乳がんって、言われた

告知されて、治療も、何もかもがどうなるか分からない時期に、
苦しくて怖くて、誰かに聞いて欲しくて、始めたブログです。

パクリタキセル9回目終わりました

2012-07-28 16:18:28 | パクリタキセル
体調の変化としては、少し味覚障害が出てきたかな。今朝、コンソメのスープの味がヘン。今も何となく口の中が不味い感じ。FECの頃のまずさや口の中の乾き、口内炎、常につきまとう何となく気持ちの悪い感じと比べると問題なしです。

しびれは、右手のおや指の先の感覚がヘンです。正座してしびれて、感覚が戻ってくる前の気持ちの悪さがあります。違和感と言えば違和感だけど、生活に支障が出るほどじゃないです。
左脚の指全部と右足の親指の先の感覚がやはり右手の親指の先と同じ感じです。転びそうになるとかそういうのはないです。

身体は、何だか動くとだるい。FECの頃のような、ふぅふぅいうようなだるさじゃなくって、「あれー。何だか、身体が動きにくい」って動いている内にちょっと悲しくなる感じ。じっとしていれば、大丈夫。テレビで、オリンピックの観戦などしていれば、忘れています。

頭皮ケア

2012-07-24 23:27:40 | 副作用対策
頭皮ケア
勉強会に行ってきたので、何かの参考になればと思いアップします。随分時間がかかってしまいました(^ニ^)

脱毛について
程度は抗がん剤の種類、投与量、スケジュールによって差がある。予防法は、確立されていない。脱毛は、全身の体毛におこる。頭皮は、他の部分の毛と比較して成長速度が早く(頭髪 1cm/1ヶ月 眉毛はその半分)90%が成長期にある(眉毛は10%)。成長期にある毛は影響を受けやすい。

抗がん剤の脱毛の頻度 

脱毛程度
高度    タキソール、タキソテール、アドリアシン、ファルモルピシン
中等度    エンドキサン
軽度    5-FU、ジェムザール

脱毛の経過

抗癌剤治療後に、最初に生えてくる毛は、毛髪の芯(毛髄質)のない力のない、メラニンが十分に作られていない白っぽい、細胞の発育不全、キューティクルに偏りのある猫っ毛のようなカール毛。段々、元の髪質の戻るそう。脱毛の経過は、抗がん剤を初めて2-3週間で脱毛し、抗がん剤治療終了約2ヶ月で発毛開始。ベリーショートになるまでに8ヶ月から1年かかるそう。


抗癌剤治療中の頭皮ケア

○頭皮は顔の2倍の皮脂分泌がある。脱毛しても頭皮は汚れるので、毎日シャンプーを行い清潔に保つ毛がないので洗うのはひどく楽だけど。。。
○抗がん剤の影響で皮膚のバリア機能が低下している。残留性の高い成分(ジメチコンなど)が多いものは避ける。リンスインシャンプーは避ける。医薬部外品のシャンプー剤はなるべく避ける。
○シャンプーの仕方の注意点。ぬるま湯を使用する。シャンプーする前に十分に髪をシャワーで洗い流す。シャンプー剤は、スポンジや泡立てネットなどを使用し十分に泡立てて頭皮を指の腹でやさしくもみ洗いする。リンスの使用は避ける。シャンプー後は柔らかいタオルで頭皮をこすらずに水分を拭き取る。濡れた頭皮は傷みやすいので、濡れたままにせず良く乾かす。ドライヤーは、なるべく高温を避ける。頭皮マッサージや育毛剤の使用は血行を促進するので避けること。
○脱毛中のかゆみはかかずに濡らしたタオルで冷やす。脱毛中は頭皮がぴりぴり、チクチクすることがあるが、脱毛の進行と共に次第に治まる。
○脱毛を始めたときに自分で抜いてはダメ。毛根が痛むそうです。( 痒いし、そのままにしておくと掃除が大変だし、知らなかったので私は結構抜いちゃいました(T_T) )

投薬終了後の頭皮ケアと自毛の対応について

○投与終了後は、血行を促進させることを心掛ける。投与終了 約2ヶ月後からは頭皮マッサージ。育毛剤の使用。入浴で湯船に入る。無理のない軽い運動を行う。
○カラーリングやパーマは放射線療法中や抗生物質投与中は控える。
○カラーリングやパーマは投薬終了後約6ヶ月は休む。初めてするときには、パッチテストを必ず行う。(ヘアマニキュアはもう少し早くてもよいそうです)

以上です。参考になればいいのですが。。。
ちなみに、最近の私の頭は、カンペキ脱毛状態です。すぐ汗をかくのでタオルを頭にかぶせて上にケア帽子をかぶって過ごしています。タオルはすぐ変えられるから。ケア帽子は数が限られていますし。ケア帽子そのままよりは何故か涼しい。
見た目は、なんでしょ、エジプトの男性のかぶり物みたいな感じ。。。イラストの上手なブロガーさんたちみたいに絵に出来なくて残念です。。。写真?お見せするようなものでは。。。 。。。

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点滴場所の悩み

2012-07-23 21:56:27 | ぼやき
FECを4クール。ウィークリーパクリを8回した左腕は、既に抗癌剤の副作用による血管炎の結果 ピンと伸ばすと内側に硬くなった血管が凹んだラインが出来る。さらに、伸ばして無くてもうっすらと茶色い線が一本。

乳腺の主治医の先生は、いずれ良くなるって仰ったけども、いろいろなブロガーさんの記事を読むと多分一生ものなのかなと思う。。。まぁ、機能上問題がないので(痛みはもうないから)問題が無いといえばないのだけれども。採血してからの抗がん剤。手の甲の血管は浮き出ていて点滴しやすそうだけども、肘のあたりの血管は繰り返された採血で潰れてしまって、しかも、抗がん剤が毎回そこを流れたせいか硬くなっている。しかも、脂肪がついていてわかりにくく、点滴を刺しにくそう。。。

これまで、手の甲で点滴をしていた先生は、点滴に自信がないのか 他の部分は触るけど必ず一番まっすぐな手の甲の血管を選んでいた。
前回、腕の醜い引き連れを相談したとき看護師さんのアドバイスは、手の甲の血管を採血に使って、抗がん剤は肘の内側の血管を使ってもらったらというものだったけど、、、うまく、点滴 させるのかなぁ。。。
抗がん剤がもれたら、怖いし。。。

いや。先生の腕を。。。疑っちゃいけないと思いつつもちょっと心配。

やはり、抗がん剤のために手の甲を明けておくべき。。。?

こういう悩みが出るのならば、使う血管については先生に伺っておけばよかった。。。
。。。命が大切なので、究極どうでもいいことなんだけども、何らかの手立てがあるのならば、その方がよかったから。

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パクリタキセル 7回目

2012-07-17 22:43:37 | パクリタキセル
パクリタキセル7回目何とか終了しました。
副作用かなと思うのは、足先の軽いしびれ。正座したときに感じるようなじんじんするしびれでは無くって、雪道を歩いて足が冷え切って痛くなって、ヒーターで暖めているときのような感じのしびれです。
良くなりそうな感じだけど、強くなったり 弱くなったり。。。消えることなく居座っています。
気になってしょうがないって程のものじゃなくて、何かに集中しているとき 仕事中や通勤途中には意識しません。
今、パソコンの前に座って 注意を向けてみると確かにあるって感じ。今の所、気にしないでいれば大丈夫。

白血球は3200だったので、今回も出来ました。
でも、次回はどおかなぁ。いろんなブログを読んでいると採血は3週に一回だったとか。3000以下でも点滴してもらったとかあるので、どう違うのかなと不思議に思います。
病院によって基準が違うものです。

他の副作用は、何かだるいけど これって急に暑くなったという影響もあるかもしれません。
今日は、36度とか。。?節電しているので堪えますー

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癌と向き合う

2012-07-06 17:06:55 | ぼやき
他のブロガーさんの話を書いてしまうって、マナー違反なのかな。
良くわからないし、ときどきそういう場面は見かけるのでいいのかな?

とにかく、乳癌の検診で引っかかって、それから、いろいろブログを読んで元気をもらって、私にとっては、お世話になってばかりのブロガーさんの一人です。再発乳癌の方なので、いろいろな局面が綴られて、何度かコメントしたいと思ったけれども、言葉がうまくつづれなくて、何度も断念してしまっている。いつか、よく考えてコメントをして関わりをもたせていただけたら、嬉しいと思いつつ、ランキングのボタンをぽちっと押す日々。。。書いてみて思ったけど、こんな所でも私はヘタレなんだわ。。。いろいろお世話になっているのに、何にも出来ない

何度か、書いたけど乳癌という癌にかかったと知ったとき、世界が変わってしまう。それは二度と元の世界へはもどらない。ありとあらゆることが、それに支配されてしまって、影響を受けないものは何一つない。
生活に関わることなら、ありとあらゆる事を考えるときに、癌患者 余命 治療という不確かだけど これまでぼんやりと自分の前にあった更年期を過ぎて、老年、死へ向かう道筋。50ともなれば考えない訳じゃなかった。でも、現実として目の前になかったものが、ぽんっと現れてしまった感じの変化でした。65才までは働く気でいたし、その後は70代後半までは、生きているつもりだったから。いろいろと押し寄せてきて混乱した。

自分でブログを始めて、へたれて文章をぽちぽちと書いてきて、そんなのに付き合って下さったケイさんやさちさんのそのほか目を通してくれた人たちのおかげで、まとまってきた部分も大きいけれども、いろいろな人のブログに綴られる生き様には影響を受けた。

徐々に
「再発するか しないかはわからない。びくびく考えるのは、無駄なこと」ある、再発されたブロガーさんが書いておられました。再発した自分が言うのだからそうなのだと。再発してから考えればいいのだと。そうだよなと素直に実感しました
「なってしまったものはしょうがない。出来る限り(身体が許す限り)の治療を受けて、治療を受け続けることになっても、日常生活を取り戻そう」実際にどういう生活を出来るようになれば、取り戻せたというのかというと良くワカンナイのですが、意気込みはそんな感じ
「再発してしまったとしても、どんどん新しい薬は出ているし、みんな頑張っている。再発しても長く生きている人も沢山いるんだから大丈夫。頑張ろう」
そして、家族に関しては
「痛い手術も、辛い通院も、点滴も、忙しい仕事も。全て、少しでも長く家族の側にいたいから。いて欲しいと思ってくれていると思うから。側にいようと頑張っていることこそが、家族に見せる姿だから」
子どもに関しては、うちの子供たちはもう大きいので、そういう感情はあまりないかもしれないけれども、、、
病気にせよ、交通事故にせよ、親が亡くなったとき、子どもは理不尽なことだけれども「捨てられた。置いて行かれた」という感情を持つって言うから、頑張っている姿を見せないと。

という考えにまとまり、治療をうけていたのだけれども。。。

担当の精神科の先生によると
「この治療がダメでも まだまだ先がある。大丈夫」って考え方ではダメらしい。癌と向き合っていることにならないらしい。
「治療の選択肢が限られてしまう時が来るかも知れない、と言う事実からは目をそらさず、自分は大事な人にどういうメッセージを残せるか、自分がいなくなることは、それはとても悲しいことだけれど、それにも意味を見つけられればカンペキ」ってことらしい。カンペキである必要なんてないとは思うし、カンペキを求めれてもなんだけど。。。求めてないのかもしれませんけども

いろいろな治療を頑張っていること自体がメッセージだと思うのだけども違うのだろうか。
抗癌剤だって、手術だって、乗り越えられない試練じゃないけども、簡単なことじゃない。
越えてゆくのは、側にいたいからってメッセージに他ならず。。。他に何を考えればいいのだろうって思って。。。
後の憂いのないように 何て状況は絶対できっこないし。ぐるぐる。

ぐるぐるした結果、今は結局前の考え方でよいという気持ちになってきています。
同じ結果になってたとしても、一度考えて見るのは、良いことだったのかな。
いや、色々考えたのだから、何か+になるものを拾っておかないと。
そこまで、もう、ちょっとかなー。

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