きょうもお越しくださり有難うございます。
今回は、王位戦紅組から木村一基九段と豊島将之竜王の対局を棋譜とともに解析でお届けしたいと思います。
藤井王位に挑戦するお相手はどなたになるでしょうか？
楽しみです。
開始日時 2021-02-19 10:00
棋戦 第62期王位戦挑戦者決定リーグ紅組
先手 木村一基 九段
後手 豊島将之 竜王
手合割 平手
場所 関西将棋会館
持ち時間 ４時間
消費時間 127▲239△239
戦型 横歩取り
▶１５手目３４飛
横歩取りになりました。
両者ともこれまで幾度も指し慣れた展開でしょう。
３２手目(見出し画像）７５歩で後手が反撃に出ました。
▶５８手目４４玉
前の局面で☖４３玉に☗３４銀打ちと王手をした局面から☖４４玉とした緊迫した局面です。
先手も攻勢ですが、駒がいささか不足して飛車取りにもなってどのように攻め続けるのでしょうか？
【次の一手】
▶８４手目５６香打ちまで。先手番。
後手が攻勢をかけている局面です。
次に、Shogiguiによる最善手を解析します。
珈琲ブレーク--------------------------------------------------------------------------------------
Shogiguiによる解析
▶最善手：８５手目１９金。
本譜でも飛車取りを選択しました
▶本局を通しての解析
悪手：先手６、後手７。
両者ともにちょっと目立ちますね。
形勢グラフが上下に激しく変動していることからも難しい局面が多かったと言えるでしょう。
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【棋譜】
初手から終局までごゆっくりお楽しみください。
https://noike.info/kifup/2021/02/2021-02-24--06-00-50--985129/index.html
１２７手を以て、先手・木村九段が勝利し、初戦を白星で飾りました。
プロ棋士として２２年、初タイトルを手にした王位戦。
個人的にはこのまま白星を重ねて藤井二冠に挑戦する大舞台を見てみたいですね。
＜紅組成績表＞
