結婚までは 母が作ってくれたものを食べて
これがお料理だと思っていました。
私らの時代 「家族で外食」の時代ではなかったし
社会人になっても 友達と食事は行ったけれども
今のような美食のこだわりはなかった。
だから実家の味は ずっと実家の味だし
それが私の味でした。
お料理教室で基本的な事は習ったけれど
結婚スタートは 育った関西でなく 関東だったんです。
ネギも青ネギが普通だったのが 白ネギしか売ってない。
白滝と糸コン こんにゃくの名前が違ったり
魚を買ったけれど 頭が下ろせなくって
主人が帰るの待って切ってもらったり。
主人の実家の味も違いました。
私は山で育ち 主人は海近くで育ちましたから
魚の種類も食べ方も違います。
色々とあったけど 若かったから頑張って来れたと思います。
ご近所の奥さん友達や 子供の学校のママ友や
会社の寮の奥さん達
何処もご近所さんが気さくで
お昼食べる!? で
家庭料理を作りあいっこしたり ご馳走になったりしました。
その家それぞれのお料理で
それぞれの味付けがあるのだと 勉強になりました。
その内 時代が進んで 外食をしたり 出来合いの総菜を買ったりと
いろんな物が味わえるようになって
今に至っています。
その家の料理があって いろんな味があって
どれもが正解なのだと思います。
美味しい!って思って食べれるのが何よりなのです。
ベランダのハイビスカスが初めて咲きました。
1個です。いろんな方向から・・・