山帽子のとまり木

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ちょこっと、寄り道(小倉城内)

2007年09月21日 | Weblog
近くを通ることはあっても 足を止めて見るとか まして 城内の中まで入ること余りにも見近すぎてもう 何十年ぶりなのか 自分でも覚えていないその位
疎遠であった 小倉城 近辺であった。



市役所前には数年来の大規模改修工事が続いていた 市民緑地広場が完成し
驚くほどの広々とした 緑の素晴らしい公園が完成していた、
最近この広場は各種の屋外イベントに開放され 市民の憩う緑地に生まれ変わっている。




それでは ちょっとだけ お城の中に入ってみよう
まずこの大手門から、3~4mもあろうか 大石の石垣。



石垣に囲まれた 幾重にも曲がりくねった お城までの通路、敵からの進入を防ぐ
為だろう延々と続く 石垣の通路。



大きな 松ノ木の木立からの お城。
境内には自由に出入りできる為 市民の散歩 また 剣道の素振りを稽古している人 太極拳の柔らかい動きの練習するグループ それぞれの楽しみ 生き方があるようだ。



そんな中でこんなもの見つけた。
”珪化石”という。
以下記述から引用。
  木の幹が地層に長い年月かけて 化石に変わったものを 珪化石と言う。
  福岡県 響灘の海底から引き揚げられたもので 推定 4000年前のもの
  で 木の種類は 定かでなく、特定できない。

かなりの大木であったことがうなづける。



この小倉城も戦国時代に翻弄された歴史がある。
案内にあるように ここからはほど近い 例の壇ノ浦の戦い 小次郎VS武蔵
のかかわりが、はっきりと歴史に刻まれていた。
ここに武蔵の養子 ’伊織’とともに ここに滞在していたのである。



こうした 御前会議も頻繁に開かれていたのである。



城内より 市役所側のお堀前にでてみると このような興味深い立看板が目にとまった。この地を治めていた 藩主の考え方が顕著に比較した史実があった。
この大石の取り巻く 大名の懐の深さが現れた面白い歴史です。
この 案内看板読んでいただくと お分かりいただける。



二人の藩主によって いい形で一件落着の大石も今では このように お堀端で大事に鎮座利用されて長い風雪を耐えて今にその姿を見せていた。
私も江戸時代からの大石に手で触れてきました。



城内のあちこちには このように 秋の花が咲き 静かなな時間(とき)が過ぎてゆきました。



初秋の澄んだ青空にひと際映える 小倉城の全景
長い歴史を刻んだであろうこのお城は市民の誇りであり また シンボルでもあります。ちょこっと 寄り道しただけでも こんな深い歴史の 一端に触れることことできました、全国各地のお城に纏わる 歴史いろんな歴史あるんだろうなあ。




  

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ベニマシコ)
2007-09-22 08:59:20
wagtailさんのところでUPされたのを知り、立ち寄りました。
小倉城 りっとぱなお城ですね。

それぞれにさまざまな歴史を経過して今に伝えてくださっているのですね。

小倉、やはり洗練されたビルが並んで都市って感じですね。

いいところにお住まいですね。
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Unknown (wagtail)
2007-09-22 14:41:07
素敵な小倉城の写真のお届け、ありがとうございました。
やはりアップされていましたね。
飛んできた甲斐がありました。

小倉城、屋根が変わっており風情を感じると共に、
洗練された美しさがありますね。
特に白壁の輝きは美事です。

また、ブログの写真から散見できる石垣は、
切り石には見られない素朴さと豪快さにあふれており、魅力的でした。

近くに行ったらぜひ拝見したい城の一つになりました。
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小倉城 (山帽子)
2007-09-22 21:59:33
<ベニマシコ>さん
普段はめったに 行かなくて 遠くで眺めるだけなのですが たまたま 時間が出来たので 寄り道してみました、お城も綺麗にお化粧直しされて 台風で傷んだ ’しゃちほこ’も修復されたと聞きました。

ある意味では貴重な文化遺産なので保存にはみんなで守っていかなくてはなりませんよね。

緑地は相当広く 都会の中の川辺とオアシスをコンセプトに造られたようです。


<wagtail>さん
澄んだ秋の青空に映えて とても美しいお城でした。
時には こうして 改めて訪ねてみるのもいいものです。有名な歴史上の人物がこの地に同じところに立っていたとは 感慨深いものありました。
機会あれば是非お訪ねください。

信州出身の小笠原公が この地を治めていたゆかりの地ですから。

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