祐喜子のひとりごと

日々のつれづれを書いていこうと思っています。

あれから10年です。

2021-03-13 15:09:20 | 日記
3月11日は 東日本大震災が発生して 10年の節目の日でした。 朝から あの時のニユースが流れ それぞれの地で復興が
進んできましたが、10年の間、どんなにか辛く苦しい思いを味わって来られた事でしょう。 
住まいや、宝物のような お子さん、ご家族を亡くされた方、本当に本当に 掛ける言葉もない思いでした。
その時の映像を10年後に改めて見て よく耐えて 生きていて下さったと 思わずにはいられません。
私も 今日は大切な 事、人を 想う1日にしょうと ずーと涙を流しながら見ていました。

当時電気も消えた夜空には 空の端から端まで 見たことも無い程の 小さな、小さな星がこぼれる程
光り輝いていたのです。 震災に遭われた皆さんが、あの星空に救われたと話していました。
普段は家々の光の中で、夜空の 小さな星の輝きは かき消されていたのですね。

「星の王子さま」の中で王子がキツネに「大切な事は目に見えないんだよ。心で見なければ」と言われ、
自分にとって何が大切かと気付く有名な場面がありますが、その事をすぐ思い出しました。

一つ、一つの星は震災でなくなった方々の命の輝きだと思った。
「空から いつも見ています。光りで 貴方の心を照らしていますよ」と抱きしめてくれるような 優しい穏やかな
星の光りでした。 私も 時々夜空を見上げて母と会話をします。「大丈夫だよ」「守っているから」と言ってくれる気がします。

宮城、岩手など東北の復興は形を変えながらも進んで、落ち着きを取り戻してきました。しかし、福島の復興は 
まだまだ道半ばです。 皆様、どうか、ご自愛下さって お元気でおすごしください。
又 復興を待たずに、ほかの地で営みを結んだ方も多いと聞きました。福島の方は努力家で頑張る土地柄の人達です。
頑張って下さると信じています。
私は 福島の旅や 食品、宮城の味、地元のお店を選んで買い物をしています。ささやかな事しかできないけれど
忘れないようにしたいと 改めて思った一日でした。 


 
















































コメント (1)
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