前夜は千歳の道の駅サーモンパーク千歳でした。
この日も天気予報は良くなく、オロフレ山の予定は中止でした。
ところが夜中に降った雨は起きるとあがり、
だんだんと青空に。
それならオロフレ山に行ってみようか~・・・
でも樽前山の方は雲がかかり、
青空とは裏腹に嫌な予感の雲が
横たわっています^^;
で、車で上るほどにガス。
登山口はやはり強風とガスで
昨日と同じ状況。
周辺のお花を撮りながら
晴れるのを待ってみましたが・・・
ウラジロキンバイ?
ウラジロキンバイ?とヨツバシオガマ
全然状況は変わりません^^;
日曜のせいか、思ったより車は多く、
そんな中歩き出す人も数グループ。
私たちはまたも取りやめて下ります。
キタキツネの親子を車の中から目撃
こちらは子ぎつね。
少し下れば霧はなく(涙)
青空がまた見えてきます。
翌日の予報は朝方雨が残るものの
快方に向かうということで
スィッチを切り替えます。
翌日は夕張岳の予定。
行程的に後半に充てていたのですが、
まだユウバリソウが見られるかもしれないからと
トシちゃんの機転で急遽変更したのでした。
ということで、本日は夕張観光と、
登山口方向の確認に充てることに。
先ずは石炭博物館へ。
ところが休館・・・^^;
立派な施設のようですが、周囲はやや荒れ放題。
町の中も閑散としていましたが
日曜日だから?
でも日曜日だから観光客が来るのでしょうに。
やはり見学目的で来ている男性がいましたが、
休館ならもっと手前の入口に書いといて欲しかったです^^;
財政の経営破綻の影響を垣間見る思いでした。
この後夕張岳登山口方向に下見です。
なにしろ自宅でナビに入れようとしたら
シューパロ湖の先に道が無いのです^^;
シューパロ湖まで行けば分かりそうなので
確認に行ってみましたが、それは新しいダムのせいでした。
なにしろ夕張岳は初めてでしたし、
ダムのことは全く知りませんで
愚かにも無知なことでした^^;
取りあえず新しくつけられた橋を通って
少しだけ行き、様子が分かったところで引き返しました。
先には民家など無さそうで、夕張岳へ行くだけにしては
立派過ぎる橋。
ついでに少し調べましたが、
2013年に完成し、2年前の2014年3月から湛水し、
昨年2015年3月に竣工式が行われたそうです。
それ以前にも大夕張ダムがあり、橋もいくつかあったのですが、
冠水、上水道の供給、洪水調節、水力発電など
多目的ダムとして生まれ変わったわけです。
水位が当然上がるためそれまで使われていた大夕張ダム、橋、道、
300軒近い民家、珍しい三弦橋なども水没しているそうで、
工事にとりかかるまでも大変なことだったのですね。
水の中に立つ木が上高地みたいです(^^ゞ
ダムの規模は湛水量が雨竜第一ダムに次いで第二位、
総貯水容量は揖斐川の徳山ダム、只見川の奥只見ダム、
田子倉ダムに次いで第4位で国内でも最大規模だそうです。
その工事の間に夕張市の財政破綻などあったわけで、
そんな背景とは裏腹に華やかな舞台を見た感じでした。
湛水が始まる前後には観光客も多く訪れたそうですが、
今では観光地というには地味な気がしないではありません。
「シ」はアイヌ語で本当のという意味で、
ユーパロは夕張を指し、それを合わせた造語で
シューパロ湖、シューパロダムとつけられたのだとか。
本当の夕張・・・また活気のある街に戻って欲しいですね。
調べるほどにいろいろなことが分かってきましたが、
お蔭で良い勉強になりました(^^ゞ
このあと道の駅夕張メロードへ。
名物のメロンやお土産など売っていましたが
夕方には閉店。
食事の出来る所も少なく早く閉まってしまいます。
側にはセブンイレブンがあり買い出しができますが、
向かう途中レストランを見つけて入りました。
ここもまた珍しい場所で一応現役の駅舎。
JR北海道石勝線(夕張支線)で今では無人駅。
その駅舎の一角にリフォームされたおーやまという
レストランがあり、名産の長芋など使った料理が
評判だそうです。
お値段はちょっと高めでしたが
とても美味しかったですよ(^^ゞ
食べている間電車は通りませんで、
時刻表を見るとなるほど・・・でした。
ちょっとホームへ。
最初は廃線かと思いましたが
レールは使われているのがわかりました(^^ゞ
ワンマンカーなんですね。
単線で本数も少ないですが
途中に線路を渡る古い陸橋があったりして、
何故に?と不思議な思いもしました。
この後道の駅夕張メロードへ。
トイレは第2駐車場の方にあるのでそちらへ。
その夜はまた雨になりました^^;