goo blog サービス終了のお知らせ 

ワンダァゼロ・簡易版

_La felicidad es mejor imaginarla que tenerla.

ライブ後の小考察(煩悩篇)

2009-06-29 | ブラジル音楽
おばんです。
アウボラーダとアパレシーダ、どちらが吉祥寺でどちらが西荻かわかんない
と言ったら相方に鼻で笑われました。

今回ライブは見た目わかりませんが結構所属サルサバンドの方&そのパートナーが
多く(有難うございます)、皆さん奥様超美人でまこと羨ましいです。
音楽やってると美女をゲットできるのでしょうか。←コラ
誰か教えてください。
出来ればデータつきで。

昔会社の同僚がライブを見に来て
「会社にいるときとぜんぜん違う」と評されましたが今回も
「サルサバンドでムッツリコンガを叩くオトコオンナが何故かブラジル音楽を歌う」
という裏の顔お披露目なわけでして、まあ少々驚かれたようですが。
(国分寺に見える方はご存知と思うが)

サルサバンドのボーカルの女性が
「なんか女友達が知らない男と一緒に歩いているのを目撃したような気分」(要約)
と評していて、わかる様なわからん様な
それでいて何なんだその生々しい例えは。

ゴホンゴホン。
とにかく伝えることは出来たらしい。
やり過ぎた気もしたが・・・

***

自分の歌詞のクリアファイルに

「だれか女の子を一人ターゲットにして見つめる」

と書かれた付箋が貼ってある・・・

本番前のアタクシは割りと本気だったのだが
実際やってみると・・・
さすがにずーと「一人」はやってませんが、入り口の方すみませんでした。

現状一番のお得意が、
彼女に向かって「俺結婚なんてまだしたくないよ~」
とのたまう男の歌、

っていうのも何か倒錯的な気がします。

ああ。個性的な声のボーカル万歳。

2009-06-25 | ブラジル音楽
のっけはぜんぜんブラジル音楽ではない。

名刺に関する本を少し読み、
ブックオフに寄ったら昔聴いてた邦楽ロックが掛かっていた。
このバンドの1stアルバムは聴いた。
今こういうジャンルの音楽は殆ど聴かないが、詩と曲の感じとあとボーカルの声質が好みだった。
喉が心配になるような歌い方だが・・・
にしても金色の「カペラ」って何だろう。
車の名前とかにありそうな・・・

↑星の名前でした(1等星)
クルマはマヅダ


Mateus Sartoriといい、(全然音楽は違うが)
ちょっと線の細そうで神経質そうな感じは結構好きなんだろう。

ライブ前最近のヒットは久々に見たSeu Jorge「Cirandar」
「モロ・ノ・ブラジル」の映画内のシーンだが。
カッコイイ~。
2番の7弦ギターも超絶オイシイ~。
演奏はマンゲイラOB&OGだが、
モントルージャズ2005年のセウ・ジョルジのライブ版よりカッコイイ。

セウ・ジョルジ、独特の声質(ダミ声系)だし
出だしの音も思いっ切り外してるが、
(アナ・カロリーナとの競演は姐さんの勝ちっぽいし)
そんな事はどうでもいい位かっこいい。
ラップ凄いし。語の意味は全く分からないが。
マルチーニョ・ダ・ヴィラの結構昔の曲ですが名曲。

そして画像は、またパルコのインフォメーションセンター付近でゲットの
オペラ・ド・マランドロのチラシ。
原作はシコ・ブアルキ。

見には行かないけど・・・

ボーカルという楽器の

2009-06-01 | ブラジル音楽
タイトルの続きには
「好み、限界」とか書こうと思っていた。
なあに、特に悲観的な内容ではない。
・・・多分。

ええとワタクシは「大の男性ボーカル好き」である。
そして出来れば「いい男性ボーカルになりたい」と
今でも本気で思っている。


リアルで自分をご存知の方でないと上記文章は何のネタにもならない。
ワタクシ女だからである。

聴くボーカル物の大半は男性物だ。
確かに自分は声が低い。
よくわからん思春期時の訓練にて多少鍛えられたが、
それでもやはり本当に中低音の出る男性の音域には届かない。
一時期躍起になって阿呆のように曲のキーをギリギリ下限まで下げたりしたが
今はそこまでしていない。
理由は簡単。
「緊張するとまず低音から出なくなる」
「曲の出だしが低い曲が多く、そこが出ないと様にならない」
「マイク乗りが悪い」 などあるが、
「高音域を好む人もやっぱり多い」のと
「そんな事より通常の発声・発音から何とかしろ」だからである。

あと、「高音或いは低音が出せないと自分に価値が無い」
思わなくなったことであろう。

やっと最近自分のボーカルを聞いてもそこまで恥ずかしくなくなった。
今もうまいってほどうまくは無い。
だが、1月のライブでの自分の歌は非常に聴けない。

でだ。久しぶりに聴いて「男性ボーカル万歳」と強く思わしめた
画像の、Raphael Rabello/Nelson Gonçalvesのライブアルバム

冒頭7弦ギターの「Samba Do Avião」(結構荒々しいが)「Luiza」も良い。
Edu Loboや新しくはサイゲンジとか辺りの歌入りLuizaも悪くは無いけど
個人的にはギター1本のLuizaは非常に好み。
別の人だがバンドリン1本のこの「Luiza」もいい。

で、Nelson Gonçalvesが入ってからの、(ピッチちょい甘いが)ちょいクサ味のある
超深くていい~声系ボーカルが、また非常にいい、のである。あと巻き舌! ←自分は出来ない
Cartolaの有名曲「As Rosas Não Falam」が超似合う。
これや「花とトゲ」とかは男性の方が似合うよな(歌詞的にも)、と思ってしまう
(乾いた声質と素朴な歌いまわしのベッチ・カルバーリョとかは別にしても)。←ほめてる
この曲やってみたいけどなあ。
まだ無理かもしれない。

ギタリストRaphael Rabelloも凄く、「大聖堂」とかを超速で弾いたりしてるのだが
こんな人居たんだ(注:残念ながら若くで亡くなっている)と思わしめる。
この辺はデュオのギタリストから教えてもらいましたが、
ヤマンドゥより好きかなあ。

そういえば、ギターのギの字も出来ないのに
以前ヤマンドゥ・コスタのインストアライブ行った事あるなあ。
家ではサルサよりクラシックギターやリュートを聴く事が多い。
我ながら、自分って一体。

いや、でも
いいよリュート。
やってみたいとは思わないけど・・・


この曲やってみたい、とおもうこと、実際やってみてのこと

2009-05-28 | ブラジル音楽
ええ、結構香ばしい内容かもしれませんが
自己の観念、というのは時にチョー重要なことをガン無視したり
どうでもいいことを神棚で拝んだりする事もありますので
この記事のどこかが未来の自分か偶然検索した誰かに役立つのかと思うかというよりは
備忘録なのかと。

---
今回新曲で「Doralice」というドリヴァル・カイミの曲をやってみまして
結構ギター的に凶悪な、いやゴキゲンなアレンジなんですが7弦ギターのラインを
6弦じゃ音が足りないので少し変えたり、奏法が結構違ってみたり。

歌の個人目標が
「キツくなく、滑らかでリズミカルな歌いまわし、しかも余り不自然な発音は不可」でしたので、
TASCAMのギタートレーナーを失敬してスタジオのミキサーに繋いで
原曲に合わせて半分のテンポから始めて、もうほんとうに最初は歌手のマネ。

そのうち子音続きとか速いとか難しい箇所を重点練習、
しっかりブレスしないとダメとかAの発音が強すぎておかしいとかまあ潰す。

今もリズムがまだ甘い。
昨日やっと忘れず録音してみたらたぶんブレス不足で終わりの方が音が不安定になるとか
舌を速く動かさなきゃいけない部分だけ遅れるとか。
例えばメロディーのリズムが「タタタタター」だったら
そこに

タ   タ    タ    タ    ター
オ   リャ  スィン  ブリョ  リャー

と乗せなきゃいけないんですが、「リョ」とか
舌を巻いてるうちに遅れる。←・・・図解するなよ

まあこれは舌を鍛えるとかもあるんでしょうね。


----
でも、今回新曲で暗記する位歌ったドラリシだが、
(そもそもの目標ではなかったが、結果的に覚えた)
~まあまだ歌単体でも全体でもやる事は一杯あるのだが~
やはり覚える程やって初めてスタートラインなのかな、
いつも圧倒的に復習が足りないんだな、という感を覚えた。

まあ一つ面白いのは、
暗記したら歌詞じゃなく訳を見ながら歌ってみる、
これは地味に面白い(ゲラゲラ面白いとかではないが)。
機会があったらお試しあれ。
歌がある程度まわってきたら
やはり内容やイメージは聞いてる人が浮かんでくるように
しなくてはです。

クラスタでのライブの時はクラシックギターを弾く人が周りに多いので、
その方達はもう曲が記憶にというか体にというか「入っている」。
「暗譜がいいのはわかっているけど」と思うのと、
実際暗譜しているのは別だ。

私は本当に出演者中ほぼ唯一ギター弾けない人だか、
そういう「一曲の濃度」というのは見習うべきだなと思う。
デュオの相方ギタリストもクラシックの基礎があるのでやはり毎回大いに刺激を受けるらしく、
帰ったらクラシックの楽譜をさらっていた。(私はYoutubeをよく漁る)
あとヴィラロボスとか純粋に曲が良い物も多いので、
これは是非ブラジルセッションデーとかで弾いて頂けたりといった
異業種交流会みたいなのが起こらないかなあと。
セッションの醍醐味は
「自分が知らない名曲を知ることが出来る」

じゃないかなあと思うのですが。
音楽やってる人はいい曲に会えることが幸せだと思うんですけれど。

家にヴィラロボスはMDかテープでしかないらしく
皆目見当が付かないゆえ作業効率的に探す気になれない・・・。
結局、
「ヨーロッパのリュート音楽第1巻 17世紀フランス」なんつー
激渋なヤツを聞いているが・・・
すげーイイ。

平行作業・ニュースティック

2009-05-28 | ブラジル音楽
くくのちはほぼ歌のみですが、やはり特性上
ボンフィンでは打楽器も(ちゃんと)やります。

最近一番まじめにスティック練習やってます・・・
タンボリンのため8割。
アゴゴ・ブロック類2割。
手首のエクササイズでコンガに嬉しい効果プラス。
オプションで上腕筋肉痛。

タンボリンに向くのに、
フルート掃除棒(木)、菜箸、ロッズの反対側・・・
色々スティックを試しましたが、
やはりドラムスティックが長さ、重み的に一番良いです。
当初アンチドラムスティックでしたが
やはり扱いやすいと漸く気づき。
ゴメンナサイ。

とはいえドラマーじゃないのでスティックも殆ど傷まず
元ドラマーから貰ったPearlの7Aがゴロゴロとあふれている。
樹脂チップがついたらタンボリンの音が変わるのだろうかと
最近入手したスティックは初のプロマーク。
マークポートノイモデル・・・

ああ昔ドリームシアターよく聴いてたわ(笑)
でもバンドメンバーが影響を受けたというラッシュの方が
聴いててより好きだったので暫くラッシュを聞いていたんだわ。
一度しか来日したこと無いひとたち。