王将戦一次予選～鈴木大介九段

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今回は、振り飛車党で知られる鈴木大介九段に注目して王将戦一次予選から棋譜と解析で振り返りたいと思います。

 

開始日時 2020-06-08 10:00

棋戦 第70期王将戦一次予選

先手 青嶋未来 五段

後手 鈴木大介 九段

場所 東京・将棋会館

持ち時間 ３時間

消費時間 125▲176△119

戦型 四間飛車

 

 

▶４６手目☖６５歩

先手は居飛車穴熊に対し、後手鈴木九段は高美濃へ組みました。

後手は角と桂のコンビで遠くの玉に狙いをつけていますね。

 

▶６０手目☖２３飛

これは、飛・角の大さばきになりそうです。

 

▶７３手目☗３３角成

あなたなら飛車と角のどちらを選びますか？

 

▶７８手目☖７６歩

双方が飛車と角を持ちあって、銀と桂の交換で幾分先手が駒損に見えますが、３３成桂を作っていることで両者互角ではないでしょうか。

 

Shogiguiによる解析

▶９８手目☖５３香打ちは疑問

この手をきっかけに、グラフでは大きく先手優勢に傾いています。

 

▶最善手：☖４２銀打ち

 

▶１局を通しての解析

悪手：先手１、後手２。

 

 

 

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　【棋　譜】

初手から終局までごゆっくりお楽しみください。

▶https://noike.info/kifup/2020/06/2020-06-09--14-27-10--369805/index.html

 

本局で勝利した青嶋未来五段が一次予選を突破しました。

渡辺明王将への挑戦権の獲得を目指し、新たなステージへ進みます。

 

最後までお目を通してくださり有難うございました。