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気楽に山歩き

山歩きもHPも気楽に楽しむ日々を綴ります。話題は主に山歩き関連です。

人生いろいろ

2006年03月23日 | ひとりごと
先ず、
やっと、たまっていた山歩き(といっても散歩みたいなのもありますが)の記録をまとめました

 山行記録はコチラ → 3/11蕨山・3/14幕山・3/18武山~三浦富士

蕨山は行きそびれていた山でしたのでheppocoさんの記録を見た時、ここいいじゃ~んとチェックしていたのでした。でも一週間ずれただけで、雪が無くなってしまった・・・ざんね~ん!

幕山はこのところ毎年行っています。賑やかな山は好きではないですが、お花見は好き!ここは人工的ではありますが、自然と融合していて好きな場所です。海の見える風景もいいですよ~

三浦半島の武山~三浦富士は、子供の頃遠足で登った山でした。といってもはっきりは覚えていませんが、この時は武山に登っていたはずです。小学生の3,4年の頃だったと思います。遠足では他に、鷹取山(ロッククライミングで有名、かの今井通子さんも岩トレに来ていたそうです)や大楠山にも登らされました。そう・・・この頃私は体が丈夫ではなかったものですから(信じられないでしょうけど・・笑)登らされていた山歩きは嫌いでした。

とにかく横須賀出身ですから、どれも馴染みのある山です。武山はそんなわけで、数年前にもお墓参りのついでに歩いています。とはいえ、今回でたかが三回目ではありますが(笑)

武山には戦争や、今では自衛隊駐屯地としての位置づけなど歴史的には微妙なものがあります。詳しく語れるほどの知識は持ちませんが、この辺りとは私のルーツとも関わりがありました。

戦争とはまったく関わり合いがないと思われた私の出生が、実はありました。団塊世代では、たぶん同じような人が多いかもしれません。戦争がなければ私は生まれていなかった・・・多くの人の人生を変えたのがあの戦争でしょう。

今は自分の考えで生き方を決められますが、当時はどうだったのでしょう?両親の出会いや別れを詳しくは知りませんが、戸籍で見る限り両親の判断が投影されているように思います。親のそのまた親も、いったいどんな人生を歩んできたのやらと思いを馳せてしまいました。

疎遠だった実母が亡くなったと知ったのは昨年末。亡くなってから数日たった時でした。諸々の手続き上のことがあって連絡があったのですが、母を看取った兄が長いこと病気だったこともこのとき知りました。唐突ですが、母の家はこの武山の近くです。

かなりシビアな話題になってしまいましたが、まぁ世間にはよくある話です。

父方の祖父母に育てられた私は、幸いにも事実を知らされて素直に?スクスク育ちました。祖父母は隠し事はせず育ててくれました・・・・と思っていたのですが、今頃になって蓋を開けてみれば知らない部分が随分とありました。私に寂しい思いもさせず、卑屈な気持ちも抱かせず、祖父母はなんて賢かったのでしょう。私が早熟でなかったのは幸せなことでした(笑)

母の思いはいかばかりか・・幼い頃手放した娘をどう思ったか財産は正式な書面上、兄と折半にと遺されていました。はじめから相続は放棄と決め、その手続きをとりました。それにしても兄一家が初めて我が家に来たそのとき(今月中頃)、和やかに過ごしていたにも関わらず、最後に兄が倒れたのにはびっくりしました。救急車で近くの病院へ即入院。一時は意識不明でしたが五日目には退院することが出来ました。病院とはいえ、数日こちらで過ごすことになったのも、いったいどういう縁なのでしょう。

それらの出来事は極普通に生活してきた私には一つの通過点。人の心を計っても詮無いこと。これも一つのピーク、無事に通過しました。折も折、娘の自立と時期が重なって、ナーバスな時をおくっていたのでしたが、人生の縦走はまだまだ続きます。体にガタが来て健康面少々不安ではありますが、怪我をしないよう、病気もしないよう、これからもトシちゃんと二人三脚で気をつけて歩いていきましょう。ところでトシちゃん、ちゃんと荷物を持ってよね(^_-)v
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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行きたい行きたいと思いつつ… (かむかむわんわん)
2006-03-24 00:32:53
嗚呼。マイ初山登りの、思い出の山!

初登りましてからの丁度一周年記念に行こうと思いつつ…4ヶ月が過ぎてしまいました。



砲台山では、あの砲台の跡を見て、やはり何か胸に迫るものがありました…

今度行く時には、もと背景も調べて行こうと思います。



それにしても、私がヘーコラ言った山に、お二人とも「買い物帰りのご夫婦ルック」で気軽に行ってしまわれるとは~



さてさて、後半のsanaeさんズ深~い思い出、重~い思い出、なのになぜか軽妙で、とても惹きこまれてしまいました。&ちょいホロリ。

sanaeさんのお人柄ならではの視点だと思います。

「人生の縦走」…。これ、座右の銘にします!
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Unknown (sanae)
2006-03-24 14:27:29
かむかむわんわんさん、ありがとうございます。

かむかむさんが初めて登った山だとトシちゃんに話しながら登ったんですよ。えぇ、ちゃんと覚えていましたとも

私なんぞ、どんな山だったかまったく覚えていなくて、たまたま一緒になった若いお嬢さんに聞きながら行きました。

登るまで若い女の子ばかりだったからもうトシちゃんの嬉しそうな顔!

山頂では同年輩の人が宴会?してましたけど、意外や年齢層の若い人も多くいて驚きました。

重い話を軽妙ととってくださって嬉しいっす

いやいや、人生はドラマですワ!

終わりよければ全て良しとなりたいもんですが、こればかりはわかりませんね~(笑)

だから面白いのかな!
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