食彩館のつぶやき

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きのこ収穫-2

2011-10-28 | インポート

またまた、きのこ収穫に行ってきました。

ただ今年はきのこの発生が異常に少ない様です。やはり9月中旬まで続いた猛暑の影響と、極端な雨不足が原因のようで、天然きのこ(特に私が狙っている”雑きのこ”)は例年に無いほどの不作です。

今日は天気も良かったので、朝から「きのこ採り」に出発です。車で1時間ほど走り、毎年きのこ採りをする場所に向かいました。山々は既に紅葉も終わりに近づき、山の稜線の木々は既に落葉の状態です。今年は冬が早いかも知れません。

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ムキタケ。沢づたいに山に登って行くとナラの倒木に「ムキタケ」発見。早速写真に収め収穫です。雨が少ないせいなのでしょう、何時もなら水分を吸って”ジュワー”と水が滴るのですが表面も乾いた状態、収穫するにはとても楽ですがやはり雨不足なのでしょう、倒木の下側の湿気の多い部分にしか生えていません。

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近くの倒木には「なめこ」が・・・・、しかし、未だ小さい。後3日ぐらいでしょうか?写真だけ撮影し「なめこ」はそのままにしておきます。

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今日の最大の目的(狙い)は「クリタケ」。沢を登り両側の雑木林(広葉樹)を「クリタケ」を求めてひたすら登ったり下ったり。毎年収穫している場所でも今年は、出でいない場所も多いようです。それでも「クリタケ」は一箇所での収穫量も多いのが嬉しいきのこです。

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珍しい「ムラサキシメジ」を見つけました。ムラサキシメジは晩秋のきのこですので、季節は既にきのこシーズンも終晩なのでしょう。チョッと土臭い香りのするきのこですが、一度茹でこぼし2,3日水にさらすと臭みは無くなりますし、油いためや濃い口の煮付けなどにするととても美味しいきのこです。今晩のおかず用に収穫しました。

明日も天気は良いようですので、明日もまたきのこ採りに出かける予定です。


きのこ収穫

2011-10-17 | インポート

とても心配していた「きのこ」の発生状況ですが、10月中旬に入りようやく本格化か?山は既に紅葉が始まり山形の秋も深まっているようです。

「舞茸」は10月初旬の初発見から10日、ようやく食べ頃の大きさになりました。先週の月曜から金曜まで晴天が続き、なかなか大きくなりませんでしたが、金曜からの雨で一揆に成長したようです。今年も見事な「舞茸」が収穫でき、ご注文頂いた皆さんへ無事発送することが出来ました。

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(10月15日)収穫の舞茸です。一番大きい舞茸は30cm程の大株す。定番の天ぷら、舞茸ご飯でいただきました。

2 (10月15日撮影)

「原木なめこ」は先週末、まだ小さかったので1週間待つことにしたのが失敗! 15日早朝から(土曜日)に収穫に向かうと「あれ?」大きな開きなめこになっていました。出荷用に少しばかりの「小さななめこ」を収穫し、大きく開いたなめこは自宅用と、近所の方へお裾分けで処分します。実は「まめこ」本来の味はこの「開きなめこ」が一番美味しく味わえるのです。販売用には向かないためほとんど市場に出回らないのですが、大きいので食べ応えも有り、なめこのきのこ鍋にすると最高です。

Photo_2 (10月7日撮影)

その他の「天然きのこ」も収穫できました。

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「ナラタケ」山形の地元では”オリミキ”や”モダシ”などと数多くの愛称で呼ばれている最もポピュラーな「きのこ」で、古くから多くの人々に愛されてきました。それでも例年より発生がかなり少ないようです。

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「ハナイグチ」、カラマツ林の地上に群生する(今年は発生状況が悪く群生とは程遠い状況ですが・・・)傘の径が4cm~12cmの中~大型のきのこです。葉の落ちるカラマツ林に出ることから、ラクヨウの別名があります。表面は著しい粘液に被われ、独特の香りとヌメリがあり、美味しいきのこです。我が家では「なめこ」と同じように醤油で煮て大根おろしと合えて食べます。

秋の深まりに沿って、色んなきのこが出てきますので、益々楽しみです。


きのこが出てないよう~

2011-10-05 | インポート

久しぶりの更新になります。

季節が過ぎるのは早いもので、もう10月ですね。8月からの「桃」や「葡萄」のシーズンも終盤になり、本来なら秋の味覚「天然きのこ」のシーズンを迎えている時期なのですが今年は変なのです。例年であれば9月下旬から始まる「天然きのこ」が全く出ていません。9月中旬以降「天然きのこ」の発生状況を確認するた数日おきに山に出かけています。10月に入りやっと少しばかり顔を出した所。今年はどうなっているのでしょう。

今年は春先からの天候不順、夏の猛暑、9月に入っても残暑厳しい日が続き、雨も少なかった年ですので、「きのこ」も出るタイミングに迷っているのかも知れません。

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自然の山の中で栽培(菌床栽培)している舞茸です。(10月2日撮影)昨年より2週間ほど遅れてやっと顔を出し始めたようで、収穫は今週末ごろかな?と楽しみにしています。

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原木栽培の「なめこ」。栽培と言っても「なめこ」の菌を植えた原木を自然の山の中に置いておくだけですが・・・・こちらも少し顔を出し始めたようです。

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「きのこ」の収穫も無いので、近くの山に入り「あけび」を収穫してきました。「あけび」は豊作の様でアッと言う間にレジ袋一つほど収穫!食べる量としては十分なので早々に帰宅し今晩のおかずにします。山形では古くから「あけびの皮」を食する習慣が有り、食卓に上がった時、「ああ、もう秋か・・」と季節の訪れを実感する食べ物なのです。

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食べ方は?というと、我が家では「肉味噌油いため」です。あけびの中の果肉(種の部分)を取り除き、綺麗に洗ってから水気をふき取り、あけびの皮の中に「肉味噌」を適量詰め、あとは油をひいたフライパンに並べて、弱火でじっくりと上下を焼きます。

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その柔らかい食感とさほど気にならないまろやかな苦さ、ほんのり甘みも広がってきます。舞茸を肉味噌の中に入れれば更に美味しくなるのだが今年は未だ収穫できずで残念です。

週末には舞茸も収穫できそうですので、また「あけび」を満喫できるでしょう・・・・楽しみです。