東京駅発 歴史街道

（写真は「九段会館（旧・軍人会館）」）

東京駅に朝6時に着く。用まで時間があったので、東京駅周辺を散歩いたしました。
幕末から終戦までの歴史を感じることができました。

東京駅を出て、皇居の堀の前で、左に曲がり歩いていくと、いきなりクライマックス「第一生命ビル」。
終戦後GHQが「東部軍管区司令部」として本拠地を構えたビルです。占領中はマッカーサーを拝もうと、人だかりができたそうです。


皇居に入っていきます。ここは「元」江戸城。
幕末には勝海舟と西郷隆盛が「無血開城」を行い、内乱の拡大を防ぎました。下手に戊辰戦争が拡大されれば、外国に付けいる隙を与え、内政干渉・植民地化の機会を与えたでしょう。
また、江戸城の主が徳川家から天皇家に変わったことにより、日本の主が変わったことを日本中に知らしめました。


皇居を北に歩くと、近衛師団司令部（現・東京国立近代美術館工芸館）があります。
近衛師団とは、天皇及び宮城の警護を目的とする軍隊です。天皇陛下の近辺にいるということで、超エリートの集まりです。


武道館の横を通り堀を出ると、靖国神社にたどり着きます。戦地に赴く前に集まったり、戦地で亡くなった英霊が帰ってきている場所です。


このほかにも国会議事堂や各省があります。
幕末から現在まで、日本の歴史は皇居とその周辺で作られてきたのだなと感じる三時間でした。