おことわり
私が青山繁晴さん、青山千春さんらを「信頼のおける情報源」と考え、両人が発信する「原典」となる情報に、多くの人が、できるだけ手順を少なく接することができるように、書籍やメディア、有料レポートなどにリンクを貼っています。
近頃は、特に酷い改変が加えられた動画があふれかえっていますので、「原典」から情報を得ることは、とても大切な事だと考えています。
くれぐれも「青山氏らに依頼されて営業活動をしている」などと、たくましい妄想をされませんよう、ご注意願います。
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2020-02-08 00:43:51
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武漢熱クライシスの超克を通じて何を目指すか その2
▼武漢熱クライシスをめぐって2月5日水曜に開かれた、自由民主党の対策本部、その詳報の(2)です。
▼まず、この地味ブログの速報にて紹介した最初の発言を、あらためて詳しく記します。
「これまで習近平国家主席の国賓としての来日に反対してきました。しかし今は、武漢熱クライシスの拡大によって、4月の来日そのものに反対せざるを得ません。日中であれ、どこの国であれ、首脳交流は決定的に大切です。そのうえで中国の最高責任者をこの春にお迎えすることは、してはなりません」
「4月の来日予定まであとわずか2か月、まだ分からない面が多いのは事実ですが、少なくとも4月に終息していることは極めて考えにくいのが現時点での現実です」
「その情況で、天皇陛下がお会いになったりすれば、事態がたいしたことはないという宣伝に利用され、中国首脳による陛下の政治利用という恐るべき事態となる可能性が強い」
「仮に陛下がお会いにならずとも、来日自体が、同じような政治宣伝になり、日本そのものが利用され、世界に間違った致命的なメッセージを送ることになります。来日は見送るべきです。政府の考えを聞かせてください」
▼この問いに対して、政府・行政官の側から何も答えがないまま、会が進行していこうとしたので、あえて不規則発言にて「政府から答えがないのでは部会や対策本部の意味がありません!」と声を出しました。
ほかの議員から「そうだ」、「その通りだよ」という大きな声が幾つもあがり、元厚労大臣の田村憲久対策本部長が「ほら、ちゃんと答えて」と政府・行政官の側に促しました。
▼すると外務省が「外交当局の間で具体的な準備をしています」という趣旨だけを答えました。
すなわち、延期や中止は協議していないという意味です。
これでは当然、足りないので、同じ2月5日水曜に開かれた外交部会・外交調査会合同会議でも同じ趣旨をもう一度、問いました。
すると中山展宏・外務政務官が「感染症の拡大防止に懸命に取り組んでいます。中国の協力を得て、まずは拡大防止を進めるのが先決です。青山議員の意見は、しっかり拝聴しました。現時点では、準備を粛々と進めています」と述べられました。
これは趣旨ではなく、ぼくのメモによる正確な発言です。
▼では、この発言をどう見るか。
対策本部にも、外交部会にも、きちんと出席なさっていた護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) 事務局長の高木啓代議士は、この日に開いた護る会・執行部会の自由討議にて、「青山さんに対する政府側の回答をしっかり聞いていましたが、私は変化を感じました」と仰いました。
ぼくも同じです。
邦人救出や感染症の拡大防止のために中国の協力はどうしても必要だから、こちらから習近平国家主席の訪日の延期や中止は持ち出さない。しかし・・・というニュアンスを感じました。
▼「しかし・・・」のあとは何なのか。
それは、中国自身の変化をよく見るということでしょう。
すでに、今月に開くはずだった習主席訪日のための準備会合も、経済協力会議も、ふたつとも中国側の要請で中止になっています。
あとは、訪日が予定される4月に向けて、武漢熱の様相がどうなっているかだと、日本政府は考えているのでしょう。
▼ぼく自身は、邦人救出を最後まで完遂するためにも待ちの姿勢だけでは良くないと考えています。
しかし前出の護る会事務局長である高木さんはこうも言いました。
「青山(護る会)代表幹事の習近平国家主席の来日反対の意見は、充分に、対策本部でも外交部会でも、政府側に届いていました。いまは、護る会がすぐ行動するより、暫くは見守るべきではないですか」
高木さんの冷静さ、公平さは、まさしく事務局長として不可欠の資質だと思います。
そのうえで、執行部会で結論を出すのではなく、護る会の52人全員に出席を求める総会にて、議論することとなりました。
来週の水曜に、総会は開かれます。
▼この対策部会の詳報としてのエントリーは、その3へ続きます。
みなさんの関心に早く答えたいです。
しかし午前5時半に出発して、福岡へ向かいますから、今夜はもう限界です。
★水面下までを話す機会の独立講演会は今、3月15日に東京ビッグサイトで開く第99回を募集しています。
会場では、いちばん有効なアルコール消毒の義務づけを行います。マスクは自衛として意義があります。ただ、本質的な効果ではありません。ウイルスそのものはくぐり抜けます。非常にちいさなウイルスをすべて阻むようなマスクなら、窒息します。
また日本国内では、クルーズ船という特別な空間を除き、イベントの中止を検討したりイベントへの参加を再考すべきであるような感染連鎖は、客観的に冷静にみて起きていません。
しかし、これはまったくの蛇足ながら、開催日までに何らかの異変を感じられた方は、まず保健所に相談されてから、医師の診察を受けてください。
講演者のぼく自身は、あまりに当然ながら、健康管理を万全にして会場に入ります。すこしでも、わずかでも異常があれば、この地味ブログですぐ明らかにすると同時に、会場に入ることが決してありません。
感染症であれ、テロリズムであれ、身を縮めてしまえば、負けです。
その危機に有効な備えをしつつ、いつもの生活を守る。これが危機管理の王道です。その王道こそが、もっとも国民と国家を護ります。
応募は、ここです。あるいはこのボタンを押してください。
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http://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1576
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2020-02-07 23:36:01
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武漢熱クライシスの超克を通じて何を目指すか その1
▼自由民主党の武漢熱クライシスをめぐる対策本部の第4回が、2月5日水曜に党本部で開かれました。
この対策本部は、党の政調 ( 政務調査会 ) の付けた正式名称では「新型コロナウイルス関連肺炎対策本部」です。
不肖ぼくは、ご存じの方もいらっしゃる通り、この新しい感染症を武漢熱と命名・・・命名したとは、ちとエラそうですね。正確に言えば、勝手に名付けただけです。
その真意を今、お話しします。
これは中国共産党による独裁が生みだした疫病です。それも習近平国家主席がみずからを毛沢東に擬して汚職追放の名目で対抗勢力をすべて粛正したために、地方の共産党組織が物も言えない、嘘でもなんでも良いことしか中央に上げられない現下の体制になったことが深く影響して感染が拡がったと思われる疫病です。
それだけに、やがて中国が発生源であることを忘れさせるような世論工作が行われるでしょう。
今は、まさか、中国から始まったことを誰も忘れないよと思っていても、病の名から武漢という中国の都市名が消されていると、いつかはこの工作が浸透していく怖れが充分にあります。
▼そこで武漢という明確な地名を冠し、さらに症状の中でもっとも短い名の症状である「熱」を付(ふ)して、武漢熱としました。
これは中国に対する偏見では全くありませぬ。
なぜなら、武漢 ( 国際社会の共通語ではWUHAN ) こそが発生源であることが間違いないからであり、発生の当初、武漢の共産党組織によって隠されていたことも、もはや明白になっているからです。
独裁が必然的にもたらす保身主義、それによって疫病が深刻な拡大を起こすことは、人類共通のたいせつな教訓です。
中国で起きた問題を、中国への偏見や怒りで終わらせず、人間が共有できる教訓にするためにこそ、武漢発の疫病であることを、その名で永遠に明示すべきだと考えます。
不肖ぼくが勝手に付けた名前ですから、党の対策本部の名称に付かないのも当然です。ただ、感染症を含む危機管理の専門家の端くれとして名付けたたことは事実です。
▼さて、対策本部です。
国会の開会中ですから、どの議員もさまざまな日程とぶつかります。
不肖ぼくも、補正予算案を審議した予算委員会など決して欠席できない公式日程とぶつかり、第1回と第2回はどうしても参加できませんでした。
第3回と、この第4回は幸い、参加できたのです。
第4回でぼくがどのような発言をしたかは、速報にてもう、みなさんにお伝えしました。
このエントリーから詳報に入ります。
詳報の最初は、そのぼくの発言に対して政府側の行政官たち ( 一般的に言えば官僚、役人。互いに敬意を持つべきですから、ぼくはできるだけ行政官と呼ぶようにしています ) がどんな回答をしたかを、ふつうなら記すところです。
▼しかしこのエントリーではまず、ある議員の発言を、ありのままに伝えておきます。
記者出身でもあるぼくは、この議員の発言を正確にメモしました。
ただ、国会審議とは異なり、部会などでの発言は基本的には、その発言者自身が明らかにすべきものです。
だから、正確なメモを元にしつつ、趣旨だけを紹介します。したがって名前も記しません。
この議員は前回・第3回の対策本部で「冷静になれ」という趣旨の発言を強い調子で発言されていました。
これは、行政官たちに問うというより、明らかに参加議員に呼びかける発言でした。
議員はみな、それぞれ冷静に発言していました。中国に厳しいことを申すのも、政府・行政官の側に対応を求めるのも、客観的な判断に基づいて発言していて、当たり前ですが感情で発言するような議員はいませんでした。
したがって、やや不可思議に思いましたが、ほかの議員は、ぼくの見る限りこの発言をほぼ無視していました。
なぜでしょうか。
自由民主党で開かれる部会や、この対策本部のような自由発言の場は、なかなかに厳しい場でもあります。共感を呼んでいる発言と、無視される発言とに、はっきり分かれるのです。
この議員の発言が後者に近くなった背景のひとつとして、捜査が進行中の事件が恐らくあるのでしょう。
中国と自由民主党議員との関わりにおいて逮捕者も出し、疑惑のお金を受け取った複数の議員もリストアップされているカジノIR汚職事件です。
発言者は、この事件への関与が指摘されています。
▼そしてこの議員は、第4回の対策本部では「もしも日本発の新しい感染症が出たら、その時に日本がどんな扱いを受けるのか、それを考えて発言し行動するべきだ」という趣旨を、前回同様に、強い調子で発言されました。
ぼくは思わず、隣に座っていた閣僚経験者と顔を見合わせました。
この閣僚経験者はリベラルな考えで知られるベテラン議員です。ぼくと考えの違うところもあるのですが、とてもフェアなひとで、最近、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) に加入され、総会や勉強会に積極的に出席してくれるひとです。
このベテラン議員が「△■○だから」と仰いました。
聴き取れませんでした。
ぼくがお顔を見ると、「不起訴だと思っているんでしょう」と今度は、聴き取れました。
ぼくは咄嗟に「あ、なるほど」と答えました。なるほどとは言いましたが、正確に言うと、起訴、不起訴ではありません。
この議員は強制捜査は受けましたが、秋元議員のように逮捕されたりはしていないので、それ以前の段階です。
ベテラン議員の仰りたかったのは「捜査の手がこれ以上伸びないと思って、安心して、中国寄りのことを言っているのじゃないですかね」という意味でしょう。
あくまで公平に記さねばなりません。同じことを、この議員の側から言えば「潔白だから、自信を持って信念を述べている」ということになるのでしょう。
▼たったいま進行中の事件捜査そのものは、検察庁が法によって与えられた権限を行使し、証拠集めをしていくわけですから、立法府の人間があれこれ言うべき段階ではありません。
しかし親中派という、自由民主党の中の一大勢力の影をこんなにストレートに、部会などで感じるのは珍しいことです。
いろいろな解釈が成り立つでしょう。
ほんとうに深い、ただならぬ関係を中国共産党と持ってしまっている議員は、部会でわざわざ中国擁護に聞こえるようなことは言わないから、この議員は正直な方だと考える人も居るかも知れません。
ぼくもそれは考えました。
けれども、対策本部が開かれてもう2日が過ぎ、仕事をしつつ頭のある部分でじっくり考えてきて思うのは、やはり、それだけ中国にとって大変な危機なのだろう、だから自由民主党の部会や対策本部で、徹底的に中国の対応ぶりが叩かれることを座視できないのではないかと考えます。
▼この地味ブログのエントリーは、非力なりに切れ目のない多様な仕事の隙間時間に書かざるを得ません。
だから、細切れにアップしていきます。
次は、ぼく自身の発言をあらためて紹介し、政府・行政官の側の答えぶりを、できるだけ精確に記します。
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http://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1575
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2020-02-07 06:22:12
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嘉代子さん
今朝になっても、茫然としています。
みなさん、たくさんの真心のこもった哀悼のお言葉をいただき、空の上の嘉代子さんに届いていると思います。
ぼくからも、魂からのお礼を申しあげます。
嘉代子さんは、どこか、ぼくの母に雰囲気の似てらっしゃるところがあり、ご本人にも申しあげたりしました。
わが母は、とてつもなく厳しいところと、ほんわかと深い温かみの両方を持っているひとでありましたが、嘉代子さんとお会いしていると、その温かみのほうをふと思い出すことがありました。
有本嘉代子さんには、厳しいところを感じたことがありません。話のほとんどが愛する娘、恵子さんが北朝鮮に奪われていることをめぐる話ですから、厳しい顔をなさっても当然ですが、いつものあたたかな嘉代子さんのまま、さまざまな疑問も語られていました。
母なるもの、永遠の母性を、ごく自然に、誰にも感じさせるお人柄でした。
嘉代子さんが恵子さんのためにこさえていらっしゃった陰膳を最初に頂いたのは、関西テレビの番組のロケでした。
これが、あの「アンカー」ではないのです。
夕方の報道番組アンカーがまだ始まる前、確か特別企画で、有本さんのお宅にお邪魔し、おでん ( 神戸の言葉では関東炊き ) をはじめ陰膳を、ぼくも、番組スタッフのみんなも、ほんとうに美味しく頂きました。
応接間で有本明弘さんと嘉代子さんから、恵子さんの欧州留学から、拉致、そして北朝鮮で結婚なさった石岡さんの札幌の実家に手紙が届き、赤ちゃんの写真もあったこと、その手紙を持って土井たか子さんの地元事務所を訪ねたこと、外務省や警察庁に門前払いの扱いを受け、安倍事務所の紹介でようやく話を聴いてもらったことなどなど、じっくりと、沢山の真実をお聴きしたことが、まだ昨日のようです。
このロケのディレクターは落合さんという京大文学部出身の敏腕の人でしたが、「あのロケだけは忘れがたい」と仰っていました。
そしてこの落合さんが、やがて始まった関テレの報道番組「スーパーニュース・アンカー」の水曜に設定された不肖ぼくのコーナー「青山のニュースDEズバリ」の担当ディレクターになります。
このアンカーが実に9年半、続き、アンカーが終了してから何年も経ちましたから、あの陰膳は、実際は十数年以上も前ということになりますか。
その後、恵子さんも他の拉致被害者のかたがたも取り返せないまま、歳月は流れに流れ、ついに恵子さんとぼくと共通の幼稚園の恩師、柴田先生が亡くなり、葬儀に参加して、参列されていた明弘さんと一緒に有本家を訪ねて、嘉代子さんと久しぶりに再会しました。
明弘さんは、足が動きにくくなっても懸命に独立講演会に来てくださいますが、かつてお見えになっていた嘉代子さんが来られなくなって、「 ( 嘉代子さんは ) 家をよう出んわ」と明弘さんからお聞きしていました。
嘉代子さんは、ベッドに横になっていらっしゃいましたが、お顔は、あのほんわかと明るい雰囲気がしっかりと変わっていなくて、ぼくとごく普通に、お話ししました。
これはまだ最近と言えば、最近のことです。
だから正直、ご高齢ではあっても、こんな時が来るとは思っていませんでした。
申し訳ないですが、これ以上、書けません。
みなさんにもう一度、あたたかなお言葉に深く感謝を申しあげます。
ぼくの書き間違いを指摘してくださったかたも、ありがとうございました。
みなさん、明弘さんのご様子、テレビのニュースで見て、ほんとうに悲しいですね。
しかし、明弘さんの嘉代子さんへの尽きない愛情、何人も壊すことのできないご夫婦の連帯、恵子さんらお嬢さんへのお父さまとしての強靱な愛情、それらもあらためてお感じになったことと思います。
有本明弘さんは、とてつもなく賢い人です。
同時に、愛の人であることを、ぼくはもう一度、こゝろに焼きつけました。
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2020-02-06 13:38:21
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なんという悲惨でしょうか
不肖ぼくの幼稚園の同級生である拉致被害者の有本恵子さん、そのお母さまの有本嘉代子さんが、ついに。
これいじょうは、すみません、かけません。
いや、嘉代子さんはこれからも恵子さんを神戸の空からお待ちになります。
魂魄となられても、なお、ともに。
ともに、恵子さんを神戸のあのおうちに取り戻します。
嘉代子さんのみたまに深い祈りを捧げつつ、みんな、みなさんの支えにあらためて、そしてこれからも、伏して感謝します。
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http://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1573
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2020-02-06 08:22:29
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習近平国家主席の来日をめぐる重要な変化について ( 推敲し、追記しました ) (修正しました。8月10日→2月10日)
みなさん、おはようございます。
朝のなか、わたしたちの富士が清冽に、たおやかに輝いています。
▼まず最初に申しておきたいことは、日本政府の側から今、中国の習近平国家主席の来日を延期する、あるいは中止することに向けて動いてはいないということです。
水面下を含めて一切、動いていません。
あくまで不肖ぼくの責任にて、そう断言します。
武漢をはじめ感染の中心地からチャーター機によって邦人を救出することが、まだ続いています。
救わねばならない同胞が、中国にいらっしゃいます。
救出を待つ同胞が、国交がなく、収容所国家とも言うべき北朝鮮にいらっしゃるのに加えて、国交のある中国にもいらっしゃるのが、わが国の偽りなき現状です。
本来は、政府専用機の活用、さらには危機対応力の高い自衛隊機も活用したいところです。
船舶も含めて、武漢熱クライシスをめぐる邦人救出は、あくまでも中国の正常な主権下、空港や港湾の正当な管理権のもとで遂行するほかありません。
日本政府としては、その情況で対中関係を悪化させるわけにいきません。
したがって、日本側から習近平国家主席の来日の中止や延期を持ち出すことはしていないと、ぼくは考えています。
誤解なきよう、念のため申します。政府が、そのようにしているだろうと、ぼくが考えているということです。
ぼくは政府、行政府にまったく属さず、あくまで立法府だけに属しています。その立場から、政府を見ていて、こう見える、ということです。
▼一方で、中国側に変化があります。
これも不肖ぼくの責任において明言します。中国は、この情況における国家主席の外国出張、わずか2か月後に迫り来る日本訪問をはじめ外国出張について、何らかの慎重な検討を行っていると、ぼくは考えています。
このブログという公開の場でみなさんに示してよい、ないしはこれもぼくの責任としてみなさんに示すべき兆候もふたつ、あります。
ひとつ。
2月中旬に北京で開くことが決まっていた、習近平国家主席の国賓来日を準備する日中の実務者協議が延期になりました。
中国側の要望が元になっています。
ふたつ。
2月26日に、これは東京で開くことが決まっていた日中の経済協力会議も、延期となりました。
これも中国側の要望です。
いずれも発表されたりはしていませんが、確度と精度の高い情報です。
また急変がないとは言い切れませんが、今朝2月6日木曜の午前8時の段階では、いずれも延期となっています。
▼ひとりの国会議員として、同時に、ひとりの専門家の端くれとして、習近平国家主席の来日が延期になる可能性が生じていると総合判断しています。
▼ぼくは昨日の自由民主党の対策本部と、外交部会にて、「これまで習近平国家主席を国賓として迎えることに反対してきたが、武漢熱クライシスによって、来日そのものに反対する」と二度にわたり、明確に求めました。
これはこの地味ブログで昨日、リアルタイムにて速報済みですね。
日中首脳交流はあくまで正しいです。
しかし、現下の諸情勢すべてにおいて、中国最高責任者の4月の来日は是認できません。
と同時に、上記の「習主席の来日延期の可能性が生じている」という判断は、こうした主張とは別の、あくまでも客観的な情報の分析であり、総合判断です。
当然ながら、事態はまだ不確定です。
中国側には、どうしても予定通りに遂行したいという考えも、また内部にあると考えています。
▼習近平国家主席の来日をめぐる水面下のことどもは、クローズドの完全会員制のレポートである東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) にてお伝えします。
きのう武漢熱クライシスの非公開情報について第1050号を配信しましたが、きょうは習近平国家主席について1本、アメリカ大統領選挙と日本の政局について1本、すなわち第1051号と第1052号を配信する見通しです。
▼広く公開すべき情報を、ぼくの責任において正しい時機に素早く公開すること、そしてオフ・ザ・レコードやクローズドが絶対条件の情報は、それが保たれる場にて、正確無比を期して発信します。
前者は、この個人ブログ、隔週の虎ノ門ニュース ( 次は2月10日月曜朝8時~10時 ) 、チャンネル桜の「青山繁晴が答えて答えて答える」 ( 疲労により一時停止していましたが、3月に再開予定 ) にて、発信します。
後者は、独立講演会 ( 現在の募集は3月15日日曜に東京ビッグサイトで開く第99回です。ここを見てください。あるいはこのボタンで直に応募できます ) 、それに東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR / 加入はここです ) のふたつだけにて、行います。
これらとは別途の臨時の機会は、サイン会です。
今はサイン会を基本的にはやらないので、下掲は、珍しい機会のひとつではあります。
~サイン会@西宮について書店から頂いた情報~
『日中の興亡2025』(ワニブックスPLUS新書)『そのとおりになる王道日本、覇道中国、火道米国』(扶桑社新書)の同時発売を記念いたしまして、青山繁晴さんのサイン会を開催いたします!
★日時・場所
・2020年2月15日(土)13時00分~ *参加者様の列が途切れ次第終了
・阪急西宮ガーデンズ 特設会場にて
・定員100名様
・整理券1枚で、対象書籍2冊に、サインをしていただく形となります。
対象書籍は『日中の興亡2025』(ワニブックスPLUS新書)『そのとおりになる王道日本、覇道中国、火道米国』(扶桑社新書)の2冊になります。
・参加方法:ブックファースト阪急西宮ガーデンズ店にて、下記対象書籍をお買い上げの方に、サイン会参加整理券をお渡しします。お電話による参加整理券のご予約も承ります。
※おひとり様につき、1冊ずつの購入・電話予約とさせていただきます。おひとり様で、2冊ずつ以上を購入・電話予約をいただいても、整理券のお渡しは1枚となります。予めご了承ください。
対象書籍(1冊ずつ、計2冊のご購入が必要です)
『日中の興亡2025』(ワニブックスPLUS新書)税込み1100円
『そのとおりになる王道日本、覇道中国、火道米国』(扶桑社新書)税込み1210円
問い合わせ先
ブックファースト阪急西宮ガーデンズ店:TEL 0798-62-6103
兵庫県西宮市高松町14-2-405阪急西宮ガーデンズ4階
http://www.book1st.net/event_fair/event/
~書店からの情報、ここまで~
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http://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1572
ブログ主です。
一時的に本文のみコピーします。
このブログでは「タイトルは100文字以下」という制限があり、
青山繁晴氏のブログのタイトルを全てをコピーはできません。ご了承ください。
以下のコピーの中にタイトルがありますので、そちらでご確認ください。
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2020-02-05 19:21:13
Comments (0)
きょうの歩みも、まだ続きます。なんとなくルマン24時間みたい。昼の疾駆があって夜のハードな走行があって、夜明けを迎える。いやいや、とてもじゃないけど、そんな格好のいいものじゃない。
▼武漢熱に抗する日々の今日は、朝から、自由民主党の本部で開かれた対策本部、そして国会議事堂で開かれた政策審議会、再び党本部で開かれた外交部会を終えて、休む暇なく議員会館へ戻って仕事をこなし、また党本部に戻って、静岡から百人近い女性党員を迎えて開かれた女性局の中央研修会でみなさんの眼を覗き込みながら講演し、女も男もかけがえのない夢を実現する生き方を語り、憲法改正を語り、そこから、これも休む暇なく、衆議院議員会館地下の会議室に移り、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) の執行部会に臨みました。
▼習近平国家主席の来日がこのまま行われてはならないという問題、政府内に中国を最優先するかのような修学旅行案をつくる動きがある問題、韓国において五輪憲章を冒涜するポスターで東京オリンピック・パラリンピックを妨害する動きがある問題、ウイグルにおいて深刻な人権侵害が続いている問題などを、自由に真剣勝負で議論し、そのうえで来週の水曜日と再来週の水曜日に連続で「護る会総会」を開き、議論することを決しました。
護る会は、衆参両院議員で52人に達しています。
これだけ大規模な議員グループになっていますから、よけいに謙虚に、そして民主的に、全員で議論する場をつくらねばなりません。
▼ぼくの疲労ぶりを見て、このあと秘書さんが近くのマッサージ店を予約してくれていたので、思わず行ってこようとしたのですが、秘書さんに感謝しつつ、キャンセルしてもらい、「武漢熱クライシスをめぐる非公開情報 その1」と題する東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) 第1050号を、執筆し、全会員に配信しました。
配信できて、ほんとうに良かったです。このレポートの情報は、ここです。最近の配信レポートの一覧は、最新レポートはこちら これをクリックしてくださいね。 ( クリックなさる時間によっては、本日配信のレポートの情報はまだ未記載です )
▼このあと海外の当局者と議論します。
▼今日の公式日程3つ、対策本部、政策審議会、外交部会はそれぞれ、ぼくの記したメモを見ながら、精確に、そして広く、この地味ブログでひとつづつ公開していきます。
虎ノ門ニュースも、2月10日月曜には参加しますから、その「議員スタグラム」でも実際の資料をいつものようにみなさんにお見せしながら、語ります。
★ぼくとしては、みなさんと眼を見合って、オフ・ザ・レコード情報を伝える独立講演会@東京でどうしても、是非とも、お会いしたいです。ここへどうぞ。
あるいはダイレクトに応募なさるのなら、これをクリックしてください。
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http://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1571
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2020-02-05 11:23:27
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ショート速報に追加・補足
▼対策本部の終わり近く、だいぶん出席議員が減った段階で、2度目の発言機会を求め、「国会議員は高リスクグループだと自覚すべきだ。週末に一斉に全国隅々まで数百人が散り、地元で握手を繰り返し、週明けにまた、国会という1か所に集まってくるグループは社会にほかにありません。感染者が出れば、国会審議に困難をきたし、国民への義務を果たすべき立場、国民を啓発も致す立場としては、非常に情けない、問題のあることになる。党として正式に、対応すべきだ」と申しました。
これに対し、対策本部長の田村憲久・元厚労大臣から「極めて本質的にして重要な問題提起だ。議運 ( 議院運営委員会 ) で正式にやるよう自由民主党から提起するようにします」と回答がありました。
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http://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1570
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2020-02-05 10:59:29
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ショート速報
▼対策本部は、きょうは1時間40分にて、いま閉会しました。
発言しやすい、当たりやすい席を確保するために、開始の1時間以上前から会場に入りました。45分間ぐらい、国会議員としてはひとりでしたが、その甲斐あってか、会のかなり初期に発言できました。
▼不肖ぼくの発言は、項目だけ速報すれば、以下の通りです。
(1)これまで習近平国家主席の国賓としての来日に反対してきたが、武漢熱クライシスをめぐって、来日そのものに反対する。4月の来日予定まであと2か月、まだ分からない面が多いが、少なくとも4月に終息していることは極めて考えにくい。
その情況で、天皇陛下がお会いになったりすれば、事態がたいしたことはないという宣伝に利用され、中国首脳による陛下の政治利用になる怖れが強い。
仮に陛下がお会いにならずとも、来日自体が、同じような政治宣伝になり、日本そのものが利用され、世界に間違った致命的なメッセージを送ることになる。
(2)前回の対策本部で提案し、賛同の議員も多かった「1類指定感染症へ格上げするための法改正」をすぐに、進めるべきだ。
(3)これも前回に提案し、やはり賛同が多かった「中国からの渡航者の全面停止」もすぐに実行すべきだ。
(4)武漢でほんとうは何が起きているのか判然とせず、中国の発表の信頼性が低い以上、武漢に国際調査団を送るべく、これは首脳レベルで交渉を急ぐよう、党から働きかけるべきだ。
反響は非常に大きかったです。
次の会合、政審が始まるので、まずはここまで。
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http://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1569
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やはり重要な更新があると、繋がりにくくなりますね。
なかなかタイムリーにはコピーできませんが、継続しておきます。
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2020-02-05 05:57:28
Comments (11)
武漢熱に抗する今日の動き
▼みなさん、おはようございます。
きょう2月5日水曜は、武漢熱クライシスをめぐる自由民主党の部会などが3つ、連続で開かれます。
▼まず朝には、対策本部の会合です。
前回の対策本部での不肖ぼくの発言などについては、この地味ブログにて、できるだけ精確に記しました。
今回も同じようにします。
ただ、もの凄い数の衆参両院議員が出席すると思いますから、挙手をし続けても、ひょっとしたら当てられない怖れはあります。衆議院で予算審議が進んでいますから、今回の対策本部は、終了時刻が決まってしまっていると思います。前回のように2時間たっぷり開いて多くの議員の声を聴くのは、恐らく不可能でしょう。
それでも力を尽くします。
▼そのあと、参議院自由民主党の政審 ( 政策審議会 ) の勉強会が開かれます。
この会の後半は、前から決まっていた「少子化を克服するための政策」の議論を行うのですが、前半に、緊急のテーマとして、武漢熱クライシスを議論します。
これは、ぼく自身が政審の副会長のひとりであるために、逆に発言の機会を他の議員に譲るべきという原則があります。
いつもの通り、原則はきちんと尊重しつつ、できる限り発言すべきは発言するようにします。
▼そしてさらに、昼からは外交部会です。
ここでも副部会長ですから、同じ原則があるのですが、中山泰秀外交部会長の工夫とご努力で、副部会長も発言すべきは発言できるのではないかと思います。
▼午後には、局長代理を務める女性局にて、静岡から集まられる自由民主党員の女性たちに講演します。
これは武漢熱クライシスと直接の関係はない会ですが、当然、武漢熱にも触れたいと考えています。
▼以上、本日の公式日程です。
ありのままに申して、ぼくの非力ながらの動きは、こうした表の動きだけでは全くありませぬ。
その水面下の動きも、オフ・ザ・レコードが絶対条件の発信にて、できる限りみなさんに伝えます。こことここです。
▼サイン会でも、みなさんを待っています。それは、ひとつ前のエントリーを見てみてください。
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http://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1568
ブログ主です。
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2020-02-04 18:18:03
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この地味なブログの活用などをめぐって
▼武漢熱クライシスをめぐる情報提供、発信も、もちろん優先的に続けます。
先ほどのエントリーは、京都市長選の結果を受けて、書き込む義務があると考え、記したわけです。
▼「非公開」を指定された書き込みの中に、独立講演会のお知らせなどが「くどい」と、あくまでやんわりと仰る書き込みも、1件だけですが、ありました。
しかし、そのお知らせも不可欠だと考えています。理由はみっつあります。
ひとつ。
この地味ブログに初めてエントリーされる方も多いです。そして提供する情報には、オン・ザ・レコードの情報とオフ・ザ・レコードの情報があるのは決して避けることができません。
初めてのひとは普通、ぼくのオフ・ザ・レコードの発信として、対面の独立講演会と、精確な文字情報である東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)があることは、ご存じではありません。
このブログで記す以外には、何も宣伝がありませんから。
独立講演会はそれでも、2週に1度の虎ノ門ニュースで、短くはあっても告知する機会があります。ありますが、それだけです。
そして、東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)はこのブログ以外に一切、何の告知もありません。
したがって、今後も機会を見つけて、独立講演会と東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)に触れます。
ふたつ。
ぼくが尊敬するベテラン女性経営者の池田香美代さんから、「いくら独立講演会などと東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)を人に薦めても、どこから申し込んでいいのか分からない。せめて、ブログに『ここ』とはっきり書いてください」と要請されました。ぼくはこの人の清い志を信頼していますから、そのようにしたく思います。
みっつ。
ネット、あるいはブログの当然の特徴として、そのエントリーしか読まない方も沢山いらっしゃいます。
そうした方にとっては、読んだエントリーに独立講演会や東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)の情報があるかどうかは、一期一会です。
▼くどいと思われる方が読まなくても済むようにと、これまでも考えてきましたから、エントリーの最後の方に記すことが多いのです。ただし、できれば、もうすこし聴いてください。
ぼく自身が非才ながらいつも心がけていることのひとつが、「これはもう、知っている」、「これはもう読んだ」、「これはもう聞いた」と思わないようにすることです。
確かに既知であり、確かに既読であり、確かに旧聞であっても、誰かの話とか、何かの記述にそれらが出てきたとき先入観なく接すると、あ、実はこういう意味もあったか、あ、ほんとはこの意義を見落としていたか、と気づくことが多いのです。
これは、ほんとうは、ありとあらゆる情報に接するとき、ただしく情報を活用するためのコツのたいせつな部分だと考えています。
だから「くどい」とお感じになる、感情は、そのままでいいと思うのです。くどくても、せめてさらりとでも目を通されると、あ、これはこの時機、今の自分にとって、やはり活用すべき発信かなと思われることもあると考えます。
もう一度申します、ぼく自身がそのようにして多種多様な情報に接しています。
にんげんは、その時の気持ち、気分、自分が絞っている焦点に、実は非常に左右されると考えます。
だから情報は何度でも体内、脳内を通過させることが基本動作です。
その時の気持ち、気分、焦点によって、違う面が見つかるからです。
▼さて、このエントリーでは、上記の独立講演会、東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)以外に、間近に迫ったサイン会について、もう一度記しておきます。
編集者からの連絡によると、八重洲会場の方は、もう定員に達しているようですが、西宮会場がまだ空きがあるとのことです。
西宮会場も来週の土曜に迫っていますから、書店から編集社経由で提供された募集要項を、下掲しておきます。
サイン会は今、なるべくやらないようにしています。
ごめんなさいね。
しかし不肖ぼくのサインは、おのれの名前をひと筆書きか、判読不明の絵みたいに書くのではなく、あなたのお名前をいちばん大きく書き、ささやかな座右の銘も入れ、日付もきちんと入れ、ぼくの名前を必ず、フルネームで入れますから、時間が掛かります。
正直、負担が大きいのです。
現在は、サイン会は滅多にやりません。
そのうちのひとつですので、よろしければ、下掲をご覧になってください。
~サイン会@西宮について書店から頂いた情報~
『日中の興亡2025』(ワニブックスPLUS新書)『そのとおりになる王道日本、覇道中国、火道米国』(扶桑社新書)の同時発売を記念いたしまして、青山繁晴さんのサイン会を開催いたします!
★日時・場所
・2020年2月15日(土)13時00分~ *参加者様の列が途切れ次第終了
・阪急西宮ガーデンズ 特設会場にて
・定員100名様
・整理券1枚で、対象書籍2冊に、サインをしていただく形となります。
対象書籍は『日中の興亡2025』(ワニブックスPLUS新書)『そのとおりになる王道日本、覇道中国、火道米国』(扶桑社新書)の2冊になります。
・参加方法:ブックファースト阪急西宮ガーデンズ店にて、下記対象書籍をお買い上げの方に、サイン会参加整理券をお渡しします。お電話による参加整理券のご予約も承ります。
※おひとり様につき、1冊ずつの購入・電話予約とさせていただきます。おひとり様で、2冊ずつ以上を購入・電話予約をいただいても、整理券のお渡しは1枚となります。予めご了承ください。
対象書籍(1冊ずつ、計2冊のご購入が必要です)
『日中の興亡2025』(ワニブックスPLUS新書)税込み1100円
『そのとおりになる王道日本、覇道中国、火道米国』(扶桑社新書)税込み1210円
問い合わせ先
ブックファースト阪急西宮ガーデンズ店:TEL 0798-62-6103
兵庫県西宮市高松町14-2-405阪急西宮ガーデンズ4階
http://www.book1st.net/event_fair/event/
~書店からの情報、ここまで~
▼そして、上記のオフ・ザ・レコードの情報の発信ふたつは以下の通りです。
▽およそ20年、弛(たゆ)まず続いている、完全会員制のクローズドのレポート配信:
東京コンフィデンシャル・レポート(TCR) いつでも加入できます。ここです。
★すでに会員となられている方へ 東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)第1050号「武漢熱クライシスをめぐる非公開情報 その1」は明日2月5日水曜に配信する予定です★
▽みんなの眼を見て、オフ・ザ・レコードを絶対条件に世の真実をお話しし、じかに質問に答える超長尺4時間半:
独立講演会 今の募集はここです。
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http://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1567
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2020-02-04 13:50:31
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国会議事堂内の赤い絨毯が敷かれた廊下にて、さきほど、あったこと
▼きょう2月4日、立春の日の昼、参議院自由民主党の執行部会が国会議事堂の一室で開かれました。
不肖ぼくも、政審 ( 政策審議会 ) 副会長のひとり、と言うより末席の副会長として参加の義務があります。
そこで、その重厚な部屋に入ったとき、ちらりと「・・・市長が」というヒソヒソ声が耳に入りました。
あ、2日の京都市長選で当選された門川大作市長が挨拶回りに来られたなと思いました。
いつも通り、余裕をもって会に着席しているので、執行部会の開会にはまだすこし時間があります。
廊下に駆け出して、国会内の別の場所に急ぎ足で向かう門川市長とその一行の後ろ姿に、「しちょおー」と声をお掛けしました。
▼門川市長は、すぐ振り向いて駆け寄ってこられ、ぼくも市長選の応援に入ったことに深々と頭を下げて丁寧なお礼を仰いました。
眼が真剣でした。
ただ、おそらく、ぼくは挨拶だけのために声を掛けたと思われていたでしょう。
違います。
もちろん当選を祝福する挨拶もあります。
しかしそれは、門川市長はあとで必ず、執行部会にも来られるでしょうから、そのときにみなですれば良いし、ぼくは執行部会の文字通りの端っこで一緒に祝福をするのです。
門川市長はこの日、たいへんに国会内で忙しいと思います。
推薦や支持のあったところ、すべてに挨拶せねばなりませんから。
だから、ぼくに真摯にお礼を仰ったあと、すぐに立ち去ろうとされました。
そのとき、ご無理を承知で、「市長、ひとつ申しあげたいことがあります」と言いました。
門川市長は、眼の表情が変わりました。
より真剣に耳を傾ける表情です。
「京都市政が観光客を受け容れてきた姿勢について、中国からの観光客が日々、起こす問題、それから中国による土地の買収を含めて、市民が困ったり苦しんだりしている事実があります。市長選を非力ながら応援するときにも沢山の市長批判を聴きました。これまでの対策では足りません。みごと当選なさったからこそ、そこにもどうぞ注力なさって、これからの4年間をお願いします」
このように申しました。
▼門川市長はしっかりと深く頷かれ、「良く分かりました。頑張ります」と仰いました。
表情も言葉も誠実でした。
それでも、ぼくはさらに「いずれ市長室にも伺います」と、あえて申しました。
市民と主権者に責任を持って応援した以上、当選したから良しとは致しませぬ、そのあとこそ大切です、という意味合いです。
門川さんは、分かってくれたと思います。
しかし「分かってくれたと思います」では済まさずに、やるべきことを、この件でも節度ある姿勢を貫きつつ、遂行します。市政に介入するようなことは決して致しませぬ。同時に、京都をこゝろから大切に思うひとりの日本国民として、また国政全般の責任の一端を担う者として、市民の意思を汲みつつ意見を申し続けたいと思います。
門川市長は、そのあと、やはり執行部会に正式に来られました。
参議院自由民主党の執行部全員に対して、お礼と、あらためて真摯に市政に臨む決意を語られました。
ぼくは端っこから、拍手を送りました。
門川市長だけではなく、投票に行かれたすべての有権者への、また対立候補に投票された有権者も含めて、こゝろからの拍手です。投票率は5ポイントほど上がって、どうにか40%を超えました。
▼小学4年ぐらいのとき、父に連れられて初めて国会議事堂を見学しました。
父は、足元を指さして「ほら、これが赤絨毯や」と言いました。
今はあまり言わないようですが、かつては、国会議員になることを「赤絨毯を踏む」と言ったりしました。
実際は、もの凄い数の足に踏まれることもあってか、赤と言うよりはもっと地味な色調ですし、ふかふかというわけではありません。
それでも、どこか特権の雰囲気があります。
立法府は、有権者からの厳粛な信託によって成り立っているので、重厚な雰囲気があって良いと思います。
しかし国政であれ、市政であれ、特権どころか、いちばん辛い仕事をしているいう実感があるぐらいでないと、とても万人のためになど働けませぬ。
責任感だけでは足りないというのが、この3年半、議員を務めてみての実感です。
心身ともに、凄まじく辛い、その辛いことをあったり前だと、ごく自然に思う境地が必要だと思います。
その境地だと自然に、特権を強く嫌います。難事を避けません。目立とうとしません。おのれの利益を図りません。
だから外国の工作になど、一切、引っ掛かりませぬ。
武漢熱クライシスに対しても、その境地で臨みます。
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青山繁晴氏のブログが閲覧しにくくなって・・・いませんがw
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私のtwitterアカウント復旧には、まだ時間がかかる、のかな?
twitter社から、何の返事もないので、先が読めません。
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2020-02-04 09:25:02
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旧弊をすべて取り除く
▼武漢熱クライシスの発生をめぐっては、武漢にあるウイルス研究施設との関連を含めて、まだ深刻な謎だらけだ。
しかし、もはや世界に明瞭に晒されているのが、独裁体制の極めて本質的な、すなわち取り除くことのできない欠陥である。
中国の習近平体制における独裁主義の驕慢 ( きょうまん ) がなければ、現在の惨状は無かった。
▼日本は、古来からオリジナルな民主主義を涵養してきた。
民主主義の本質のひとつは、改善ができることだ。
旧弊というものは、たとえばこの不肖ぼくを典型例として、人間が易きに流れやすい生き物である以上は、なかなかに取り除きにくいやっかいな物だ。
しかし民主主義は、その旧弊にひとつひとつ取り組むことはできる。
世界が21世紀に入ってから、中国を筆頭に独裁主義の利点が強調され、民主主義の弱さが指摘されてきたが、ここが転換点である。
▼武漢熱クライシスのために、憲法をはじめ日本の旧弊があらためて浮き彫りになっている。
それらに、あらためて取り組みつつ、同時に、目の前にある危機を四の五の言わずに真っ正面から即時に克服していくことも不可欠だ。
きのうも、今日も、明日も、その王道を往く。
あなたと連帯して、王道を往く。
★このあと再び、リアルにして具体的な情報こそを、みなさんに提供していきます。
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2020-02-01 03:00:55
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大紛糾 その4 事実のなかに生きる
▼1月31日金曜に開かれた、自由民主党の「新型コロナウイルス関連肺炎対策本部」の詳報を、みなさんに広くお伝えしようとしているのですが、なかなか時間が取れません。
しかし2月3日月曜の虎ノ門ニュースはぼくは不参加だし、細切れにでもアップしようとしています。
いま午前3時ですが、ひとつ前のエントリーで「では、また、あとで」と書きましたから、その約束は果たしたく思います。
▼この対策本部の内容について「大紛糾」というタイトルを冠しているのは、会の冒頭から、「なぜ検査、検疫や、必要な隔離がきちんとできないんだ」と口々に烈しく迫る議員の側と、言を左右にする官僚 ( ぼくは行政官と呼びたく思っています ) の側が、ぶつかり合って、怒号が飛び交うような会のスタートになったからです。
▼非常に沢山の議員が発言を求めて挙手するので、司会を務める議員 ( 平口洋・党対策本部事務局長 ) に、ぼくが「恣意的に当てないで、順に当ててください」とあえて求めたことは、前のエントリーに記しました。
司会ぶりがおかしかったわけではありません。有効な会になるよう誠実に努力されていました。ただ、このままでは大紛糾、大混乱が収まらないと考えたのです。
そして平等に、順に当たり始めて、不肖ぼくの順番も来ました。
ぼくの発言については、前のエントリーでいくらか紹介しています。
このエントリーでは、おのれの発言内容のうち、ふたつのことを記しておきます。
▼まず「多くの議員が疑問を呈した、必要な検疫、検査、隔離ができていない問題については、現在、2類の指定感染症になっていることを改め、1類に引き上げることが最善の解決方法です。1類の病気は、厚労省がいま強調なさったように、法で指定されています。逆に言えば、われわれ立法府がさっさと法改正をして、現在、1種に指定されているエボラ出血熱などとあわせ、ぼくが武漢熱と呼んでいる新型肺炎も加えればいいだけの話です。1類にすれば、ほとんどの必要な事柄が強制力を持って実施できるようになりますから」と述べました。
これに対し、多くの議員から「そうだ」という声が上がりました。
ぼくは厚労省の行政官たちの眼を見ながら話していましたが、頷くひとも複数、いました。
そうです、これは立法府の重い責任です。
2時間に及んだ会の最後に、党対策本部の田村憲久本部長 ( 元厚労大臣。いつもほぼ完璧な国会答弁をなさっていました。厚労行政の本物の専門家と言えると思います ) が「1類に引き上げるという法改正に、できるだけ早く取り組もう」と議員に呼びかけました。
▼もうひとつ。
ワクチンの問題について詳しく書いておきます。
ぼくが代表幹事を務める護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) が1月24日金曜、加藤勝信厚労大臣にワクチン作成を急ぐことなどを求めた要請文を手交したとき、厚労省から「ワクチンをつくるための株を既に持っている」と明かされました。
そこで、この対策本部の会合では、このたいせつな情報をすべての出席議員に伝えると同時に、局長がずらりと出席していた厚労省に「その後、ワクチンの作成は進んでいるのですか」という趣旨を尋ねたわけです。
▼厚労省の回答ぶりは明確でした。
ぼくが取ったメモによって、正確に再現します。
「最初はワクチンの株が取れませんでした。しかし、まもなく、国内の発症例から、二、三の株を取り出すことに成功しました。青山さん ( 原発言は青山先生 ) の仰ったとおりです。日本はMERS ( 中東呼吸器症候群 ) のワクチンを作っている国際機関に拠出もしているので、そことの連携も含めて、このワクチン株を活かして、一日でも早く新型肺炎に対するワクチンを作成するよう努力しています」
これに対して、別の議員から「国際機関などと言っていないで、さっさと自力でワクチンを作れ」という厳しい指摘もありました。
それも理解しつつ、ぼくは、厚労省が既にワクチン株を持っていることを、こうした平場でもきちんと認めたことは評価します。
そして、この奇怪な武漢熱のウイルスは変異が非常に早いらしいという懸念を考えると、現在の弱毒性が強毒性に一変することにも備えねばなりません。
現在はワクチンも治療薬もありません。
入院と言っても、点滴などの対処療法が中心です。
武漢熱の初期の頃、ぼくの見解は、ありのままに言って、ほかの議員やお医者さまらの一般的な見解とは違いました。
大袈裟な・・・と面と向かっては言われないまでも、そのように受け取られていました。
現状はどうでしょう。
世界中が重大なクライシスとして、捉えています。
WHOについても、ぼくは非力ながら、ずっと以下のように警告を致していました。
「中国が陳馮富珍 ( マーガレット・チャン ) という香港衛生局長だった女性医師を西暦2007年1月から2017年6月の10年半にわたり、WHO事務局長に送り込んでから、実質的にWHOは中国支配が続いている。中国国内でヒトからヒトへ感染し死者も出た鳥インフルエンザの情報もろくに出なくなった。WHOは、もはや当てにならない。WHO緊急事態宣言を見送っている(当時)のは、武漢熱が深刻ではないためではない。中国の圧力だ」と述べていました。
これを部会などで、ぼくから聴いた自由民主党の衆参両院議員は「えっ」と愕然となさる表情になりました。
そしてぼくは、「やがて武漢熱の深刻さが世界に伝わるようになり、WHOは遅ればせに緊急事態宣言を出すようになるだろう。日本政府は、厚労省をはじめ、WHOを基準にしちゃいけない。WHOを当てにするな」と、不肖ながらずっと警告していました。
現状は、そのようになっています。
だから別の議員が指摘なさったように、WHOに限らず、国際機関はさほど当てにしない方がいいです。
一方で、国際連携は有効です。
厚労大臣に、護る会がいち早く申し入れたとき、厚労省はノルウェーの研究機関との連携も強調していました。
アメリカとの連携を含め、国際連携を活用しつつ、自力での開発も急ぐという姿勢で行くべきです。
アメリカは、この異様なウイルスの正体を、いちばん知っていると思われます。
アメリカを当てにせよという意味ではありません。
日本国民も常に大きく負担している日米同盟を、きちんと活かせということです。
武漢熱クライシスは最初から、まごうことなき安全保障問題でもあるのです。
▼東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR / ここです ) はあえて今、武漢熱クライシス以外の懸案事項を整理し、(1)日本経済と世界経済、(2)中国、(3)政局/安倍政権の行方、(4)北朝鮮をめぐる最新の機密情報をレポート第1048号、1049号として連続配信しました。
世は、武漢熱クライシスだけではないからです。
もちろん武漢熱についても、オフ・ザ・レコードの情報は、TCRで配信します。
すべてを包括的に、かつ細部に至るまで、冷静に見ている眼が不可欠です。
オフ・ザ・レコードの情報をめぐる、みなさんの質問には、独立講演会@東京で答えます。募集はここです。講演主宰者の独立総合研究所の事務局は人手が足りないので、募集期間はすぐ終わります。
そして広く、オン・ザ・レコードにて公開できる情報は、2月10日月曜の虎ノ門ニュースと、この地味ブログにて、何を犠牲にしても、みなさんに真っ直ぐ伝えていきます。
このブログを記すうち、午前3時50分が近づいています。残余の仕事をするうち、午前4時になるでしょう。
夜の深い部分は眠るという約束も忘れてはいません。
ただ、見えざる戦場にあっては、夜を踏み越えねばならないときもあります。
みなさんが目覚めて、黒い不安から、一条の光へとすこしでも解放されますように。
まさしく「不安ノ解体」が、ここにありますように。
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http://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1563
ブログ主です。
青山繁晴氏のブログが閲覧しにくくなっていますので、一時的に本文のみコピーします。
※原典へのリンクは、ころあいを見て貼るつもりです。
※タイトル変更の反映と原典URL追加 2020-02-01 AM7時過ぎ
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2020-01-31 15:16:12
Comments (23)
大紛糾 その3 はい、そこまで責任を持って言うのです
▼武漢熱クライシスをめぐる自由民主党の対策本部は、たっぷり2時間あまりをかけて議論し、午前11時過ぎに終わりました。
ぼくが問うた項目に、政府側から予想以上にきちんとした回答がありました。
あとで詳しく、すべて公開します。
このエントリーは、いわば速報として、いちばん大事なポイントをまず、ふたつ。
▽ぼくが不肖ながら代表幹事を務める「日本の尊厳と国益を護る会」 ( 護る会 / JDI ) が加藤勝信厚労大臣に要請文を渡し、ワクチンの作成を急ぐように求めたとき、厚労省から「ワクチン株を持っている。ノルウェーの研究機関などと連携して、ワクチン作成を急いでいる」と説明があったことを、この対策本部の席上、あえて明らかにし、現況を聴きました。
これに対し厚労省は、この自由民主党の正式な会合の席上でも、「ワクチン株を確かに持っています。国際連携にて、ワクチンの作成を急いでいます」と回答しました。(この項目、あとでぼくのメモを見て、さらに詳述します)
▽ぼくが「邦人の救出、邦人の帰国を除き、中国から日本に渡航することを全面的に止めるべきだ」と発言したことに対し、出席していた自由民主党議員のなかには「え、そこまで言うのか」という雰囲気も一部ですが、ありました。
ところが法務省は、「入管法第5条に、日本にとって好ましくない入国を止められる規定があります。感染症対策の重要性に鑑み、中国からの入国が国益を害することに当たるかどうか考えます。明らかにフェーズ(局面)が変わりましたから」という、ちょっと驚くほど積極的な回答を述べました。
実行されるかどうかは、最後の政治決断を含めて、まだ分かりませんが、発言した意味はあったと考えます。
では、また、あとで。
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http://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1562
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※原典へのリンクは、ころあいを見て貼るつもりです。
※タイトル変更の反映と原典URL追加 2020-02-01 AM7時過ぎ
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2020-01-31 10:40:45
Comments (13)
大紛糾 その2 初めて護る会の行動に触れました
▼午前10時半、まだ党の対策本部の議論は続いています。
かなりの議員がもう発言なさったので、あえて二度目の発言をしました。
それは、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) が厚労大臣に「ワクチンの作成を急ぐここと」などの申し入れを文書で致したとき、官の側からも「ワクチン株はもう持っている」という説明があったことです。
ふだん、部会では護る会 の活動には触れないように、自制しています。部会は自由発言の場ですから、何も言われたことはありませんが、自ら抑制しています。
しかし、国民が新しい危機に直面している、数字上の致死率は従来のインフルエンザと変わらずとも、未知の危機ですから、あえて護る会の活動にも触れて、「日本の厚労省はもうワクチン株を持っていて、ノルウェーの研究機関と協力してワクチンの開発を急いでいます、という回答が護る会にありましたが、それからかなり時間も経っている。今回のウイルスは変異が早く、現在の弱毒性もいつ強毒性に変わるか分からない。ワクチンの作成の現況を厚労省は、この場で教えてください」と求めました。
まだほかの議員の発言などが続いていて、回答はまだです。
これから、あると思います。
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http://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1559