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こばこのひとりごつ

毎日の出来事、思うことを綴っています。

『ルート225』 藤野千夜

2004年12月02日 17時03分00秒 | BOOK
この本は不思議な話でした。

中学生の姉弟が、現実ととても似ているけれど、
微妙に違う世界に入りこんでしまうの。

家に帰るといるはずの両親がいない。
外から家に電話するとちゃんと母が出て
話すことができる。
でも、家に帰るとやっぱりいない。

現実の世界に帰るために悪戦苦闘する
姉弟の様子が、彼らの話言葉で書いてあるので
初めは幼稚な感じがしたのですが、
読み進めるうちに、「どういうこと?どうなるの?」と
引き込まれてあっという間に読んでしまいました。

結末は予想と違って、腑に落ちない気がしましたが
かえってこういう結末にした方が今風なのかな

『雀』 谷村志穂

2004年11月29日 16時56分58秒 | BOOK
この本は図書館の新刊コーナーで見つけました。
谷村志穂さんは、『海猫』で有名な作者です。

谷村さんの本は何冊か読んでいます。
大好きな作家だわ!というわけではないのですが、
なぜか目に付くと不思議と読みたくなってしまうんですね。
そんな作家、いませんか?

この本は、5人の女友達の日常や恋愛や別れを描いています。
『雀』は5人の中の1人である女性の名前です。

雀には家がなく、金持ちのパパの家で何不自由ない生活をしています。
しかし別れがきて、次は若いバーテンダーへ走りますが、
彼の元も離れて、友達の家にやっかいになり。。

そんな中、砂漠の緑化運動に興味を持ち
90歳近い緑化組織の中心人物とも訳ありの関係に…

しかし、自分のすべきことや誰が自分にとって一番大切なのか
に気づいていきます。

こんな感じの本です。

私は、最後まで『雀』のことを好きにはなれなかったので
残念ながら感情移入できずに終わってしまいましたが、
肩の凝らない本なので、サクッと読めて楽しめました。