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やいまの島々美しゃ・心美しゃ

 やいま(八重山)のブログへ、おーりとーり♪ タイトルは
「しまじまかいしゃ・きぅむかいしゃ」と読みます。

8/17 イギリス旅行記~湖水地方へ

2023-09-04 | 旅行・出張

旅行記の続きです。

 

ロンドンで2泊した後、8月17日に湖水地方へ移動しました。

2日間お世話になった Hilton Paddington のロビー。

2回目の朝食。前日と同じようなものをチョイス(笑)

私はパンと玉子とお肉系は少しずつ、果物とヨーグルトがたくさん食べられれば満足な人です(笑)

ちなみに朝食を頂いたレストランはこんな感じ。

日本人の宿泊者も数組いました。

 

スーツケースを押しながら、パディントン駅から Euston (ユーストン)駅へ向かいます。

 

ユーストン駅です。

ウォータールー駅の外観と比べて、現代的でちょっと拍子抜け。

 

ユーストンからは、主にイギリス北西部への路線が出ています。

電光案内板。

ユーストン駅構内でお昼ご飯のサンドイッチを買っておきました。

 

9:30ユーストン発のこちらの列車に乗ります。

Avanti West Coast という鉄道会社が走らせている特急です。

 

イギリスの鉄道は、1994年に民営化された後、各地の路線で旧国鉄線を民間の会社が運行していますが、ぜんぶまとめて National Rail というブランド名で呼ばれています。

私たちは Avanti West Coast でユーストンから Oxenholm(オクセンホルム)まで行き、そこで Northern Line という在来線に乗り換えて一駅先の Kendal(ケンダル)が目的地。

ケンダルまでの切符も Trainline であらかじめ日本にいるうちに手配しておきました。

Trainline は便利です。手数料を取られるけど、Avanti West Coast の指定席を予約するとき、進行方向の向きの席か、逆向きの席か、荷物置き場に近いほうが良いか、などの希望も選べました。

でも、進行方向の向きで、荷物置き場に近い指定席を予約したのになぜか進行方向と逆向きの席だった(涙)

そして荷物置き場は、二等の車両だとわずかなスペースしかなくて、私たちはのんびりしていたので既にスペースが埋まってました(涙)

一等車両もちょっと検討したんですけどね~ 二等に比べてものすごく高かったのでやめました。

 

それで。。。この Avanti West Coast で同じように湖水地方や、その先?へ向かう人が、平日なのにたくさんいて、車内は満席。

いわゆるデッキ (女性車掌さんは vestibule という単語を使っていた)に立っている人も。

しかも上記の通り荷物置き場がいっぱいになっても、私たち(=大きなスーツケース2つ)と同じように大きな荷物を持った人ばかりで、どこにもそれを置く場がないので、私たちも他の人たちも、最初はしかたなく通路に置いてました。

その、荷物でほぼふさがれた通路を、体の大きな女性が空いている席を探して行ったり来たり通るわ、妊娠しているとある女性は「席がないから立ってないといけない」と車掌さんに泣きつくわ、もう~車内はカオス状態でした。

結局、てきぱきした女性車掌さんが、荷物を置いて席を占拠している?人たちに席を開けるよう指示してデッキに立っている人たちも座らせてあげて、通路の荷物(私たちのスーツケースも含めて)は、スペースに余裕のある一等車両の荷物置き場へ移動させるようにとこちらも指示。

なのでまーさんがスーツケースを移動させたのでした。

 

やれやれ。。。なんとかカオス状態が落ち着いて、一路湖水地方目指します。

ユーストンを出たあたり。こういう都会の駅付近の風景は日本もイギリスも同じ感じですね。

 

カオスな車内。。。

カオスじゃないように見えますけど、満席です。

 

ロンドンからちょっと離れると田園風景が広がってきました。

 

私たちの席のすぐ後ろに、ワンちゃんを連れている人たちが!!

キャリーに入れたりせずにそのまま犬を乗せられるとは。。。日本じゃありえませんね。

イギリスは本当にワンちゃんフレンドリーな国です。

ちなみに滞在中、飼い犬はたーくさん見ましたが、猫(野良猫)は一匹も見かけませんでした。

 

川のある風景。

 

さて、ロンドンからケンダルまでは3時間13分の電車の旅。

Google Map でユーストンからケンダルまで直線距離を測ると約357kmです。

横浜から京都の直線距離くらいかな?

9:30にユーストンを出発して、11:55にランカスター駅で乗り換えました。

 

ランカスターからオクセンホルムまで、別の Avanti West Coast に乗ります。

このランカスター~オクセンホルム間も指定席をとってありました。

こちらはユーストンを出発したときのようなカオス状態はありませんでした(笑)

車内の様子。

 

オクセンホルムで Avanti West Coast に別れを告げ、次のケンダルまで一駅(5分)だけ、Northern Line に乗りました。

オクセンホルム駅の写真を、私もまーさんも撮ってなかった。。。ちょっと Avanti West Coast が遅れていてオクセンホルムでの乗り換えに急いでいたかも?

一駅だけ Northern Line に乗って無事に12:43にケンダル駅に着きました。

乗ってきた在来線です。

このケンダル、無人駅で改札もなかった!!田舎の証拠!!(笑)

 

レンタカーを手配していた Enterprise というレンタカー屋さんは駅から500mくらいのところにあって、歩けないこともないけど、スーツケースがあるので迎えに来てもらいました。

事前に、迎えに来てくれません?と、電車の中から電話しておいたのですが、実はその電話口で、レンタカー屋から聞いたのはなんと。。。

予約していたのと違い、EV車になるけど良い?だって。

はぁ~?(その2)

湖水地方ではスーツケースもあるので大きめのSUVが良い、ということで日産のジュークのオートマを予約していたんです。4月にですよ。

なのになんで最後の瞬間にEVになる??

今回のイギリス旅行で2回レンタカーを手配しておきましたが、1回めはマニュアルになり、2回目はEVになるって。。。

笑えないけど漫画みたいな展開です。

EVだとガス欠ならぬ「電欠」になるのを心配するまーさん。

レンタカー屋曰く、湖水地方でもEVをチャージできるところはたくさんある、と。

これしか車はない、というので仕方ありません。日産ジュークの代わりにシトロエンのEVを借りることになりました。

 

ケンダルの町。

無人駅な割には町は結構大きかったです。

 

どこどこのスーパーだと rapid charger(急速充電器)があるよ、など一応、EV車についての説明を受け、いざ、出発。。。

レンタカー屋で100%充電にしておいてくれれば良いものを、60%ぐらいの充電だったのでまず街中のスーパーで充電しました。

でも、たとえ私が英語がわかっても、EV車の扱い方なんていきなりサクサクとわかるものではありません。

どうやって充電スタンドで充電するのか、もう~めちゃくちゃ苦労して、すったもんだしているうちに時間ばかり過ぎるし。。。

あぁ~貴重な観光のための時間が~~

しかもこの日、16時から、ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターさんの住んでいたヒルトップの入場予約をしていたので、それに間に合うのかどうか。。。

100%充電までは待てないので80%くらいまで充電できたところでケンダルを離れ、ウィンダミア湖へ向かいました。

 

町から田園風景に。

 

ウィンダミア湖は南北に細長い湖で、そのちょうど真ん中あたりに東西に湖を渡れるフェリーがあります。

このフェリー乗り場もちょっと道に迷いつつ。。。親切なおじさんに道を聞いたら教えてくれました。

フェリー乗り場までの道路上に「ここから並んだら待ち時間1時間」みたいな表示もありましたが、この日は空いていてすぐ乗れました。

フェリーです。

 

細長い湖なので川を渡るような感覚です。東西方向に湖を渡るフェリーは10分で向こう岸に着いちゃいます。

やれやれ、なんとかヒルトップに間に合いそう。。。と、やっと落ち着いてウィンダミア湖の景色を楽しみました。

 

フェリーの柵にあった案内。

1.ハンドブレーキかけてね、2.エンジン切ってね、3.下船するときは案内を待ってね、と書いてあります。

こちらは運賃について。

支払いが済むまで車内にいてください、と。

この支払がまたキャッシュレスで。

イギリスにいる間、ほとんどカードでの支払いでしたが、カードを差し込んで4桁のPINを入力するやり方の他、日本でも少しずつ普及してきている「非接触式」のカードだと差し込まずにタッチするだけで、あら便利。

クレジットカードが「非接触式」対応かどうかは、カードに、WiFiの扇形のマークが横向きになったようなやつがついていたら、そのカードは非接触式対応カードです。

。。。って、イギリスに来て初めて知ったのでした(笑)

 

フェリーでほんの10分の船旅です。

 

ウィンダミア湖の西岸に着き、ヒルトップへ向かいます。

16時前に、間に合いました。チケット売り場。

チケットと言っても、日本にいる間に既にカード決済していたので、名前を言うだけでOKでした。

ヒルトップのあるニアソーリー村です。

可愛いおうちがあちこちに。

左奥に見えるのは、ポターさんの絵本にも出てくる「タワーバンクアームズ」という飲食店。

 

こちらがヒルトップです。

ポターさんが湖水地方に移住してきて住んだ家です。

 

まずお庭をちょっと散策。

左上から時計回りにヘリクリサム、バラとローズヒップ、リンゴ、アストランチア。

あひるのジマイマの看板。

ジマイマと一緒に、庭に隠された卵を探してね、みたいなことが書いてあります。

 

ヒルトップは、雰囲気的には、可児市の「ぎふワールド・ローズガーデン」の中にある「ターシャの家」の大きい版みたいな感じですね。

 

ヒルトップの中を見学する際、はじめに、ヒルトップを管理しているナショナルトラストのスタッフさんから「写真はOK、でも展示物は触らないでください」という案内がありました。

にこやかなナショナルトラストのスタッフさん。。。概して、湖水地方の人たちは笑顔でフレンドリーでしたね。やっぱり田舎は良いなあ。

ロンドンだと、店員さんは押しなべて不愛想な人ばかりでしたから(笑)

ヒルトップは床にビー玉を転がしたら転がりそうな(笑)、古いおうちでしたが、とっても可愛くて素敵でした。

窓際にポターさんの絵本が置かれていて、絵本に描かれた風景と実際の風景を比べたりすることができます。

ポターさんの寝室。

ポターさんの手紙と眼鏡。

二階の部屋です。

 

再び外へ出てリンゴの木のあるところで座って休憩。

振り返るとヒルトップを遠目に。

ポターさんの看板。

ヒルトップ付近の、ニアソーリー村の風景。

ピーターラビットの道路標識!!

ヒルトップでお土産も買い、夕食を食べるため再びフェリーにのってウィンダミア湖東岸に戻りました。

帰りのフェリーはちょっと車多め。

 

ウィンダミアの町で、タパス屋のようなお店に入りました。

牛肉の煮込みみたいのと、エビのサラダと、パン。

まあまあ美味しかったです。

ちょっと少なめの夕食だったかな。

 

湖水地方でのホテルは、ウィンダミア湖の南端にあるレイクサイドホテルを予約していました。

賑やかなウィンダミアの町を離れ、ホテルのあるあたりは静かな雰囲気。

ホテルの部屋です。

広くて良いお部屋でした。

 

レイクサイドホテルはリゾートホテルで、なんとこんな大きな室内プールもありました。

風光明媚なウィンダミア湖まで来て、わざわざ室内プールで泳ごうと思わないけどね~(笑)

テラスも素敵。

外から見たテラスとホテルの建物。

ウィンダミア湖です。

ほんとに細長くて、向こう岸まで泳げそう。

夕ぐれのウィンダミア湖。

桟橋から見たレイクサイドホテル。

私たちの部屋は、この別棟にありました。

同じホテルの一部に思えないけど、迷路のような廊下と階段でつながっているのです。

 

人が多くてせかせかしたロンドンを離れ、自然豊かな湖水地方に来て、心が安らぐような。。。

私は3度目のイギリスでも、湖水地方は初めてでしたから、来れて良かったと嬉しい気持ちでいっぱいでした。

18日に続く。















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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
鉄道 (カニさん)
2023-09-04 08:29:25
自分、乗り鉄なので
いろんな列車に乗れて羨ましいです
自分海外行けそうもないから
見てるだけでも楽しい~
夫婦で英会話できるなんて
超エリート夫婦ですね
自分は全くできません
翻訳のアプリ入れてますが
一度も使ったことないです
次回楽しみにしてます
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Unknown (たいぴろ)
2023-09-04 08:48:46
友人にイギリスに3年住んでた子がいて、彼女に会うとやっぱ湖水地方だよー!ロンドンだけでイギリス行った気になってちゃダメよーってよく言われました。(はい、私ロンドンしか行ってません)。
しかし、予約してても予想外が多くて?やいまさんのように英語で対処出来ないと慌てるでしょうねー。まあ後になればアクシデントも良い思い出ですが。
私はロンドンでは地下鉄しか乗らなかったけど、カオスな車両、通路が狭くてこれは荷物置いたら人が通れないですね。でもシートはおしゃれで清潔そう。私が学生の頃行った中国の長距離列車は床がゴミだらけ、変な匂いがしてましたから。
引き続き楽しみにしてます。
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Unknown (yaima0812)
2023-09-04 08:50:23
コメントありがとうございます
カニさん
鉄道の旅、楽しいですよね。
カニさんが乗られた国内の豪華列車のほうが
羨ましいですよ〜
いえいえエリートではありません。
英語ができるのは私だけなので
トラブル対応や交渉ごとは私担当でした。
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Unknown (猫親父)
2023-09-04 21:59:40
やはり英語が話せると何かと便利ですね。
私なんか日本語もままならないので。。。(笑)
トラブったらパニックになりそう。。。(^-^;)
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コメントありがとうございます (やいま)
2023-09-05 14:29:48
たいぴろさん
そうですね、イギリスに限らず
やっぱりその国の田舎を見るのは良いですね。
イギリス推しな私は湖水地方の他にもコーンウォール地方やウェールズや、
スコットランド、ノーフォーク地方なども
行ってみたいですが、
それらを全部一度のイギリス訪問で回ろうと思ったら
最低でも一か月の旅になりますね(笑)

イギリスの電車はきれいでしたが、確かに狭いですねー
日本人より体格大きい人が多いのに。。。(笑)

ありがとうございます。
楽しみとおっしゃっていただけると
頑張って旅行記を書く励みになります!!

猫親父さん
ツアーだと何かあった時もお任せで楽ですが
個人旅行なのでトラブルやハプニングの対応は
自分でしないといけないので、仕方ないですね。
まあ旅行全体を通しては
やりたいことはほぼやれたので良かったです。
返信する
Unknown (lilyalley)
2023-09-06 22:39:39
こんばんは。
いきなりのイギリス旅行記が始まって🇬🇧びっくりしました。
アクティブなお二人だなあとは思っていましたが⤴️⤴️
カンバーバッチさんのシャーロックを思わせる街並みにプルプルしてしまいましたよ!
まだまだ続くのですね♪楽しみに読ませていただきます🩷🩷lily
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コメントありがとうございます (やいま)
2023-09-07 06:54:57
lilyさん
おはようございます。
あはは、私は「旅行に行く予定です~♪」と
事前に言わない人なので
帰ってきてからいきなり。。。という感じですね(笑)
先代のうさぎ・てびちゃんのシニア期と、コロナ禍を経て
8年ぶりの海外旅行でした。
はい、まだまだ続くので気長にお付き合いくださいね。
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