信州から遠州へ

横浜発　道志道経由で都留へ。
ここから諏訪へ調子よく走り、むかえたR152。
これを南下しつつあれこれするのが今回のツーリングのお題目。

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◎1日め～ハッとしてメール確認
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出立が遅かったため、諏訪着（発）は17：００。
杖突峠を越え、高遠のさくらの湯でまずは一ザブーン。

高遠でビールその他食材をたんと買う。
本日のキャンプ場、ツレとの合流地点である大鹿村の大池高原キャンプ場を目指す。
薄暮のなかをドンドン走る。鹿が飛び出してきてズリズリ走る。

19：００、大鹿村着。暗い。

キャンプ場のある山をグングン登っていくが道がよくわからん。寒い。
ドでかい白い犬（放し飼い）に2度も攻めよられ往生しつつ、なんとか。
目的地は真っ暗。誰もおらんし冬期閉鎖中。ほんとうに寒い。

ハッとしてケータイを確認。「閉鎖中につき野営地を物色中」とある。
途中経過ではなく結果が知りたいのだよ。ボヤキつつ地図を凝視。
R152沿いに大西公園なる緑色地帯が（写真上／翌朝）。

おそらくここだろうとあれする。やはりここであった。
出来合いの寿司、ビール、トリス、焚き火。夜中はガマンできない寒さ。
ヤス氏は自慢のナンガシュラフで寝汗、深E君は風邪悪化。

☆本日の走行距離315km

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◎2日め～使命が本望だったひと
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身支度を終えた遅い午後。鹿塩温泉へ。二ザブーン。
地蔵峠は想定通りの険しさ。越えて天ザル。山菜の天ぷらが気分。

食後解散。ヤス氏は「日本のチロル」を学びに下栗村へ。
深E君は自宅のある愛知県方面へ。

兵越峠を越え本田宗一郎の故郷である水窪。
スーパー林道へは行かず。水のある景色を楽しみながらR152をゆるゆると南下。
天竜大橋手前、秋野フク美術館。使命と本望が彼女にとっては同義語であったことを知る。

これにてR152ツーリングは終了。
この一本道には、ツーリングにおける精神論があれこれ詰まっておった。

天竜大橋は渡らず。R40を東へ。

遠州の一宮、小國神社で参拝。そば屋の若ダンナと世間話。
その後、ならここの湯で三ザブーン。

18：００。きょうは菊川氏の豪邸でお世話になることに。
東京に戻る予定だったヤス氏も自己都合で合流。

銭湯の忘れ物、七輪の焼き鳥、なんとかいう貝、もずく、ラガービール、日本酒、
自宅気分で手塚治虫。

☆本日の走行距離185km

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◎3日め～ぎりぎりのギリギリ
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朝。菊川氏は出勤、ヤス氏は東名、オレはR150を。
相良サンビーチで海を見ながらパンとコーヒー牛乳。中日スポーツも読む。
ラグジュアリーとは、こういうことではないかオレ的には。

藤枝から国1バイパス。瀬名ICで降りてR201を北上。
そのまま林道平山線。ほんとにこんなとこ走っていいの？
狭くて面白い道が小一時間。


林道平山線の山頂付近、龍爪穂積神社で休憩。
「あれから60年、いつかいつかと、ここに来たかった」というご婦人ありけり。
人生皆四苦八苦。


林道を抜けたら開放的なキャンプ場に出てびっくり。
料金無料でまた驚き。宮前区から来たというカブのひとと会話。

食堂あり。350円のタケノコおこわ弁当。うまいうまい。
この一大リゾート地帯には当然温泉も。やませみの湯で四ザブーン。

R75経由で国1バイパスに戻る。富士から東名。駒門SAで富士の湧水をゴックン。
リザーブぎりぎりのギリで行けると読みドキドキの燃費走行。
夕方横浜の自宅着。タンクはカラ。アブねぇ。
4月末日、近辺のガソリンスタンドは売り切れ続出。

☆本日の走行距離288km
☆総走行距離788km、28km/L
☆風呂はいずれも及第点、神社はともにたいへんよし。
☆静岡と山梨の県境近辺はちょっと面白い。続勉強。