乳がんって、言われた

告知されて、治療も、何もかもがどうなるか分からない時期に、
苦しくて怖くて、誰かに聞いて欲しくて、始めたブログです。

空が高くて秋だと思う

2013-08-28 21:11:42 | 乳がんになって思うこと

今日は、ちょっと幸せな気がした。久しぶり。何の意味もなく、ふっと幸せを感じることが、乳がんになるまではちょこちょこあった。それは本当に仕事の行き帰り(仕事中は無かったけど)家で何かしている時、買い物に行く時など、日常の中で。

今感じるのは、いつも比較的幸せという感じ。あの時想像していたのよりは幸せと思う。それは本当。日常生活を取り戻そうとして取り戻したけど、病気の前と同じ生活で身体の不安、通院、年取った分と色々やった結果としての身体の不調がつきまとっていて。何だかな。まあ、何が起ころうと人生は終わるまでは淡々と続くなのかな。

 


退職後の話はきつい

2013-08-20 08:39:56 | 独り言

先日の同僚との雑談の最中。

「私、定年になって、仕事を辞めたら、家族以外誰とも付き合わない。誰かの予定に合わせて待ち合わせをして出かけるのは、嫌だし。面倒くさい」

…仕事を辞めたら、もうそれまでの関係って強調された?他に同僚がもう一人いたので私だけってわけじゃないけど。

その後、何となく、しばらく落ち込んで。そんなことで落ち込むなんて、そんなに彼女の事好きだった?定年に退職後も付き合いたかったー?と自問自答。

よく見つめてみると、むしろ、定年退職後のこと。。。10年先のことを普通に考えている、そのことが何となく羨ましく。また、自分がいない未来を考えず、家族に依存して、家族から依存される生活を10年後も想定できることが羨ましかったんだと思った。そんな些細な事で、落ち込むなんて、面倒くさい奴になったもんだ自分。

最近、自分と同じステージ、同じような治療を受けて、再発された方が亡くなった。このブログにコメントをくれて、自身が再発されて苦しい時期にこれから治療へ向かう私に励ましのコメントを頂いた。有り難かった。その時の様子を旦那さんがしらせてくれて、本当に立派な戦い方で尊敬するばかりでした。何が起こるにせよ、私もあんな風にあれたら。ヘタレなので無理かもしれないな。。。ここへ書くにも時間がかかってしまった。

しーらさんのブログへ

http://blog.livedoor.jp/yoshiko_sheila/archives/3818519.html


術後1年半

2013-08-02 10:03:07 | ホルモン療法

日々の暮らしは変わらず、仕事をして家事をして通院をして薬を飲むという生活です。

術後検診については、全身の検査は1年に一回となっているので(早く見つけても変わらないということらしいです)1月に検査を受けてから、局所再発のための診察は3ヶ月に1回うけていますが、血液検査など何もしていません。ある意味、次の検査までは考えてもしょうがないのでのんびりやろうと思うことが出来てよいと言えるし、身体の中でなんか育っているんじゃ。。。?と不安を抱えている状況と言ってもいいし。

今回は、術後2年目の検査の予約と局所再発していないかどうかの診察でした。そちらは、無事でした。しかし~。今年の12月から来年1月にかけての検査のフルコース。胸腹部CT 骨シンチ マンモグラフィー エコー 採血。。。考えただけで、めげます。非結核菌症のための呼吸器機能検査もあるし~検査されると何か新しいものが発見されそうで怖いです。。。

詳しい検査は年末から年明けにかけてで、診察は2月になります。随分間があいて心配ですが、、、4月に、職場の検診があって、そのときの腹部エコーは問題なかったです。その後、肝臓のことを心配しないでいられたのですが、そろそろじんわり心配になってきています。安心は、もって3ヶ月ってことかな。。。そのペースで検査していただいていたら、身体とお金がもたないから、間があいてもいいか~。ずっと、心配しているわけじゃなくって、仕事をして忙しくしていたり、家事で忙しかったり、個人的に何かに集中しなきゃならないときには考えない。この点は、放射線療法が終わって、その副作用が落ち着く前とは違っています。集中していても、途切れたときに思い浮かべてしまうことがありましたから。

今は、人と話しているとき、通勤途中にふっと思い浮かびます。前は、べったりそのことばかりだったから、何かのきっかけで思い浮かぶというのは、距離がとれてきたってことなのでしょうか。人との会話中、他の人の身体の調子の話、とくに誰かが検診で異常を指摘されてね 何てお話は聞くと以前は息苦しい感じでしたが、今は表現が難しいのですが、奇妙な違和感、、重い感じがします。みんなそんなものなのかな。

今の体調ですが、まぁ、元気なのかな。体調が悪くてやりたいことができないということはないので。やりたくなくて、やるべき事ができないというのは、多々あります

術後1年半。気付いたら、術側を下にして寝ていることがありました。うつぶせになって本を短時間なら読めるようになりました。でも、すこしすると胸が張った感じになって、腕もはった感じになります。術後、単行本を常に脇の下に挟んでいるような違和感がありましたが、それは普段は感じなくなりました。電車の中で、手術した側に寄っかかる形で30分ほど寝込んでしまうと その感じがよみがえりますが、20分くらいでよくなります。(乗り継ぎ駅でおりて、買い物をだっーとして、地下鉄に乗り換える頃にはよくなっているみたいな感じ)でも、重い荷物を持つとてきめんなので、買い物で買える量が以前の半分です。不便。

抗がん剤の副作用。後遺症なのかな?もう。指先のしびれは、あります。ありますが、細かい仕事に支障はないようです。足先のしびれも残ってしまいました。普通に歩いているときには意識しませんが、立ち止まって意識を向けると確かに存在しています。当初よりは随分軽くなったと思いますが。

今、食事は多少気をつけていますが、他に家族もいるので中々難しいです。運動した方がよいというので、週末は3時間程度歩くようにしています。その点、病気になってから健康的になりました。お酒は、週末に飲んでいますね~。色々読むと再発率が高いといいますが、主治医は飲んでもいいといいますので。

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ご挨拶。。。心配していただいているのにごめんなさい。

2013-08-02 09:20:37 | 日記

随分、間が空いてしまいました。更新しないでいたら、ブログのデザインも変わってました。この前の記事にコメント頂いたshimaさん、ベルさん、ケイさん、そして さくらの季節さんお返事もせずごめんなさい。

元気にしていたというよりは、何だか自分と向き合う余裕がなくってブログとご無沙汰してしまいました。非結核性抗酸菌症と言われてからは、日々、あれこれ考えていることは暗いことが多く、何度か書きかけてはパソコンを閉じ、、ただ、人間というものは慣れるもので。。。ここ最近やっと、状況はひとつも変わらないのに、その存在に慣れてきて。。。状況を受け止められるようになってきたという感じです。たかだか、二つの病気なのに、たかだか、自分の命一つなのに、情けないことにあれこれ考えまくり。

乳癌とわかった後は、とにかくそれに対してやることが決まっていて、ただただそれを乗り越えてゆくだけ、負けずに乗り越えるがやるべきことだったので、それなりに前を向いて走っていられたのですが、ホルモン療法のみの状況になると 非結核性抗酸菌症となるとどっち向いて走って良いやら。

とりあえず、術後1年半の診察が終わったので、現在の体調などを書きたいと思います。