小太刀の日々好日

日々選択の連続。自分らしい選択で楽しみたい。

順位戦C級2組5回戦~大橋貴洸六段vs佐藤紳哉七段

2020-10-17 16:42:48 | 棋戦

きょうもお立ち寄りくださり有難うございます。

 

 

今回は、順位戦C級2組から何かと楽しいキャラ・佐藤七段と、負けなしの4連勝と勢いがある若手大橋六段の対局をご案内したいと思います。

 

大橋六段は藤井二冠とは同期でプロ入りを果たしています。

チョット離された感じもありますが、藤井二冠が特別な高成績を残しているからで4年目もよく頑張っていると思いますよ(^^)v

 

将来は二人のタイトル争いが見られると楽しみです。

 

 

大橋貴洸(おおはし たかひろ)

大橋貴洸

生年月日 1992年9月22日(28歳)

プロ入り年月日 2016年10月1日(24歳)

出身地 和歌山県新宮市

師匠 所司和晴七段

 

 

 

 

佐藤紳哉(さとうしんや)

佐藤紳哉

生年月日 1977年8月29日(43歳)

プロ入り年月日 1997年10月1日(20歳)

 出身地 神奈川県相模原市

師匠 安恵照剛

 

 

 

 

 

開始日時 2020-10-15 10:00

棋戦 第79期順位戦C級2組5回戦

先手 佐藤紳哉 七段

後手 大橋貴洸 六段

手合割 平手

場所 関西将棋会館

持ち時間 6時間

消費時間 119▲341△244

戦型 矢倉

 

では、いつものように小太刀の独自目線で気になる(目に止まった)局面を順次ご案内して行きたいと思います。

 

▶41手目35同角

矢倉の戦いではよくある歩の交換ですね。

これで、双方が1歩を持ち合うことになりました。

名言・格言:一歩千金。歩が無い将棋は負け将棋。仕掛けは歩の突き捨てから。

 

 

▶49手目36銀

名言・格言:位を取ったら位の確保。

勢力、厚みを生かしていきたいですね。

 

▶64手目77歩打ち

これは、☗78金は逃げるところがないので、同銀又は同桂でしょうか。

はたまた、86銀を手にするか?

うるさい65桂を消すか?

この手の続きは、Shogiguiによる解析で後述します。

 

 

▶97手目22金打ち

うまい手ですね。玉では取れないが、玉が逃げたらどおする?

あなたなら攻めの継続手はどおする?

☗42角成?

或いは

☗32金打ち?それとも・・・?

 

 

▶118手目☖73玉

きれいに寄せてみてください。

続きは下記の【棋譜】からどおぞ。

よかったらご感想をお寄せいただけたら嬉しく思います。

 

 

Shogiguiによる解析

▶最善手:65手目86歩

銀を取る手で、本譜のとおりでした。

この先、先手は多少揺るぎはあっても「優利」な展開を維持していますね。

 

 

■本局を通しての解析

悪手:先手2、後手3。

 

 

【棋譜】

初手から終局までごゆっくりお楽しみください。

https://noike.info/kifup/2020/10/2020-10-17--11-25-59--164175/index.html

 

先手佐藤七段が119手を持ち大橋六段に勝利し、勝ち星を伸ばし5戦4勝1敗です。

一方、大橋六段は初黒星で4勝1敗となりました。

 

順位戦同組は後半戦へと向かいますが、これから先は熾烈な星のつぶし合いが見られますね。

 

C級2組は52人の棋士が在籍する大所帯なので、成績表はリンクすることにします。

C級2組成績表

 

最後までお目を通してくださり有難うございました。

 

 


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