2022.06の診察
診察前にしたCT結果から見る。
主治医、ちょっと雰囲気違う。
【え?え?まさか…良くない顔してるよね。え、けど、めちゃくちゃ体調…調子よいんだけど…】が正直な感想だった。
【うーん。実はね…あまりよくなくてね。しっかりみてみましょう】
と
はぁぁぁぁぁ。マヂかぁ〜
【肝臓、憎悪】って書いてある〜
あたしが見ても、CTの画像はモヤモヤっとした大きなグレーの輪が見えた。
CTの比較は、カテーテル治療してた時の前の病院でのCT。
大きくなってるなぁ。のは、素人のあたしでもわかった。
それが悲しいぃぃ。
先生いわく
【昨日、話し合ったんだけど(先生たちと?)腫瘍が胆管?胆汁?のほうにあるのもダメで。。薬を変更する方がいいかも?肝機能が一気に悪くなると、抗がん剤(治療)できなくなるから…。】
【使える薬は、ハラヴェン、ジェムザール。どちらも効く人には効くけど…3割…(今のあたしの状況ではという意味だと思う)】
めちゃ厳しい事を言わはった。
頭ぐちゃぐちゃだし、その言葉を言われるなんて思ってなかったら、余計に動揺しまくる。
次は血液検査。
血液検査も悪くなってるんやろなぁ…と。
腫瘍マーカCEA71.2→67.4
ん?へってたぁ。
それは、減ってるんか?現状維持?
誤差範囲?
なんせ、減ってる。
他の項目。
肝機能などなど…
横ばい。もしくは気持ち、ちょっと減ってる。
このCTの画像は、CEA70の時に、ドンと悪くなった画像とかはありえないですか?今はキイトルーダ効いて腫瘍マーカー下がってるとか?
主治医は【その可能性は、ゼロではないですが…】と…
キイトルーダ4クールして判断したい!と直訴した。
これでよかったのかなぁ?
と思ったけど、
2週間後の7月の初めに腫瘍マーカー、肝機能をはかる。
それで数値を見てから決めたい。
主治医は
【ご主人も7月に連れてきてもらう事はできますか?】と。
もし効いてなかったらの事を話すんだと思う。
(先生の中では)そんな段階か…
泣けてきそう…
キイトルーダ4回目の処置室に、
主治医の話を一緒に聞いてくれてた看護師さん(もう7年のお付き合い)に
少し話を聞いてもらって、子供の話になって泣いた。
【お薬が効いてるように、お願いしておくから!ね!】
どうか、どうか…
効いてください。
おねがいします。
と、泣きながらのキイトルーダ4回目。
大丈夫。
大丈夫。
。。。大丈夫じゃなかった〜。。。
血液検査、腫瘍マーカーCEA100まであがってた。(初の100越えしてしまった)
肝機能もあれ?あがってるー
なんやねん!
この上がり方、アカンー!
と、いう事で、夫に説明する主治医。
夫…わかってるんかなぁ?
あたしは、わかってる。
友達が、みんなそうだった。
肝臓は、まぁまぁ一気にダメになる事も…
前に友達何人かと話していて、
それまでに○○さんも、元気もりもりで食べてたのに…肝臓って…(やめてー。それ以上言わないでー)
ほんと、この前まで元気やったのになぁ…と。
【肝臓の腫瘍が憎い】と言いたかったんだろうけど、あたしには現実をつきつけられてるようで、結構きつかった。
ハラヴェン、ジェムザールの選択をやめて、
アバスチン+パクリタキセル
を選んだ。
二年前?パクリタキセル単体しかしてないけど、入れたてのポートで膿んでしまうかも?を恐れて、アバスチン入れなかった。
アバスチンを入れようと思ってたら、パクリタキセルで効きが悪くてやめた。
アバスチンを入れてみたい。
と、思った。
やってみないと、わからないけど…
とっさに言ったのは、アバタキだった。
この選択があってるのか?
それも、わからない。
主治医は【その選択をするのも良いと思います。何が正解か?わかりません。(あれやっておけば…と、後悔しない為にも)やりたい治療をしましょう。(完璧にあたしにゆだねるって事か)】
iPS細胞、なんか良い薬…
なんでもいいーー
私に、来いーーー!
肝臓の腫瘍を抑えて。
諦めた訳ではないけど、いろいろ考えた。
考えたくない事も…
けど、何回考えても、息子が小学校を卒業するまでは、生きたい。
中学校の制服合わせとか、ノート買ったりは、夫には無理やと思うし、なにより試合に出ている息子の野球の姿いっぱい見たい。卒団式に出席したい!
できたらもっといっぱい成長を見たい!
夫が、タバコ吸うと【旦那の方が不健康やのに、なんであたしがガンなんやろう?】と、少し苛立つ。
自分の身体をもっと大切にしてくれ!と、思う。
それは、息子の事を考えてる、
母親の意見やけどね。
息子が高校卒業したら、1日2箱でも吸ってくれたらいいからさ〜