第4章 ピラミッドの謎
前章にてエジプトのピラミッドはアトランティス文明の遺産若しくはその技術を使って建造されたものではないかとの仮説を述べたが、それでは有名なギザの大ピラミッドは一体何の為に造られたのであろうか。それはファラオの墓であったとする説が以前は一般的であったようであるが、昨今では吉村作治教授が全く別の説(王権確立の象徴、モニュメント、王の来世の空間、税金還元を兼ねた労働者対策など)をTV番組で紹介していたようである。いずれにせよ筆者にはとてもピラミッドが単なる墓とは思えないのであるが、残念ながら吉村作治教授の説に就いても、少なくもギザの大ピラミッドに関する限りはもろ手を挙げて賛成するような説得力が感じられないのである。再び地球外生命体(以下、ET)の力を借りて書かれた書籍、ここでは主としてダリル・アンカと坂本政道著作、『バシャールX坂本政道』(著作T)からの引用を中心に話を進めたい。
① ピラミッドの役割
著作Tの中で、「ピラミッドの大きさや角度、方向などは重要なのか」との坂本政道氏の質問に対し、「はい、角度は重要です。位置も重要です。地球の磁場における南北の位置はとても重要です。・・・ギザの大ピラミッドがあの大きさであるのは、それが地球全体のエネルギーの主要なバランスポイントの1ヶ所であるから、ということを理解しなければなりません」とバシャール(ダリル・アンカがチャネリングしているETの名前)が答えている。又、「なぜピラミッドがあの形をしているかというと、それが幾何学を使って月と地球の比率を表しているからであり、両者のエネルギー的なバランスをとる接点をつくりだすためなのです。・・・月の軌道に対して地球が安定化するための錨、バランスポイントとしての機能です。」
関連する同様の書籍も勘案のうえ、バシャールの意味するところを推測すると、どうやら地球自体の磁場に加えて、地上には電磁波エネルギーのネットワークのようなものが世界中に張り巡らされていて、そのバランスを取る(地球全体の波動を整える)ための主要な結節点の一つがギザのピラミッドであったとの説明のようである。加えてそれが月とのバランスまで考慮に入れて建造されたことが事実(著作Tのなかで、バシャールは大ピラミッドの傾斜角と地球・月の関係を図形を使って見事に説明している、又これは実際の地球の半径と月の半径を正確に測らない限り、求めることのできない数値である)とすると、本当にギザのピラミッドは5000年(或いはそれ以上)もの昔、当時の人類が、それ以前の文明の科学技術を継承することなく、独自の技術で造ったものなのかどうか甚だ疑問に思われるのである。
更に、それと相通じるような表現がジェーン・ロバーツ著、『セスは語る』(著作W)にも見られるので以下に紹介したい。「・・・さらに、すべての現実と交わる絶対整合点と呼ばれるものが、数にして(筆者註:地球上に)四つあります。それらの整合点も回路として機能し、そこを通ってエネルギーが流れます。そしてそれらは一つの現実から別の現実へと繋がるための見えない通路、あるいは現実間のひずみは捩じれとして作用します。・・・思考が形に結び付く場合に、そこではいくぶん不変性を帯びるようになります。古代エジプトのピラミッドはまさにその好例と言えるでしょう。」ここにはピラミッドが、想念が現実化し易いある種の強いエネルギーを持った場所として、或いは異次元に繋がる通路であったとも受け止めることができるような表現が含まれおり、その点で疑問を持たれた読者もいるかも知れないが、このブログを第5章、6章と読み進むに連れて凡その意味が判って頂けるものと思うので、取敢えずここでは詳細な説明は省略させて頂きたい。
② ピラミッドの機能
前項の説明で、ピラミッドの地球全体に及ぼす役割に就いては凡その見当はついたと思うが、それ以外にどのような機能があったのだろうか。ここでも、筆者が正解であろうと推測する幾つかの諸説を、関連する書籍からの引用を中心に紹介する。
イ) 人や王をファラオに至らしめるイニシエーションの儀式に用いられた。:前述の著作Tによれば、「太古においてピラミッドの中の部屋は、悟りをもたらすためのイニシエーション(秘儀伝授)に使われていました。・・・ピラミッドはステップダウン・トランスフォーマーとして働いています。ステップダウン・トランスフォーマーは、高次のエネルギーを低次の周波数に変換します。それによって高次のエネルギーを物質的なレベルで利用することができるのです。・・・内部の部屋(大回廊)とそこで執り行われた儀式を見ると、部屋そのものがある傾斜で上がっているので、イニシエーションを受ける人が上がって行くにつれてエネルギーが増幅されます。そして、それがいわば、通り道(控えの間)を通ってぎゅっと絞られ、その後、内なる部屋(王の間)の中へ拡大するのです。このイニシエーションの儀式こそが、人を王やファラオに至らしめた儀式だったのです。なぜならこの儀式を行うことによって、その人の電磁場エネルギーの周波数を、彼らが神だと思っていた存在たち、つまりアヌンナキの先祖たちのエネルギーに近づけることができたからです。」
ドン・エルキンズ氏らによる『ラー文書』(著作Y)にも、似たような記述があるので紹介したい。「ピラミッド建立には目的が二つありました。ひとつは、‘一なるものの法則’の浄化された媒体(チャネル)、つまりイニシエーションをへた媒体になることを望む人たちのために、適した配置などの調整がなされたイニシエーションの場所を提供するためでした。」
ファラオがファラオたる所以が、イニシエーションの儀式を経ることを通じて通常の人類とは異なる能力を身につけることであれば、当然これがファラオにとって、最重要の目的であったものと筆者には思えるのである。
ロ) 電磁波に対するレンズの役割:ダリル・アンカ著、『バシャール』(著作S、前8巻の①)には次のような記述がある。「・・・ピラミッドの中で電磁波のエネルギーを集中し、そしてアルファゼーション(?)を上げて、それによって地球全体の波動を整えたりしてます。多くのものはアトランティスとムーの時代にできています。それからいくつかのものは、宇宙から助けを借りて造られています。そしてそのピラミッドは電磁波に対するレンズの役割を果たしています。ピラミッドの中にいて、そういう波動に共振させることによって、自分の中のエネルギーをひとつに統一させることができます。」更に著作Tにおいても、「ピラミッドはパワーを発生させる装置、つまり発電装置というより、とくにパワーを増幅する装置なのです。そして電磁エネルギーのレンズのような働きがあり、エネルギーを焦点に集めてくれます。」と説明している。
但し、現在ギザの大ピラミッドの中に入って、同じようなことができるかと云うと、それは無理であるとバシャールは答えている。ひとつの理由は、建造された当時と現在とでは、地球の磁場に変化が生じていること、そしてもうひとつには、建造された当時用いられていた大理石のケーシングストーンやキャップストーンが無くなっており、本来の機能を発揮できなくなっているためとの説明である。
ハ) 知識の貯蔵庫: 同じく著作Tからの引用である。バシャールは、「ピラミッドには、ある意味、知識の貯蔵庫としてのはたらきがあるのです。たとえば、みなさんの社会で数学や科学的な原理の知識が失われてしまったときのために、さまざまな数学的、科学的原理を次元に組み入れて保存しています。」と説明している。更にこれ以外でも、記録媒体は異なると思われるものの、ゲリー・ボーネルの『アトランティスの叡智』(著作H)には、アトランティスの様々な記録がクリスタルに記録されてピラミッドの中に隠されているとの記載がある。
③ ピラミッドの建造法
前項②の(ロ)においてバシャールは「多くのものはアトランティスとムーの時代にできています。それからいくつかのものは、宇宙から助けを借りて造られています。」と説明している。人間が造ったピラミッドが全く無いと言うつもりはないが、少なくともギザの大ピラミッドに就いては、当時(五千年以前とも六千年以前とも云われている)の人間が造った代物とは到底筆者には思えない。ピラミッドの建造に関わるET関連の書物から、以下に幾つかを引用する。但し、ここに紹介する3種類の説明は、人間が物理的手段によって動かしたものでは無いという点で共通しているが、具体的な方法に就いては必ずしも一致していないので予めお断りしておく。
(イ) 前述の『バシャールX坂本政道』(著作T)には次のように書かれている。「・・・そのような巨石構造をつくるための理解は、異星人からもたらされた場合もあれば、アカシックレコードにアクセスする方法を異星人や別次元の存在たちから教えられ、人類が直接アカシックレコードから情報を得た場合もあります。・・・彼らは音と光の異なる振動をつくることによって岩を浮揚させる・・・方法を教えられたのです。但し、それはもっとも太古の構造物の場合だけです。その後、その知識は殆ど失われてしまい、それ以降は肉体を使った非常に困難な労働によって造られました。・・・先ほどのエジプトのギザにある一番大きなピラミッドはそのひとつです。」
(ロ) 続く『ラー文書』(著作Y)に於いては、別次元の説明がなされている。「あなたがたはこの作業をあらゆるすべての被造物を含みうる枠内で、ありありと描いてみる必要があります。エネルギーは有限ではありますが・・・膨大です。このエネルギーは知的で階層的です。あなた方の心/身体/霊複合体は、・・・エネルギーフィールド、ならびに知性を保持しています。しかし、それは岩石のような物質の個々の原子の場合も同じなのです。ですからもしその知性に語りかけることができれば、物理的、ないし化学的な岩石/体の有限なエネルギーと、その無限なパワーとの接触がなされます。・・・そうしたつながりが成立し要請が与えられたとしましょう。すると岩石たる存在の無限の知性がその物理的乗り物と交信します。そして、岩石たる存在の無限の知性がその物理的乗り物と交信します。そして岩石たる存在のエネルギー場が、有限から、私たちが便宜上単純に無限と呼ぶであろう次元に置き換えられることによって、要請された分裂や移動が実際におきるのです。」
(ハ) ゲリー・ボーネルの『アトランティスの叡智』(書籍H)での説明は、前述の(イ)と(ロ)の中間とも思えるような内容である。「アトランティスの人が山を移動させるとき、ピラミッド形の形体を使っていました。人間の全ての意図は声とともに地球のエーテル体に布置されます。ピラミッド形が人間の声に権威を与えて、対象となる物が意図を実践できるようにするわけです。声の調和波動の範囲でエーテルフィールドを増幅させることでこれを行います。アトランティスではこのエネルギーを利用して、重量のある物を移動させていました。移動させたい物体の周りに声のエネルギーを集めて動かすのです。この意味で、ギザのピラミッドはピラミッド形が造ったと言えます。」
前章にてエジプトのピラミッドはアトランティス文明の遺産若しくはその技術を使って建造されたものではないかとの仮説を述べたが、それでは有名なギザの大ピラミッドは一体何の為に造られたのであろうか。それはファラオの墓であったとする説が以前は一般的であったようであるが、昨今では吉村作治教授が全く別の説(王権確立の象徴、モニュメント、王の来世の空間、税金還元を兼ねた労働者対策など)をTV番組で紹介していたようである。いずれにせよ筆者にはとてもピラミッドが単なる墓とは思えないのであるが、残念ながら吉村作治教授の説に就いても、少なくもギザの大ピラミッドに関する限りはもろ手を挙げて賛成するような説得力が感じられないのである。再び地球外生命体(以下、ET)の力を借りて書かれた書籍、ここでは主としてダリル・アンカと坂本政道著作、『バシャールX坂本政道』(著作T)からの引用を中心に話を進めたい。
① ピラミッドの役割
著作Tの中で、「ピラミッドの大きさや角度、方向などは重要なのか」との坂本政道氏の質問に対し、「はい、角度は重要です。位置も重要です。地球の磁場における南北の位置はとても重要です。・・・ギザの大ピラミッドがあの大きさであるのは、それが地球全体のエネルギーの主要なバランスポイントの1ヶ所であるから、ということを理解しなければなりません」とバシャール(ダリル・アンカがチャネリングしているETの名前)が答えている。又、「なぜピラミッドがあの形をしているかというと、それが幾何学を使って月と地球の比率を表しているからであり、両者のエネルギー的なバランスをとる接点をつくりだすためなのです。・・・月の軌道に対して地球が安定化するための錨、バランスポイントとしての機能です。」
関連する同様の書籍も勘案のうえ、バシャールの意味するところを推測すると、どうやら地球自体の磁場に加えて、地上には電磁波エネルギーのネットワークのようなものが世界中に張り巡らされていて、そのバランスを取る(地球全体の波動を整える)ための主要な結節点の一つがギザのピラミッドであったとの説明のようである。加えてそれが月とのバランスまで考慮に入れて建造されたことが事実(著作Tのなかで、バシャールは大ピラミッドの傾斜角と地球・月の関係を図形を使って見事に説明している、又これは実際の地球の半径と月の半径を正確に測らない限り、求めることのできない数値である)とすると、本当にギザのピラミッドは5000年(或いはそれ以上)もの昔、当時の人類が、それ以前の文明の科学技術を継承することなく、独自の技術で造ったものなのかどうか甚だ疑問に思われるのである。
更に、それと相通じるような表現がジェーン・ロバーツ著、『セスは語る』(著作W)にも見られるので以下に紹介したい。「・・・さらに、すべての現実と交わる絶対整合点と呼ばれるものが、数にして(筆者註:地球上に)四つあります。それらの整合点も回路として機能し、そこを通ってエネルギーが流れます。そしてそれらは一つの現実から別の現実へと繋がるための見えない通路、あるいは現実間のひずみは捩じれとして作用します。・・・思考が形に結び付く場合に、そこではいくぶん不変性を帯びるようになります。古代エジプトのピラミッドはまさにその好例と言えるでしょう。」ここにはピラミッドが、想念が現実化し易いある種の強いエネルギーを持った場所として、或いは異次元に繋がる通路であったとも受け止めることができるような表現が含まれおり、その点で疑問を持たれた読者もいるかも知れないが、このブログを第5章、6章と読み進むに連れて凡その意味が判って頂けるものと思うので、取敢えずここでは詳細な説明は省略させて頂きたい。
② ピラミッドの機能
前項の説明で、ピラミッドの地球全体に及ぼす役割に就いては凡その見当はついたと思うが、それ以外にどのような機能があったのだろうか。ここでも、筆者が正解であろうと推測する幾つかの諸説を、関連する書籍からの引用を中心に紹介する。
イ) 人や王をファラオに至らしめるイニシエーションの儀式に用いられた。:前述の著作Tによれば、「太古においてピラミッドの中の部屋は、悟りをもたらすためのイニシエーション(秘儀伝授)に使われていました。・・・ピラミッドはステップダウン・トランスフォーマーとして働いています。ステップダウン・トランスフォーマーは、高次のエネルギーを低次の周波数に変換します。それによって高次のエネルギーを物質的なレベルで利用することができるのです。・・・内部の部屋(大回廊)とそこで執り行われた儀式を見ると、部屋そのものがある傾斜で上がっているので、イニシエーションを受ける人が上がって行くにつれてエネルギーが増幅されます。そして、それがいわば、通り道(控えの間)を通ってぎゅっと絞られ、その後、内なる部屋(王の間)の中へ拡大するのです。このイニシエーションの儀式こそが、人を王やファラオに至らしめた儀式だったのです。なぜならこの儀式を行うことによって、その人の電磁場エネルギーの周波数を、彼らが神だと思っていた存在たち、つまりアヌンナキの先祖たちのエネルギーに近づけることができたからです。」
ドン・エルキンズ氏らによる『ラー文書』(著作Y)にも、似たような記述があるので紹介したい。「ピラミッド建立には目的が二つありました。ひとつは、‘一なるものの法則’の浄化された媒体(チャネル)、つまりイニシエーションをへた媒体になることを望む人たちのために、適した配置などの調整がなされたイニシエーションの場所を提供するためでした。」
ファラオがファラオたる所以が、イニシエーションの儀式を経ることを通じて通常の人類とは異なる能力を身につけることであれば、当然これがファラオにとって、最重要の目的であったものと筆者には思えるのである。
ロ) 電磁波に対するレンズの役割:ダリル・アンカ著、『バシャール』(著作S、前8巻の①)には次のような記述がある。「・・・ピラミッドの中で電磁波のエネルギーを集中し、そしてアルファゼーション(?)を上げて、それによって地球全体の波動を整えたりしてます。多くのものはアトランティスとムーの時代にできています。それからいくつかのものは、宇宙から助けを借りて造られています。そしてそのピラミッドは電磁波に対するレンズの役割を果たしています。ピラミッドの中にいて、そういう波動に共振させることによって、自分の中のエネルギーをひとつに統一させることができます。」更に著作Tにおいても、「ピラミッドはパワーを発生させる装置、つまり発電装置というより、とくにパワーを増幅する装置なのです。そして電磁エネルギーのレンズのような働きがあり、エネルギーを焦点に集めてくれます。」と説明している。
但し、現在ギザの大ピラミッドの中に入って、同じようなことができるかと云うと、それは無理であるとバシャールは答えている。ひとつの理由は、建造された当時と現在とでは、地球の磁場に変化が生じていること、そしてもうひとつには、建造された当時用いられていた大理石のケーシングストーンやキャップストーンが無くなっており、本来の機能を発揮できなくなっているためとの説明である。
ハ) 知識の貯蔵庫: 同じく著作Tからの引用である。バシャールは、「ピラミッドには、ある意味、知識の貯蔵庫としてのはたらきがあるのです。たとえば、みなさんの社会で数学や科学的な原理の知識が失われてしまったときのために、さまざまな数学的、科学的原理を次元に組み入れて保存しています。」と説明している。更にこれ以外でも、記録媒体は異なると思われるものの、ゲリー・ボーネルの『アトランティスの叡智』(著作H)には、アトランティスの様々な記録がクリスタルに記録されてピラミッドの中に隠されているとの記載がある。
③ ピラミッドの建造法
前項②の(ロ)においてバシャールは「多くのものはアトランティスとムーの時代にできています。それからいくつかのものは、宇宙から助けを借りて造られています。」と説明している。人間が造ったピラミッドが全く無いと言うつもりはないが、少なくともギザの大ピラミッドに就いては、当時(五千年以前とも六千年以前とも云われている)の人間が造った代物とは到底筆者には思えない。ピラミッドの建造に関わるET関連の書物から、以下に幾つかを引用する。但し、ここに紹介する3種類の説明は、人間が物理的手段によって動かしたものでは無いという点で共通しているが、具体的な方法に就いては必ずしも一致していないので予めお断りしておく。
(イ) 前述の『バシャールX坂本政道』(著作T)には次のように書かれている。「・・・そのような巨石構造をつくるための理解は、異星人からもたらされた場合もあれば、アカシックレコードにアクセスする方法を異星人や別次元の存在たちから教えられ、人類が直接アカシックレコードから情報を得た場合もあります。・・・彼らは音と光の異なる振動をつくることによって岩を浮揚させる・・・方法を教えられたのです。但し、それはもっとも太古の構造物の場合だけです。その後、その知識は殆ど失われてしまい、それ以降は肉体を使った非常に困難な労働によって造られました。・・・先ほどのエジプトのギザにある一番大きなピラミッドはそのひとつです。」
(ロ) 続く『ラー文書』(著作Y)に於いては、別次元の説明がなされている。「あなたがたはこの作業をあらゆるすべての被造物を含みうる枠内で、ありありと描いてみる必要があります。エネルギーは有限ではありますが・・・膨大です。このエネルギーは知的で階層的です。あなた方の心/身体/霊複合体は、・・・エネルギーフィールド、ならびに知性を保持しています。しかし、それは岩石のような物質の個々の原子の場合も同じなのです。ですからもしその知性に語りかけることができれば、物理的、ないし化学的な岩石/体の有限なエネルギーと、その無限なパワーとの接触がなされます。・・・そうしたつながりが成立し要請が与えられたとしましょう。すると岩石たる存在の無限の知性がその物理的乗り物と交信します。そして、岩石たる存在の無限の知性がその物理的乗り物と交信します。そして岩石たる存在のエネルギー場が、有限から、私たちが便宜上単純に無限と呼ぶであろう次元に置き換えられることによって、要請された分裂や移動が実際におきるのです。」
(ハ) ゲリー・ボーネルの『アトランティスの叡智』(書籍H)での説明は、前述の(イ)と(ロ)の中間とも思えるような内容である。「アトランティスの人が山を移動させるとき、ピラミッド形の形体を使っていました。人間の全ての意図は声とともに地球のエーテル体に布置されます。ピラミッド形が人間の声に権威を与えて、対象となる物が意図を実践できるようにするわけです。声の調和波動の範囲でエーテルフィールドを増幅させることでこれを行います。アトランティスではこのエネルギーを利用して、重量のある物を移動させていました。移動させたい物体の周りに声のエネルギーを集めて動かすのです。この意味で、ギザのピラミッドはピラミッド形が造ったと言えます。」