好物に飛びつかなかったのには理由あり

ご主人が戻ってくるまでの間にサム君は
ホンット！ 寂しそうでしたよ～あの好物のブタミミに
飛びつかなかったんですから！。。。

「お待たせ～ いっぱい買っちゃったよ」


「おお サム 」


サム：ワン ボクイイコで待ってましたよ～ヒン♪



　ま～まあ サム君 一気に元気になっちゃって！

　　：さあ帰りましょ こっちです

　帰り道をサム君に先導？ されるように駐車場に向かいます

　さっきまで緊張してピンと立っていた耳が今はぺったんこ・・・


　そしてこちらの方に向けています 気になるんですね

　　私のご報告を聞いている？・・・

　サム君はですね ご主人が行った方向をずっと見続けていたんですよ
　きっと置いていかれて寂しかったんですね

　で あの大好きなブタミミに食いつかない！　
　チョットの間なのにご主人と離れるのが寂しいなんて・・・
　なんて健気なんでしょうね～サムくんて！


サム：へっへっへ～♪
　　　今日は～クレープにブタミミまで食べられて～！
　　　クレープの後のブタミミは おいしかったけど・・・
　
　　　ちょっと食べすぎかなって気もしてたんダヨネ～じつは！

　　　でも まっイイでしょうたまには
　　　ダブルで満足満足♪♪　フンフンフ～ン♪


　そうか・・・あの時の彼の表情
　

　ブタミミの袋を出したとき
　いつもなら狂喜するところをしなかったのは
　クレープを食べて直ぐで気持ちに余裕があったんだね！

　ご主人に置いて行かれて寂しい・・・だけじゃあなかった！
　おなかが満たされていてあせってなかったんだねキミ！。。。