虚言Blog

ホントかウソかわからない私の経験談を交えながら
恋愛のことを書き連ねるBlogになっていく予定。

試すなよ

2004-08-03 14:50:09 | Weblog
好きな人とお茶を飲みながら、この前一緒に買い物に行った時のことを話していたら
「夏の終わりに、もう一回くらい買い物行きたいなー。でも一緒に行く相手がなぁ」
と言うので、私は自分を指差し、
「ここにいるよ」
と言った。すると案の定、即答で拒否された。
わかっていて言った。
じゃあ行くか、と言われたら逆に動揺するだろう。
でも、やだよ、なんて言わなくてもいいじゃないねぇ。

黙っていたら
「へこむなよ、いつものことでしょ」
と彼が笑った。
「へこんでないよ」
私は穏やかな顔で笑う。
自分で自分に言い聞かせるみたいに何度も言う。
「へこむわけないじゃん」
彼はそんな私を見て笑う。
「買い物に行きたいの?僕とどこかへ行きたいの?」
意地悪な質問。
「買い物に行きたいんです」
私は精一杯強がって言う。

一ヶ月前、私に
「もうあんたのことなんか好きじゃない。恋愛感情なんてない」
って言わせたのは彼。
言いたくなかった。
だけどあの時の私には、そう言うしか選択肢がなかった。
そして彼は、私の体からにじんでくる「好き」をキャッチして
何度も何度も言わせる。
好きって言いたいくせに、と目が笑ってる。
絶対に言うもんか。