田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

ワクチン届けず接種せよとは これいかに

2021-05-03 | 日々の暮し
今日は憲法記念日。
憲法施行の日から74年経った。

今、関心はコロナに向かい改憲の声はあまり表に出てこない。
だが、その動きが続いているわけで注視しておく必要がある。
何しろ国の根幹を決めるものだ。


(WEBから)

同年代の会話ではワクチン接種は何時頃かの話しが必ず出る。
ワクチンさえ打てばコロナから解放されるように捉えている人がいるが大いに疑問だ。

そのワクチン接種だが、進んでいない。
日本国民の接種率は4月末現在で1.3%(米国37%、英国約36%)。
OECD加盟国37カ国中最下位である。

さすがに菅首相は高齢者のワクチン接種を7月末までに終わらせろと言いだした。
このままでは支持率低下に拍車がかかり衆院選どころか総裁選も乗り切れないとの判断だろう。
判断の基が国民を守るという観点ではない。
また、今の現状からすれば各自治体との間に軋轢が生ずるのも必至だ。

自治体の多くは7月中に高齢者のワクチン接種は完了できないとしている。
その主な理由の一つが国からワクチンが届かないというもの。
必要なワクチンを届けずに7月末に接種完了せよとは無理難題だ。
この人、現実が分かっていない。
指示すればそのとおりの現実が出現すると思っている。
こりゃ駄目だ。

ワクチン接種が進めば緊急事態宣言の早期解除、東京五輪開催の両立が可能と考えてのあがきか。
多くの人が何を求めているのか真摯に受け止め、その実現を最優先に対処すべきなのに。

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