軍靴が聞こえる？大和ミュージアム

呉・大和ミュージアムに行ってまいりました。
10分の1スケール大和があります。すごいです。
昨年映画のセットを見て、「大和に乗れる！」ということで、迫力もすごかったです。
しかし、こちらも360度から見れるということで良いです。写真の撮りがいがあります。
大日本帝国海軍の象徴とも言うべき戦艦を前に、記念撮影を楽しむ親子。
どこかの方々が見たら、「軍靴が聞こえる、軍国主義の復活だ」と脅えだしそうです（笑）
ほかにも、零式戦闘機や人間魚雷・回天など色々展示がありました。


こういうのを見ていると、ほとんどの日本人は軍隊などにはアレルギーはないのかな、と感じます。
昔の私はアレルギーを感じまくっていたのですが（笑）
広島というと原爆の影響？で平和？思想・自衛隊反対、みたいなイメージがあったのですが、
軍艦？も含め船の製造を行う呉という都市を抱えている以上、
イメージはただの偏見だったかな、という気もします。
たまに国旗を掲げている家もありましたし。広島市のそごうにも、掲げていました。
日教組などに変なのがいるのが問題なのかな。

話を戻して、ミュージアムの展示は中立ではありました。
ABCD包囲網で仕方なしも戦争に進んだ、とも言っていました。
でも、もっと日本人を含む有色人種への偏見などをちゃんと書き、「なぜABCD包囲網を作ったのか」なども書いておくべきでしょう。
一般の方が「北朝鮮と一緒だなぁ」とか言っていました。
北朝鮮は拉致を行い、約束を破って核開発を進めている。だから、経済制裁を食らう。
たいして、日本に対する経済制裁は自国の利益のためと、
アメリカが将来日本と有利に戦争を進められるようにするためであることが書いていない。
んー、なんか色々と書き足りない部分が多いですね。
でも、それほど「大日本帝国＝悪」という感じはしなかったので、まあ、良しとしましょう。
軍港として発達してきた「呉」という立場があるので、おいそれと「軍＝悪」とは言えないんでしょうね。

大和の遺書や生存者の話などもありました。
どれも大和の乗組員の方が立派な方々だと思えるすばらしい展示でした。
「戦中の日本人はろくでもない連中だった」と言っていた方がいました。
彼も大和ミュージアムに行くといっていましたが、遺書を見た後の「戦中の日本人」の印象をぜひ伺いたいです。
「戦前の人は戦争をした→戦前の人は悪い人」ということが嘘だと多くの方に理解していただけるといいのですが。

大和の模型は、資料がなかったり、後から見つかることがあり、まだまだ未完成だそうです。
展示物もまだまだ未完成です。もっと良いものにしていってほしいです。

本日はここまで。一回では書けないくらい色々考えさせられました。
次回はいつになるのだろう。


こちらは宇宙に飛び立つ方。でも、海で見つかった大和は改造不可能なほどぶっ壊れています。