wonder land alice's blog

a lice の趣味(酒味?)のブログ

千歳埋蔵物センターとキウス周堤墓群

2024年07月21日 00時36分06秒 | 観光等
千歳埋蔵センターの営業は、9時からなのだが・・・食事もせずに行ったので予定より早く着いてしまった・・・
すると出勤してきた従業員(研究員かな?)が、営業時間前だが・・・今、準備して開けますね・・・とのこと・・・

「朝飯食べないのは、三文の徳」(そんな諺はないが・・・)なんちゃってラッキーでした・・・
そんなご厚意に甘んじて展示室を見せて頂くと・・・



石器時代の2万年前の石器と・・・1万5千年前の石器が展示されていた・・・
そして体験室には、土器破片や矢じりなどが無造作に置かれており・・・一瞬持ち帰ってもと思ったが・・・
そんなこと出来る訳もなく・・・見ることに集中・・・

(写真は、石器時代2万年前と1.2万年前の石器・・・その違いは・・・)
  

(写真は、縄文時代の前期、中期、後期の土器と石器)
  

  

  

(写真は、縄文時代の装身具・・・糸魚川のヒスイが多数出土・・・)
  

(写真は、祭祀用の石棒や仮面・・・)
  

  

なお、メタボオヤジには、石器時代の5000年の違いは分からなかったが・・・
そのような古代から・・・この北海道の地にも先住民がいたということなのだろう・・・

また、街から少し離れた場所に縄文時代に作られたキウス周堤墓群という大きな窪みの共同墓地があり・・・
その窪みの中に更に個別に埋葬した墓が存在すると言う・・・珍しい墓地が・・・
そんな共同墓地が同じ地域に5基も発見・発掘されたのだと言う・・・

  

  

遺構の外側の直径は大きいもので83m、高さは2m程だが・・・内部は、約5メートルも掘り下げられているという・・・
石斧や木べらしかない時代にこの規模の工事をするとなると・・・25人の大人が120日以上もかかると言う・・・

即ち、長年に渡ってこの共同墓地の周辺に居住地があったのだろうと推測されるが・・・
この近くに大規模な住居跡は見つかっていないと言う・・・
そのため研究者は、小規模家族が長い期間をかけて構築された墓地ではと考えているようだ・・・
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 番外編(サーモンパーク千歳... | トップ | 一休み(トランプの考え) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

観光等」カテゴリの最新記事