「オーバー・ザ・レインボー」ＤＶＤにて

DVDで『オーバー・ザ・レインボー』を観ました。 主演は『ラスト・プレゼント』『イルマーレ』の「イ・ジョンジェ」、『菊花の香り』の「チャン・ジニョン」。 天気キャスターの『イ・ジンス（イ・ジョンジェ）』はある雨の日の夜10時頃、車の運転中に事故に遭う。退院し職場復帰した彼だったが、いつも何かが不安だった。大学サークルの友人『サンイン（チョン・チャン）』と『ヨンミン（コン・ヒョンジン）』らが退院のお祝いに一席を設けてくれたが、その席で『ヨンミン』の恋人『ミヨン』が元気かと尋ね二人を慌てさせる。彼女は数年前に病気で死んでいたのだ。『イ・ジンス』は事故の後遺症で部分的な記憶喪失になっていた。 自宅の留守番電話には知らない女性からのメッセージが残されていた。覚えの無い『イ・ジンス』は電話の主と会うことにする。約束の場所に現れたのはサークルの友人『カン・ヨニ（チャン・ジニョン）』だった。部屋の前の住人『サンイン』と間違えて電話をかけてきていたのだ。 事故に遭った車の荷物の中に一枚の写真があった。顔の見えない一人の女性の写真だった。その写真を見たときフラッシュバックでその女性の幻影が見えた。彼が愛していた女性らしい写真の裏には「日差しの跡」と書かれていた。『イ・ジンス』は大学時代の友人を訪ね歩くがその女性の正体は分からずじまいだった。助けを求められた『カン・ヨニ』は彼の記憶探しの手伝いを始めるが・・・ 直球勝負のラブ・ファンタジーです。 記憶喪失モノのいわゆる自分探しの物語ですが、全部の記憶を失っているのではなく、自分が愛していたはずの人の記憶だけが抜けてしまっているという設定です。 写真サークルの友人『カン・ヨニ』は遠藤久美子を大人っぽくした「チャン・ジニョン」が演じています。（『反則王』の時はあまり印象に残っていなかったんですが・・・）彼女の助けを借りながら、自分の愛した人を探すために、学生時代の知人を一人ずつ消去法で探していき、やがて答えにたどり着きます。しかしその時『イ・ジンス』は『カン・ヨニ』に惹かれていることに気づいていました。 記憶をなくす前に愛していた女性と、記憶喪失後いつしか愛し始めていた女性との間で悩む主人公ですが、彼が選んだのは今を大切にする、ということでした。 物語の展開としては時系列が飛び飛びになってしまうので、二度三度見たほうが理解度が高まると思います。基本的にストーリー的に捻りは無いので、ミステリーとしてみてしまうと面白さは半減してしまうかもしれません。 私は高卒の為大学にはいかなかったんですが、高校時代をなんとなく思い出してしまいました。私は彼女が好きで、彼女は僕の友人が好きで、その友人は別の女の子が好きで・・・さだまさしの歌みたいなことがホントにありましたし・・・ 評価　星　さんてん　ご 公式サイトはコチラ ・オーバー・ザ・レインボー＠映画生活 P.S. エンディングロール中、『ミヨン』らしき女性が映っています。しかし顔を隠していて誰だか分かりません。気になります・・・ このエントリを気に入ってくれた方はポチッとヨロシク Amazonで買う Amazonインスタント・ストア　xina-shinのぷちシネマストア オーバー・ザ・レインボー ビデオメーカー このアイテムの詳細を見る オーバー・ザ・レインボー関連 イ・ジョンジェ関連 チャン・ジニョン関連

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