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Wonder's World-Wide (WWW)
2年間の英国生活から3年余りが経ち、すっかり日本国内の生活に浸かっています。
でも撮り溜めた写真がまだたくさんあるので、徐々にでもアップしていきます♪
近代土木遺産を訪ねて:世界最古の鉄橋アイアンブリッジ(世界遺産)
以前、美しい鉄道鉄橋としてご紹介したスコットランドの「フォースブリッジ」に続き、今回は世界遺産としても名高い「アイアンブリッジ」のご紹介です。
アイアンブリッジIronbridgeは、産業革命時代の1779年に造られた世界最古の鉄橋で、1987年に世界遺産に指定されました。
場所は、バーミンガムの西40キロほどにある、テルフォードの街の近くです。
私は今回ストークオントレントから行きましたが、ここからですと約1時間半弱かかりました。
実際に車で走ってみると、看板をたどっても非常にわかりにくい場所にあり、すぐ近くだと思われる場所からも20分ほど探し回る事になりました。
車で走っている分には全く橋が見えず、やがて近代的な橋でセバーン川を渡ってしまい、道は山の中へと入っていきます。
もう見つからないかと諦めかけると、ようやく「アイアンブリッジ」の表示のある駐車場が見つかりました
ここに車を停めてから歩いて行くと、ツーリストインフォメーション"i"の横がすぐ橋になっていました。
橋は歩行者専用となっていて、橋の真ん中が盛り上がっている形状のため、緩やかな上り坂になっています。
橋の真ん中からは、豊かな大自然に囲まれたセバーン川Severnが見えます。
周囲は本当に静かな渓谷です。
中央部の欄干には、橋の作られた1779年の文字が燦然と輝いて見えます。
橋の真ん中からは緩やかな下り。向こう岸にはホテルやパブのある小さな街が見えます。
橋の全体像を見るには、このパブのある側が最適です。
橋にはたくさんの銘板がつけられていました。
上が、チャールズ皇太子が1979年に橋の開通200年をお祝いしたときにつけられたもの。下が1987年に世界遺産に登録された時のものです。
こちらはアメリカ土木学会が同じく橋の開通200年を記念してつけたものです。
日本の土木学会も、18世紀半ばにこれほど偉大な構造物を作った事に対して敬意を示すような何かを寄贈しても良いのに、と思いましたが、残念ながら何も見つかりませんでした。
横には世界遺産であることを示す説明板もあります。
ここにも書かれているように、こちらの橋は(日本と違って)「建築家」がデザインをする習慣があるので、こんなに絵になる橋が多くなるようです。
この日のベストショットはこれ。手前にきれいに飾られている花が良いアクセントになりました。
近くにあるゴミ箱もアイアンブリッジの絵が描いてありました。
渋い心配りですね
この日の夕飯は、橋の向こうに見えたTontine Hotelに併設のパブへ。
店内はこれまた渋い雰囲気のパブでした。奥の壁にもアイアンブリッジの絵が描いてあります!
注文したのは、「ポークチョップのアップルソースがけ」。
ボリュームたっぷりでなかなか良かったですイングランドの料理は、田舎のパブで食べるのが一番美味しいような気がします。
店を出てみるとすっかりあたりは暗くなっていましたが、アイアンブリッジは静けさの中にものすごく控えめにライトアップされていました。
今日の記事はここまでです。
また次回の記事もどうぞお楽しみに♪
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アイアンブリッジIronbridgeは、産業革命時代の1779年に造られた世界最古の鉄橋で、1987年に世界遺産に指定されました。
場所は、バーミンガムの西40キロほどにある、テルフォードの街の近くです。
私は今回ストークオントレントから行きましたが、ここからですと約1時間半弱かかりました。
実際に車で走ってみると、看板をたどっても非常にわかりにくい場所にあり、すぐ近くだと思われる場所からも20分ほど探し回る事になりました。
車で走っている分には全く橋が見えず、やがて近代的な橋でセバーン川を渡ってしまい、道は山の中へと入っていきます。
もう見つからないかと諦めかけると、ようやく「アイアンブリッジ」の表示のある駐車場が見つかりました
ここに車を停めてから歩いて行くと、ツーリストインフォメーション"i"の横がすぐ橋になっていました。
橋は歩行者専用となっていて、橋の真ん中が盛り上がっている形状のため、緩やかな上り坂になっています。
橋の真ん中からは、豊かな大自然に囲まれたセバーン川Severnが見えます。
周囲は本当に静かな渓谷です。
中央部の欄干には、橋の作られた1779年の文字が燦然と輝いて見えます。
橋の真ん中からは緩やかな下り。向こう岸にはホテルやパブのある小さな街が見えます。
橋の全体像を見るには、このパブのある側が最適です。
橋にはたくさんの銘板がつけられていました。
上が、チャールズ皇太子が1979年に橋の開通200年をお祝いしたときにつけられたもの。下が1987年に世界遺産に登録された時のものです。
こちらはアメリカ土木学会が同じく橋の開通200年を記念してつけたものです。
日本の土木学会も、18世紀半ばにこれほど偉大な構造物を作った事に対して敬意を示すような何かを寄贈しても良いのに、と思いましたが、残念ながら何も見つかりませんでした。
横には世界遺産であることを示す説明板もあります。
ここにも書かれているように、こちらの橋は(日本と違って)「建築家」がデザインをする習慣があるので、こんなに絵になる橋が多くなるようです。
この日のベストショットはこれ。手前にきれいに飾られている花が良いアクセントになりました。
近くにあるゴミ箱もアイアンブリッジの絵が描いてありました。
渋い心配りですね
この日の夕飯は、橋の向こうに見えたTontine Hotelに併設のパブへ。
店内はこれまた渋い雰囲気のパブでした。奥の壁にもアイアンブリッジの絵が描いてあります!
注文したのは、「ポークチョップのアップルソースがけ」。
ボリュームたっぷりでなかなか良かったですイングランドの料理は、田舎のパブで食べるのが一番美味しいような気がします。
店を出てみるとすっかりあたりは暗くなっていましたが、アイアンブリッジは静けさの中にものすごく控えめにライトアップされていました。
今日の記事はここまでです。
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コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )
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ポーク、美味しそう
すっかりヨーロッパ生活を満喫されているワンダーさんなので、たしかに日本の生活に物足りなさを感じられるかもしれませんが、また連休や夏休みにでも来れますしね!
残り少ない英国生活を満喫してください。
懐かしい!私達はチラッと眺めただけの観光でした。
夜ライトアップされるんですか。
なるほどパブには美味しいものがあったんですね。
留学中ですか。羨ましい!こちらはオバサンですが時々お邪魔させてくださいね。
私のアイルランド旅行記はしばらく続きますのでまたよかったら遊びに来てくださいね。
アイアンブリッジに是非行きたいと思ったのはゆかちんさんの記事がきっかけだったんですよ。ようやく行けて良かったです。帰ってからのことですが、今は思いっきり「日本」を満喫したいです。仕事が忙しくなるのでそうそう楽しめるかはわかりませんが・・・。次に欧州に来るのは何十年後!?
さくら 吹雪さん
ご訪問感謝です。間もなく留学期間が終わりますが、旅行記事は細々と続けていきます。是非今後も遊びにいらして下さいね。
カンアオイさん
素晴らしいお褒めの言葉をいただいてありがとうございます。若い方、と言われるほど若くは無くなりつつありますが、旅行記はまだまだネタがありますので、また是非遊びにいらして下さい。よろしくお願いいたします。
みーこさん
もう少しで帰国ですよ!今から楽しみです。みーこさんのアイルランド旅行記もちゃんと見ています。続きを楽しみにしています!
記事参考にさせてもらいます。
妻もわかりにくいとぼやいていました。
是非いらしてみて下さい。
Telfordを目指して走るところまでは良いのですが、その後の詰めが非常に難しいです!道も狭いので路上駐車もままならないので、是非事前の情報収集をしてからお出かけ下さいね