても場所が解る様にしておきます。

Photo_4

綺麗に並べ、土をかけて一時保存。

これで、促成栽培用こごみの株の準備は完了です。

次回は、促成栽培用の簡易ビニールハウスの準備作業の報告です。