平成27年度の狩猟期間が終了したので
白鹿権現(「シシゴンゲン」と読ませる)に
狩猟期間中の無事故・安全狩猟・獲物の収穫が出来た事への
御礼参りに行ってきました
片道17.3キロの山の中に祠が有ります
途中、国宝「臼杵石仏」前を通ります
かなりのやまあいです
山桜がほぼ満開
白鹿権現(シシゴンゲン)への道案内
古びた立て看板が立ってます
さらに山道を進むと
山の中に集落が有ります
いよいよ山道
よく整備されています
廃屋と川の流れ
昔はこんな所にも人が住んでいたんです
この廃屋から500mほどに車止めが有ります
ここで靴を、地下度に履き替えます
(運動靴でも構わないんだけど・・・・)
そこまで写す・・・・??
いよいよ白鹿権現(シシゴンゲン)に登ります
写真上部中央の白く見える部分(石灰岩)に祠が有ります
「けものみち」の様な所を歩いていくと
急な岩場に鎖がぶら下がってます
これを登って行きます
ほぼ命がけ・・・体を支えるのはこの鎖だけ
手袋を付けて、「ロッククライミング」です
(1人で写真を撮ってます・・・怖かった!)
下を見ると
かなりの恐怖感!!
ここまでくると頂上はもうすぐです
さらに鎖の無い所を這う様な格好で登ります
もうすぐ
やっと頂上が見えてきました!!
頂上、祠前です
この石灰岩の穴の中に祠が有ります
やっと到着です
持ってきたろうそくと線香をあげます
左右に積み上げてる白い物体は
すべてイノシシの下あごや頭です
ここにお参りに来る猟師は
その猟期に捕獲したイノシシの頭部を持参し
ここに祀っています
自分たちが捕獲した獲物の供養をする為だと思います
おびただしい数の「頭蓋骨?」です
宮崎のえびのから来た人も居たようです
こうして、ひと猟期に獲れた獲物への感謝と事故・ケガが無かった事への
お礼をします
私もひとり猟でそこそこの収穫を得られた事と安全に無事猟期を終えたことを感謝し
お礼のお参りをしました
次は11月の28年度狩猟解禁前の10月ごろ
安全祈願に訪れるつもりです
現在有害駆除の許可が3月31までの期間で出ているけど
3月中はワナ猟・銃猟共にお休みです
4月からも続いて出るであろう? 有害駆除からまた頑張ります
その信心深さと、イノシイノ骨の多さのに感心しました。
益々、成果を上げられ且つ安全に猟が捗る事を祈念しています。
ドイツでは一番危難な獣は猪だと聞いた事があります。
ご本人は勿論、怪我の癒えたワンちゃん達も猪にはご注意の程。
猟期の始めと終わりにはこの行事をしないと、何となく気掛かりになります。
やはり「信心」のなせる業でしょうか。
「無事故・安全祈願」と「大猟祈願」、そして何よりもおっしゃるとおり生き物の命を戴く事への感謝は忘れない様にしたいと思ってます。
4月から(多分)も頑張ります。