
京極夏彦著『続 巷説百物語』を読み終えました。
短編連作の形をとった作品ですが、バックボーンとなる一つのエピソードが隠されており、長編を読み終えた達成感がありました。
6話あったので寝る前に床の中で1話ずつ読んでいってほぼ1週間かかってしまいました。(なんせ文庫本で750頁超ですから。)
『嗤う伊右衛門』にも登場する御行の又一たちの仕掛けがなんとも云えず痛快です。
タイミングよく今日WOWOWで放映されるようですが、残念ながら現在衛星放送が見られる環境にありません。いずれ観るチャンスってあるんでしょうか?
本作を読む前に『嗤う伊右衛門』と『巷説百物語』は読んでおきましょう。
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短編連作の形をとった作品ですが、バックボーンとなる一つのエピソードが隠されており、長編を読み終えた達成感がありました。
6話あったので寝る前に床の中で1話ずつ読んでいってほぼ1週間かかってしまいました。(なんせ文庫本で750頁超ですから。)
『嗤う伊右衛門』にも登場する御行の又一たちの仕掛けがなんとも云えず痛快です。
タイミングよく今日WOWOWで放映されるようですが、残念ながら現在衛星放送が見られる環境にありません。いずれ観るチャンスってあるんでしょうか?
本作を読む前に『嗤う伊右衛門』と『巷説百物語』は読んでおきましょう。

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「嗤う伊右衛門」いい作品でした。偽善者、偽悪者の勢揃い。
四谷怪談では伊右衛門が邪悪の代表でしたがここでは結局一番の善人であるところがおもしろかった。
私からもTBさせていただきます。
仕掛けは痛快なのですが、改めて読み返してみると、治平やおぎんの暗い過去が、この本全体を深いものに仕上げてあるんだなと思いました。