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逃げられない自然災害。知識と備えが命を助ける。小さな幸せ守る為、備えあれば憂い無し!!

◆時系列防災準備◆

2006年05月11日 11時22分01秒 | Weblog
今日の東京地方は雨が止んで曇り

そろそろ衣替えをしなくては、と、思いつつ「天気が悪くてネ~」と
怠け心を天気のせいにする今日この頃。

朝からPCトラブルだし、お天気もはっきりしないし、なんかイライラしてるのです。
もしやこれは、ソロソロ更年期?それとも電磁波のいたずら?
小魚でもかじりながら、マタ~リ防災をかんがえていきましょう

時系列で必要なモノをかんがえてみましょう!

今日は地震発生から三日目までを考えていきますよ~♪
時系列に沿って、災害状況を考えると自然に必要な防災グッズが見えてきます。
ご自身のTPO(時、場所、場合)と重ね合わせながら、ご覧になってくださいね。
今回は行政側から打ち出されている構想から『その時どうするか』を考えていきましょう。

【想定】
200X年5月1日(月) PM12:14
震源 神奈川県西部規模 M7.4 D15km 
最大震度 7

想定場所:自宅

地震発生 0~2分

●まずは自分の身を守る。子供がいる場合は声かけをしながら離れないようにしましょう。
もし、できることならば出口を確保したり、机の下に隠れたり
最初の3分以内で生死の分かれ目に立たされます。

高層ビルなどは長周期振動により長い間揺れます。
震度6強~7クラスの場合、地震の揺れで思うように身体が動かないので
火を消すよりもまず『身の安全』を確保してください。

【考察】
この段階で必要な事は、『事前の耐震補強』『事前の家具固定』です。


地震発生直後 2分~5分

●火の始末、出火の防止(火が出た場合初期消火します)
 家族や周りの人に怪我がないか、声かけを行なってください。

火を消すタイミングは、火が天井に届くまでの間です。
一気に天井などに広がった場合、大きな声で火事である事を周りに知らせ逃げてください。

●津波の危険性がある地域の方は、揺れが収まったら速やかに高台に避難してください。
注意:地域で決められた避難行動がある場合、その指示に従ってください。

●家屋倒壊やビル崩壊なども始まっています。
仮に下敷きになった場合でも命が無事であれば、『生きる事』を考えましょう。

【考察】
この時に必要な物は、『消火器』
投げるタイプ簡易消火用具普通タイプ粉末消火器エアーゾール式簡易消化具
『脱出用バール』 『事前の避難グッズ』(津波で非難する時)
車にはカッター付レスキューハンマーを用意しておくと安心です。

『ホイッスル』 『懐中電灯』  『ラジオ』 
(閉じ込められると、遮光断絶が考えられる為昼間であっても必要)

地震発生後 5~10分

●我が家の安全確認。会社内の安全確認

自分の身の安全が確保できたら、周囲の人の安全確認をしてください。
この時に、持ち出しリュックなども手元に置いておきましょう。
この時点で家の中、会社の中はガラスや破損物によって怪我の可能性がありますので
靴を履いて行動してください。

●余震の心配がありますので、半壊しかかった家屋からは脱出しましょう。

●もし、住まいが倒壊していないようならお風呂に水を溜めておきましょう。
蛇口をひねっても、水が出ない場合速やかにあきらめましょう。

【考察】
『持ち出しリュック』『履物』『軍手』『マスク』など

地震発生後 10分~半日

●隣近所の安否確認と助け合い

一人一人(個人)では、限界があるので隣近所で協力し合って活動しましょう。
この時間帯から、電話の輻輳(ふくそう)が始まります。
一時集合場所や避難所に移動する際、ご近所さんと行動すると良いでしょう。
自分自身が無傷でしたら、様子を見て救援活動に参加できたらしましょう。

●応急処置を行なえる方は、安全を確保の上、人命救助を開始しましょう。

【考察】
救助を行なえるように『スコップ』『ジャッキ』などレスキューツールセットが必要。
『応急処置救急セット』

地震発生後 半日~3日

●この期間は自分でしのぐべし!

ライフライン(電気、ガス、水道、電話)をはじめ食料の流通が途絶える為
あらかじめ用意している備えで食いつなぎます。
コンビニなどは長蛇の列、もしくは品切れ状態が続きます。
避難所も被害が酷いほど、混乱や混雑が予想されるため、
車での避難生活やテント生活を余儀なくされる場合も念頭に置いておいたほうが良いでしょう。

【考察】
『食料&飲料などの備蓄品』『トイレ』『毛布』などなど


地震発生後 3日以降

●本格的な復旧開始

防災機関の応急・復旧活動が開始されます。
ボランティア活動、住民、企業、行政が一体となり復旧を開始する
(あくまでもこの部分は理想論)
被害が深刻なほど、配給物資などの遅れが生じる事も忘れてはいけません。

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今回は防災教本に載っている公式的サンプルを使用していますが
人それぞれ、住む場所、立場(職業)、年齢、などなど事なりますので
時間を追って、それぞれ考えていただき自己防災のヒントを探せたらいいなぁ~おもっています。