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ASKAの判決と、ファンクラブ会報を読んで…。

2014-09-13 00:42:03 | CHAGE and ASKA

 平成26年9月12日(金)、ASKAに対する判決が下りました。

 懲役3年執行猶予4年。

 判決を言い渡したあとの植村裁判官がASKAへ語ったこと…「あなたには社会のルールや周囲を省みる姿勢がなく、傲慢な考え方が見られます。今後は薬物からの脱却はもちろん、社会の中で生きていくうえで大切なものは何なのか、一から考えて欲しい。それが、償いの第一歩になります」

 
 傲慢…裁判官の目には、そのように映ったということなのでしょう。
    ミリオンヒットを飛ばし、全国区に知名度が高まり、その名は日本国内だけに留まらず、やがて海外へ。
    マスコミにより、失敗したと洗脳されている「韓国公演」は、その後の日本のミュージシャンが海外で演奏するスタイルをチャゲアスが
    作ったと言っても過言ではない、それくらいの「功績」だったと。
    「SAY YES」の大ヒットにより、多くの老若男女を虜にし、いつしか二枚目担当のASKA、三枚目担当のCHAGEといった役目が出来ていた
    ようにも思う。(楽屋にいけば、ASKAの方が饒舌になり、CHAGEは比較的寡黙になるという…。表でCHAGEが喋ってくれるから、
    自分は余計に喋る必要もないだろうということだったらしい。人見知りのCHAGEは、自分が何を求められているのかを分かっていたという
    こと。)
    
    名声もお金も手に入れて、二人とも「SAY YESが独り歩きしちゃって…(苦笑)」と番組内で語っていたことがあるほど、この曲を語らず
    してチャゲアスを語ることは出来なくなってしまった名曲。
    初期のチャゲアスが好きだった私にとって、受け入れるのに時間がかかった曲でもありましたが、今となっては大好きな曲です。

    そんな「誰でも知っている」状況になったチャゲアスのASKAであるのに、己の立場を顧みず、薬物に走り、女に走り、黒い集団と関係を
    持ってしまったことへの 傲慢さ ということなのでしょう。
    ご家族や関係者やファンを、結果として騙してきてしまったことへの 傲慢さ ということなのでしょう。

 ここに、チャゲアスの楽曲の素晴らしさ、ASKAの作詞・作曲・歌い手としての素晴らしさ…これらに対する 熱い思い を、裁判官が抱いていたならば、ASKAへ語られた言葉達に、少し違った景色が見られたのかも知れないと、そんなことを思いながら、振り返っていました。


 私が読者登録しているブロガーさんで、ジニー様という方がいらっしゃいます。

 「会報を読んで思うこと」(ジニーの、今日も気まぐれな感じで…)

 いったん一区切りとなったファンクラブ会報を読んで、私はとても「違和感」を抱いたのですが、ジニー様が仰ること、とても共感出来ます。

 そこに、私はもうひとつ「どうして、こうなるまで…」という思いが、消えません。

 でも、それはジニー様曰く、

  結果というものは起こるべくして起こると思います。
 「あの時、~していれば」と思う瞬間もありますが、
 後悔はいつだって先に立つことはありません。

  どんなに取り繕ったところで、事実がある以上
  必ずどこかで綻んでいたはずです。
  そして、いま、明るみになる運命だったのでしょう。

 ということなのだろうと思います。


 Chageファンクラブへの移行も考えましたが、相当悩んだ末、移行はせず、かといって「退会」もせず、いったん返金依頼する方向でいます。
 (退会…個人情報を一切消去して欲しい場合には、退会手続きを取る。)
 メルマガの登録も手続きする予定です。

 ファンの間でも、人それぞれ考えが違います。見方も捉え方も、本当に人それぞれで、どれもこれも、間違いはありませんし、正解もありません。

 こればっかりは、理数系のように答えをひとつにはじき出すことは、到底出来ないものと…。

 
 ASKAが「本当に言いたかったことは何なのか?」、「本当に苦しんでいたことは何なのか?」といったことは、誰にも分かりません。

 Chageが「秘すれば花」として、ひたすらに胸の内にしまい込み苦悩していたことも、誰にも分かりません。

 全ては、憶測の域を出ないのです、マスコミが放つ下世話なことも…。


 真実がどこにあるのか。


 常にそれらを考え、追い求めなければいけないのかも知れないと思いながら、かたや「必ずしも真実を追求する必要があるのか?」と頭を抱えるもう一人の自分がいることも事実。そういう波に揺られながらも、ASKAの歌声に力をもらってきた事実もあるわけで、そこは譲れない根幹にかかわる部分だと思うと、その根幹があるだけでも、私がファンをやめずに続けていける屋台骨となっている確かな証拠と言えるということを、最近気づいたのです。


 そこに気づいただけでも、今、少し救われた思いがしています。

 いっそ、嫌いになれたら楽なのに…という方もいらっしゃいますが、私は嫌いになろうと思ったことは一度もありません。

 振り回されて気持ちが疲労困憊したことはありましたけど、でも、「大っ嫌い」と感じたことが不思議とないんです。

 やはり、それは「根幹」があるからなのでしょうね。


 ここまで、人を大好きでいられたことって…初めてかも知れません。

 人たらしですね、ASKAは。その才能を、今度は「いい方向」に使っていただければと願うばかりです。

 
 Chageファンクラブへは移行しませんが、CHAGEのメッセージだけが、ぶれていなかったと思います。ですので、私は一歩離れた場所で、Chageソロを応援していくつもりです。


 追記…ソロの時は、「Chage」表記で、チャゲアスの時は「CHAGE」表記であることを踏まえて、文中の表記を使い分けました。



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2 コメント

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ありがとうございます (ジニー)
2014-09-15 21:57:46
この度は引用いただきありがとうございます。
ASKAの想い、悩み。
CHAGEの想い、悩み。
ファンの想い、悩み。
それぞれにあり、どれも正解で誤解。
ただ、同じ方向を見ていれば、きっとどこかで足並みは揃ってくるはず。
そう思ってずっと過ごしています。
僕はCHAGEファンクラブへ移行します。
選択肢は違えど、望む未来は一つ。
ともに応援していきましょう。
返信する
お返事遅くなりました。 (y-loveroseやっち)
2014-09-17 22:46:05
ジニーさん、

おばんです。お返事遅くなりました。

>同じ方向を見ていれば、きっとどこかで足並みは揃ってくるはず。

全くその通りですね。力強い言葉を、ありがとうございます。

>僕はCHAGEファンクラブへ移行します。
選択肢は違えど、望む未来は一つ。
ともに応援していきましょう。

望む未来はひとつ…これもいい言葉ですね。
そうなんです、「ひとつ」なんですよね。
元々ASKA派の私ですが、今後のChageさんのことは、変わらず応援していきます。

追記:ジニーさんと呼ばせていただきますね。どこで、「さんづけ」したらいいか、そのタイミングをみておりましたが、ジニーさんから「さんでいい」と言ってもらって、安心しました(^^♪
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