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こばこのひとりごつ

毎日の出来事、思うことを綴っています。

江原さんの本

2006年03月26日 16時13分53秒 | BOOK
江原啓之さんの本はたまに読むのですが、
毎回驚かされます。

現世の家族は仮の家族で、それぞれ個人が
目的を達成するために選んだ家庭に生まれた。

らしいのです。それから

魂のつながりという点から見ると、現世
血のつながった人でも、つながらない人でも
同じようなもの。

だそうです。

家族だからやってもらって当たり前
という考え方は間違っていて、
家族も他人のように感謝して、
他の一個人として考えるといいらしいです。

家族でも、違ったグループソウルから集まる
ようで、なんだか家族も他人と大差ないのかーと
考えると不思議な気持ちになります。。




『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』 リリー・フランキー

2005年12月18日 17時34分28秒 | BOOK
私はよく本を読んで泣くのですが、この本は
今まで読んだ中で、1番と言えるぐらい泣きました。

オカンとリリーさん、そしてオトンのあったかい深い
親子愛が詳細に書かれています。

後半は、嗚咽してしまうぐらい泣きまくりました。
読み進めるのがほんとに辛かったです。

読んだ後は、自分の親への接し方が変わるぐらい
「生きてるうちに親孝行しなくちゃなー」と
心の底から思いました。
若い人ほど読んでもらいたい本です。

でもね、次に、「美女と野獣」っていう本を読んだんですけど
ガラッとかわってエロエロおやじ炸裂なエッセイで、
リリーさんって一体・・と謎が深まりました。
今、一番気になる人であります。

『花まんま』 朱川湊人

2005年10月02日 13時58分48秒 | BOOK
第133回 直木賞を受賞作品。

作風が昭和時代の懐かしさで胸がいっぱいに
なりました。

数点からなるオムニバスで、
1点1点は長くないのですが、
どれが1番!って選べない程、
完成度が高い内容ばかり。

忘れていた大切なものを思い出させてくれます。
最近よんだ本の中でイチオシ!


『流星ワゴン』 重松清

2005年06月12日 11時41分28秒 | BOOK
最近読んだ本で、特に面白かったな~。

妻子がいる38歳の主人公。

家庭はバラバラ、本人もリストラされ、
「死んでもいいかな~」と思っているところに、
5年前に車の事故で無くなった、
成仏できない親子が現れる。

過去を変えることは出来ないが、彼にとって
何か重要だったはずの出来事の日に連れていかれ、
もう一度繰り返す。

誰でも過去に後悔した出来事があるはず。
そんな自分と主人公が重なり、ドップリのめり込んでしまったよ。
家族って血がつながっているのに、分かり合うのが難しいんだなーって。

最後は胸がいっぱいになった。
とっても素敵なお話でした。




『センセイの鞄』 川上弘美

2005年04月16日 14時30分31秒 | BOOK
テレビで紹介されていた本で読んでみました。

センセイと教え子の恋愛のお話。
センセイはなんとすでにおじいさんの年齢なのに、
37歳の教え子(女性)と飲み屋で再会し
飲み友達から恋愛感情が芽生えていくようなストーリー。

でもそんな泥沼でいやらしい感じは全くなくて
ほのぼのとしています。
しかも、心癒されるような・・
斬新ささえ感じました。

3,4時間で一気に読んでしまった
面白かった1冊です。

沢田健二(ケンジって字どんなだっけ?)と坂井真紀が
このお話の舞台をやるようですね。