そんな僕でもほぼ毎日必ずやる体操があります。それはラジオ体操第一です。建設現場では作業開始前に必ずやり、朝の朝礼、夜勤の夕礼に現場監督・作業員の方々の全員で行います。僕自身もそうですがラジオ体操でなにかの役に立ったとか、健康になったとかはっきり言って聞いたことないです。せいぜい、冬場は寒さで体が縮こまるからラジオ体操で体をほぐすことぐらいです。でも現場監督としてラジオ体操が役にたつと思うがあります。
現場監督は最前列で作業員の方を向いて作業員を一人一人見ながら体操します。3、4人の現場から100人を超える現場でも、見てないようで必ず見ながら体操をします。ラジオ体操は全国共通でありご年配の作業員の方から18,9歳の作業員のにーちゃんまでみんな知ってます。ですからラジオ体操ひとつで作業員の体調ややる気がわかります。基本的にラジオ体操を進んで楽しんでやるというのは一度も見たことなく大体だらだら気味です。でもだらだらした体操でも動きの悪いのはわかります。朝礼後に動きの悪い作業員に聞くと前の日飲みすぎたとか怪我とか風邪とかの病気とかいろいろあります。あまりに酷いのは家に帰らせ、作業員の状況をみて高所作業とかの危険作業を控えさせたりします。朝は忙しく一人一人話せなくても一緒に体操するだけでも十分コミュニケーションにもなります。
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