猪太郎ブログ

このブログでは猪太郎の趣味、ライフワークの世界にご案内します。

ナイフ

2016-04-03 17:57:32 | いろいろな道具

 

27年度前半の有害鳥獣駆除で

 Tさんに紹介されてワナを設置した土地の所有者 I さん

ワナ見廻り時

色々と話す機会が何度もあり

猟はしないが「ナイフ」を作るのが趣味

との事だったので

是非作ってほしいとお願いしたところ

時間が掛ってよければと

快く引き受けてくれました

 

今日やっと出来上がったと

私の家まで持参してくれました

素晴らしいナイフです

 

プロのナイフ職人

(居るのかなぁ・・・数万円単位で販売されているナイフを作る人)

が作ったと思われるようなナイフです

 

ケース、紛失防止用の紐付きです

 

ついている札の数値「62」は焼き入れ後の硬度だそうです

(焼き入れはわざわざ岡山県の業者に送るそうです)

 

ケースも牛皮で手作りだそうです

実にうまく出来てます

 

裏側

 

ナイフの柄の部分はシカの角を使ってます

 

最初ナイフを作るという話を聞いたとき

鋼材切断用の鋸の刃を

サンダーで削って作るんだろう程度に

考えていたけど大間違いでした

 

ナイフ用の鋼材とケース用の牛皮(牛1頭の半分の皮)を取り寄せ

様々な工程を経て

最終仕上げ前に焼き入れに出し

帰って来たナイフをさらに何度も仕上げ研磨し

最後にコンパウンドで仕上げるそうです

 

形状も素晴らしくきれいです

 

 

 

素晴らしい!!!!

 

I さんの話では

Iさんの様に趣味の範疇で

このような方法でナイフを作る方は

現在Iさんが知っている範囲で

大分県では他に1人居るだけだそうです

 

猟をする方は

ほとんどの方が自分用に

気に入ったナイフを持っているだろうと思います

 

獲った獲物の放血

(捕獲してすぐに血を抜く処理これをうまくしないと肉に獣臭が残り

いわゆる、「イノシシ肉は臭い」となってしまう)

処理をしたり、獲物をさばいたり、時には邪魔になる木の枝

を切ったりします

 

今回のこのナイフは

枝を切ったりはまずいでしょうから

主に放血用に使おうと思ってます

 

ただ

あまりにも想像していたのと違い

立派な物なので

果たして山に持って行って使用できるか?

 悩みそうです

 

部屋のインテリアとして

飾っておくほうがいい様な気も・・・・・・(尤もそんな部屋は無いけど)

このクラスの「ナイフ」を購入するとすればやはり

万単位の金額になるだろうと思います

 

そしてこの「ナイフ」 なんと 

「差し上げます」 との事・・・・・・・!!!!

 

趣味の範疇なので

全く販売はしてないからだそうです

 

何度かやり取りして

最終的に無償で頂くことになり

ナイフの柄の材料になるシカの角を差し上げる事にしました

 

「Iさん、本当にありがとうございました」

 

 



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