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こばこのひとりごつ

毎日の出来事、思うことを綴っています。

『空中ブランコ』 奥田英朗

2005年03月26日 12時27分32秒 | BOOK
直木賞受賞作品だって読み終わってから知りました。

奥田さんの『インザプール』を読んで
おもしろいなーと思って、
別の本も読んでみようと思ったら、
偶然この本がインザプールの続編のような
内容だったので嬉しくなりました。
すぐに読んでしまいました。

読みやすいし、オチがしっかりあって
笑いあり、しかも最後にホロリとくる。
サイコーです。

『秘密』 東野圭吾

2005年03月12日 12時23分26秒 | BOOK
おー、また?っていうぐらい最近読んだ本は
人と人の魂が入れ替わってしまう内容が偶然にも続きました。

『秘密』『真夜中の5分前』『4日間の奇蹟』は全部そんな話だった!
3つの本のストーリーが混ざってしまい、
ちょっと混乱しました。

特に、『秘密』と『4日間の奇蹟』はとても似ていて
ミステリーというよりも切ない愛のお話。

感動したいところだったけど、
『4日間の奇蹟』とオーバーラップして
結末を知っている本を読んでいる気がして
あまり楽しめなかったのです。

面白い話なのに残念でした。





『真夜中の5分前 side-B』 本多孝好

2005年03月09日 15時30分27秒 | BOOK
今、間違えて読んでたことに気がつきました。
『真夜中の5分前 side-A』って方が読みたかったんです。

続編って風でもないようで、
Bから読んでも問題なく理解できたけど、
Aから読んだ方がいいよね、やっぱり。

昔の恋人を二人も亡くしてしまった主人公のお話。
冷めた感じの主人公に親しみは全くわかなかったけど
今後の成長を見守りたい気持ちになりました。

順番が逆になっちゃったけど、side-Aも読むぞ!





『マッチ箱の人生』 阿刀田高

2005年03月05日 16時48分11秒 | BOOK
ヤクルトの古田敦也さんのブログを見ていたら、
「阿刀田高さんの本がおススメ!」と
書いてあったので読んでみました。

ブラックユーモアな短編集。

20年ぐらい前に出版された本で
「ナウイ」のような死語が使われていたり、
ストーリーや展開が昔のサスペンスドラマを
見ているようで、とても古臭く感じました。

20年前なら新鮮だったかもしれないですね。




『四日間の奇蹟』 浅倉 卓弥

2005年03月04日 11時19分30秒 | BOOK
ミステリーというくくりではとても収まらない
スケールのある作品でした。

指を失ったビアニストと知的障害のある少女の
心温まる物語と言った方がいいかな。

途中まではどこかで読んだことあるような話だな~と
新鮮味なく感じたのですが、結末に進むにつれ
切なさと涙なしでは読めないぐらいの感動が
せまってきます。

この本がデビュー作だそうですが、
新人とは思えない純文学的で
素晴しい作品だと思いました。