乳がんって、言われた

告知されて、治療も、何もかもがどうなるか分からない時期に、
苦しくて怖くて、誰かに聞いて欲しくて、始めたブログです。

北斗晶さんの話し

2015-10-17 09:30:14 | 病気に関するぼやき

北斗晶さんが乳癌になったと報道があってから、北斗晶さんのブログを読みにいった。テレビでのいろいろなコメントは、毒がなくて楽しいものなので、好感を持っていたけど、今回は更にすてきな人だなぁとファンになった。

ご主人が、北斗晶さんがいなければ生きてゆけないと言っているのも頷ける。

癌という大きな問題を抱えた時。自分が消えてしまう とか 周りにとって厄介者になってしまう とか自分の根本の存在に厳しい課題をつきつけられる。抱えた課題が大きい分だけ、自分に何ができるんだろうかと誰しも思うだろう。北斗晶さんは、自分の乳癌をオープンにして、自分の治療の状況 日常の生活をブログに書いて、乳癌の検診の重要性を訴えていくという道を選んだんだと思う。自分のステージや生存率を話すことは、自分自身に死をつきつけることになるから、発表した後は落ち込んだりもしたと思う。でも、それが必要だと思ったから話したのだと思う。

ステージと生存率は、乳癌患者にとっては、神経質にならざるおえない。放置した場合の5年生存率50%だったらしいけれども、北斗晶さんが話したときには「標準治療を完遂しての50%」と聞こえてしまった。それで、いろいろ議論を呼んでいる。

北斗晶さんの言動に対して、乳癌経験者からは総スカンだとか 非難囂々だとか そういう記事がネットに散見されていらいらする。「担当医が間違っているんじゃないか」「北斗晶さんが間違って聞いているのではないか」などなどの意見は出ていたし、傷口をネットに出す必要を感じないとブログに書いているブロガーさんはいるけど、北斗晶さん自身を非難しているブログは見かけないのに。

ネットで一般の人にどんな風に非難されているのは知らない。ブログ村の乳癌カテ。沢山のブログが並んでいる。同じ病気を抱えて自分に何が起こるのか分からない時期に、リアルタイムで表現してくれているものを読むのは安心感につながるし、自分自身どれほど助かったことかわからない。ブログに寄せられるコメントも暖かいものが多い。

残念だけど、乳癌であるということだけで、攻撃のネタになるみたいで、書いた内容を非難する人もいる。今回北斗晶さんに向けられている「他の乳癌患者への配慮が足りない」って形でブロガーさんを追い詰める。読んでいる限りは、それが趣味なんだろうなと思ってきた。

北斗晶さんが、追い詰められるような事になりませんように と思わずにいられない。

北斗さんのブログは、今日も元気。杞憂かー

 


11月の検査

2015-10-02 11:06:54 | 初期治療後の体調

来月、1年に一度の術後の定期検査を受けます。エコー、マンモグラフィー、骨シンチ、胸腹部のCT検査、採血。それと非結核性抗酸菌症の検査。

今年の夏は、気候不順のせいかな 風邪を2回も引き込んで、一昨日から久しぶりの出血性膀胱炎。蕁麻疹も出てしまったりして、免疫機能が落ちているのかと不安はつのる。

今回、ブログを更新するにあたって、4月の体調を読み返してみた。身体の方は、変わらない。手術の後遺症とか、抗がん剤の後遺症とかいっていいのかもしれないけど、もうあまりよくはならないのだろう。日常生活に支障がないから、あまり気にしてはいけない。

気持ちは、やはり先の事を考えると検査の先のことは考えられない。年末の予定。11月の連休。どう過ごすかなんて、その期間の事が考えられない。空白にしていて、状況で考えるしかない。

ただ、仕事はそうは行かない。予定がもう12月まで入っている。何かあったら、どうするんだろう。仕事を放り出さずに、ちゃんとやれるのかな。経済を考えると淡々とこなしてゆくしかないのだけれど。そう考えると、そういうリスクをしょって職場は雇ってくれているんだよね。有り難いことなんだよね。