あれやこれやと結構忙しくて、なかなか山へも行けない10日間でした
ワナだけは点検しない訳にはいかないので、1日もしくは2日おきに足早に見て回った
幸いというか残念ながらというか、この10日間全く変化がなかった
やはり気持ちが入らない時はこんなものなのかと、妙に納得してました
20日、久しぶりにハナ子を連れて猟に行きました
ハナ子も久々の山行きで張り切っている
今回の行程(赤;ハンター、水色;ハナ子、黄色;国道)
山に入って10分ほどでハナ子が吠え付く
慌てて体制を整えるが、若干遠くで吠え付いたため近づくのが無理かなと思ってると
なんと、追廻しし出したので、じっと射撃体勢で待っていると
10mぐらい上を、灰色の猪がチラッ、チラッと見える
発砲しようとしたが、結局雑木に遮られ撃てず・・・・・残念!!
ハナ子は追い鳴きしていってしまった(写真;吠え付き場所から右方向へ)
それからしばらくは、ハナ子の捜索もなかなか獲物に行き会わず
今日も坊主で終わるのかなと思いながら歩いていると
ハナ子の動きがせわしくなる、おかしいなと思っていると
やはりハナ子が吠えだす
鳴き声が追い鳴きに変わらない、急いで鳴き声の方向に移動し始めた瞬間
ハナ子が追い鳴きになり、自分の位置から真下20mぐらいのところを大きなイノシシが!
歩いて(走ってではなく)逃げて行くではないか!!
ズドーンと一発!!
ギーギー(と聞こえた)と泣いたと思ったら
すぐにハナ子がかみつく
駆け寄ると大きな猪にハナ子が必死にかみついている
60k以上はあろうかと思われるメス猪!!
まだヒィーヒィー行ってるが、動きは小さいため素早くナイフを刺し放血
さて車まで引き出さねば、GPSで位置確認すると
なんとなんと道路まで遠いことか!(GPS画像の捕獲場所からトラック積み込み場所まで)
GPSで方向を確認しながら、引き出す
ハナ子に「手伝ってくれよ」って話しかけるも我知らん顔!!
谷筋に降りるのが楽だろうと谷の中を引っ張ること1時間50分
やっとの思いで(ひとり猟はこんな時がつらい)道路まで引き出す
トラックを止めたのはここから2kぐらい先
猪をここにおいて、トラック積み込み場所から、猟開始場所までハナ子とテクテク歩くこと30分
やっとトラックに積み込み開始
なにせ一人なもんで積み込みにはウインチ使用(初めての使用)
獲物をシートに乗せ
ウインチで釣り上げる
おお・・・・! 上がった
引き出すときは 「こんな重たいの捨てて帰ろうか・・・」 なんて思いながら
引っ張ってきたのに、なんとあっさり吊り上げてしまった
文明の利器、機械の力、たいしたもんだ!!!!
帰ってハナ子と記念撮影
いつもながらやさしそうなハナ子、獲物を見ると人が、いや犬が変わる!!
解体を始めたのが18時近く
弾は背骨を砕いていた
そして解体が終わって家に上がったのが21時48分
長い、ながーい1日でした
でも、本当に気分のいい(10日ぶりだから)1日・・・でした
で・・・・更新も10日ぶりでした