こんばんは。
先週末が最後の出社日だと言っていた子が引き継いでいった仕事で、一波乱あった今日。
引き継がれた方は経験が浅いということもあり、絶叫しながら対応していた。
横目で見ながら、私は私のことをするので精いっぱい。
まぁ、いくつかは議事録の作成とか営業担当のセールスの消込とか「やらなくてもいい仕事」なのだろうけれど。
辞めちゃった子はまだ若く、結婚したばかり。
そりゃ~地獄のような帰れない会社は辞めちゃって、いちゃいちゃしたいだろうねぇ。
一年くらいまえから辞めたいと相談していたらしい。
すると、ボーナスなどの査定は最低ランクにされ、「ボーナスは今後も頑張ってくれることへの前払い的意味合いがあるから」のようなことを言われたそうだ。辞める人間にはこれでもかというぐらいの冷酷さだ。
もう一人辞める予定の子が居て(社内ではうちの部は北朝●かISかと言われてるらしい)、
最近、次の勤務先も決まり、遠方のため、引っ越し先を決めたという。
年末のボーナスをもらった後、辞めることを申し出て、まだ次の職場が決まっていないなら、6月までの繁忙期を辞めずに過ごすということで念を押されていたらしい。
…そんなの、逃げるに決まってるじゃん。
こういう嫌な雰囲気を作っているのは、I氏だ。
I氏が指示を出しているんだ。
それを忠実にY氏が執行し、なにくれとなく援護し、I氏の指示を忠実に行う人を後押しする。
Y氏が昇格したときの飲み会はひどかった。
若い女性に「私の酒が飲めないんですか?」と言わせ、飲み放題のなか、わざと濃い目に作った水割りを、逆らう人に渡していたり、なんか面白い事やれ、ということだろう、男性同士にキスを強要していた。男性同士は喜んでやっているように盛り上がってみせる。
それをニヤニヤとI氏が面白がっているのが、わかる。
これこそが「統率」とか「執行力を持つ」とかいうことらしい。
こんなの、誰のためにもならない。 長い目でみれば、人材を失う損失だ。
このI氏とY氏のいいところ、
仕事に対してはワーカホリック的だと言っていい。I氏は早く帰るが、朝は早い。サイクルを回すようにしているらしい。即断即決、文書を読み取るのが速い、または知っているそぶりをするのがうまい、言葉に敏感。
リスクをかぎ取るのがうまい。いい意味で、人を信用しないこと。こずるい戦法をいくつも持っていること。度胸はないけどタフなところ。責任逃れがうまい。疲れないで済ますことがうまい。
…結構書き出せるもんだな。私エライ。
改善したらいいところは、
長期の視点を持つこと。即断即決はいいけど、育成の時には部下に理由を考えさせること。その理由をきちんと自分の言葉でアウトプットさせること。要件を的確に伝えること。
部下にいつも同じ失敗をさせないこと。教育的に巧い指示を出すこと。時折雑な指示ばかりするから。
部下が出来たことを認めること。腹を割って話す瞬間も必要だってこと。人を信頼するベースで考えること。面の皮が熱すぎるところ。恥を知れ。
…優しすぎるかな?
そう、彼らの弱点は育てるとか向き合うとかそういう、「人」マターだ。共感性のなさだ。
共感しないから、ムカつくぐらい断定的だ。そして権力の威力や効果を良く知ってる。
そしてみんなから愛されるわけもないことを良く知ってる。そして自分は必要悪だと酔ってる。
もともとが過剰に業務にのめり込む体質の課員といい加減で細かいことは何もやらない課員とがきっぱりと分かれている中で、真面目な課員たちがより一層虐げられている。何もやらない課員は他部署へ異動させられたり、ご自慢の執行力で押さえつけたりしているが、根本的な解決にはならない。なぜなら真面目な課員といい加減な課員とで一社の顧客を担当させるからだ。そういうことは「人」マターで見ないと、分からないだろう。ただ、これは評価しにくい内容だから、彼らにとっては無視していい仕事ということになってる。
有り難い、見切りをつけていい理由をくれて。私はいい経験をしてる。
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