山帽子のとまり木

ご訪問いただき有難うございます、『おもてなしコーヒー』とお茶菓子も、ご用意できました。
ゆるりと遊んでお帰りください。

長崎 ロマン(出島)

2009年01月14日 | Weblog
過去何度か長崎には訪れてはいるが なぜか この<出島>には行く機会がなかった。


その理由はこの<出島>に入ってよくわかります。
つまり いわゆる名所・旧跡てきな観光史跡からは少しかけ離れていて、
実際の往時の史実がまことに忠実に復元されて 歴史的実感があまりにも
強烈に感じとられて 駆け足的観光にはまったく不向きで 短時間の
物見はどうも向いていないからだとわかりました。
つまり ゆっくりと見てあるくには少なくとも 半日&一日以上はかけなくては
ならないほどの沢山の見所があるわけです。



私たちはまず東門から入場でした。

この建物は 「旧長崎内外クラブ」
長崎に在留する外国人と日本人の親交の場所として使われていた。



<出島神学校>
江戸幕府の鎖国令によりこの狭い出島だけの生活で オランダの商館員たちの
唯一の安らぎの場であったにちがいない。



細かい歴史の歩みは 省きまして
復元された建物 また往時の外国人(オランダ人)と日本人の 全てにわたる
生活習慣は良く分かるようになっている。

江戸幕府の監視下に置かれて 異文化との出会い 全てにおいて興味深い
史実がリアルに再現されています。



ほぼ中央に位置しているのが 商館長(カピタンと呼ばれていた)の居住地建物。
内部は和洋折衷で畳の上に机&椅子がある。
なかなか豪華な装飾が施されている。



カピタンたちの食事の部屋。この部屋で盛大なクリスマスなどの行事も
行われていた。



この部屋が 侍姿の幕府役人たちとの接見の間であった。





十五分の一の出島の模型。

幕府の鎖国令の中 国内で唯一の貿易の拠点で商館員や日本人の
自由な出入りは厳しく禁止され限られた 幕府の役人と
遊女だけが出入りできた。
 往時の<出島>は長崎湾が全て見渡せる海岸に位置していたが
明治政府により周囲は埋め立てられて、まったく長崎湾は見えなくなっている。
歴史の証人の<出島>をもっと時間かけて触れてみたいものです。





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4 コメント

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Unknown (山のウグイス)
2009-01-15 09:23:27
雲仙岳の霧氷。
天気も良くグッドタイミングでしたね。
キラキラと輝く霧氷の美しさが良く表わされています。
それにしても隊員の皆さんお元気ですね!!!
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Unknown (山帽子)
2009-01-15 22:46:15
山のウグイスさん
この日はたまたま 午前中だけ青空が覗いて
くれましていいタイミングで山頂を踏む事ができました。いつ行ってもいい山ですよね。
昨年 W山の会の皆さんと行ったこと思い出しながらの山行でした。
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感嘆の連続 (メタボねこ)
2009-01-18 13:34:48
雲仙普賢岳の霧氷は感嘆の連続でした。白い花の並木通り、青い空とのコントラスト最高です。寒さなんて感じる暇は有りませんでした。「出島」はもう少し時間をかけて見たい所ですね。機会があればもう一度。
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RE 感嘆の連続 (山帽子)
2009-01-18 18:52:12
メタボねこさん
いやいや まったくもって 我輩&相方も感動でした我が相方もあんな綺麗な霧氷は初めて見たと感激していますよ!
山はお天気が何より感動を倍加しますが 自分も過去数回行っていますが 今回は本当に良かった感じでした。
出島では 時間などの関係で急がしてしまい申し訳ありませんでしたが次回機会あればゆっくりと訪ねてみたいところですね。
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