早川由紀夫さんのブログへのコメントより
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怒っている福島県民へ(福島県民から)
福島県民ですが、さいたま市住人様の仰る通りだと思います。
福島県民のみなさま、早川教授の警告に怒る前にまずやるべきことを考えましょう。
まず、我々がしなくてはならないことは県知事のリコールです。
彼は、この期に及んで原発推進派の渡部恒三の甥であり、プルサーマル化にGOサインを出した張本人です(その結果、郷土が猛毒プルトニウムに汚染されました)。
そういう立場上、彼は絶対に民主党の言うこと、東電の言うことに逆らいません。
表面上言ってることは、すべて嘘です。
また、福島から人がいなくなって、税収が落ちては困るので、ろくに調査せずに「安全宣言」を出し、JAに米を作らせるように指示し、福島の農家はそれに従いました。
その結果、基準値越えの米が流通しました。
彼が「風評被害」と言い続けたことは「実害」であり、その妄言、いや狂言を信じた福島県民が作った米は、麻原彰晃の指示によって生まれたサリンと何も変わらないのです。
「風評」が「永遠の悪評」になりました。
もう、福島の米は売れません。
100年かけて、命を懸けて研究して、ようやく魚沼産の米と肩を並べる品質まで辿り着きましたが、その価値はもう露と消え果てたのです。
現実を受け入れるしかありません。
考えたくないもの、見たくないものから目を逸らし続けた結果が、今回の津波被害と原発事故です。
あとで、子々孫々に迷惑をかけてからでは遅いんです。
まず、この狂人知事をリコールし、東電と国と徹底的に戦い、命懸けで県民の命を守る知事を選出しなくてはなりません。
福島から安全な場所に県民を避難させ、衣食住を確保するという確約を東電から勝ち取る人を選ばなくてはなりません。
東電のしたことはそれほど大きな罪であり、我々はまだ全く賠償されてないに等しいのです。
賠償の結果、関東圏の電気代が数万円上がるかも知れません。でも、それが原子力発電の本当の電気代だと知れば、誰もこの地震国に原発を作ろうなどと思わないでしょう。関東に集中した人口も分散して、地方が良くなるかも知れません。
東電を打ち砕くまで、我々はもっと声をあげ続けなければならないんです。
早川教授の過激な言葉は、福島県民に対する「目を覚ませ」という命懸けの警告です。
マスコミのように表面的にとらえて、狂ったように怒ってはいけません。
2011/12/13(火) 18:32:02 |
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