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では、王位戦第２局を棋譜と解析で振り返りましょう。
木村王位が得意とする戦法【相掛り】で始まりました。
藤井七段の連勝は絶対阻止する覚悟の王位にとって、当然ながら先手番ですから自分の土俵で戦いたいという現れでしょう。
開始日時 2020-07-13 09:00
棋戦 第61期王位戦七番勝負 第２局
先手 木村一基 王位
後手 藤井聡太 七段
手合割 平手
場所 北海道・ホテルエミシア札幌
持ち時間 各８時間
消費時間 144▲479△479
戦型 相掛かり
第１日目４０手目を藤井七段が封じ、２日目へ引き継がれました。
今回は、藤井七段にとって初めての「封じ手」に少々忘れ物もあったようです。
この件に、野月八段がツイートしていますので下記でどおぞ。
これについて、Tv番組
に出演した師匠・杉本昌隆八段は「師匠の私がちゃんと藤井に教えなければいけなかった。」と謝罪の一言。
▶４０手目☖８６歩
この手が封じ手になりました。
持ち時間が８時間という長丁場の王位戦でも、師匠・杉本八段によれば「藤井は苦にしない」そうです。
将棋のためにこの世に生をいただいた感じがしますね。
とてもこんなに集中できるものではないですよね。
▶５２手目☖８５飛
Shogiguiによる解析
▶５３手目☗９７角を？(疑問）
どこが疑問なのか、未熟な私には読み解く事は無理です。
最初から、木村王位は角道を開けないで今回は闘う予定だったのでしょう。
▶最善手：５３手目☗７６歩
ごく当たり前な☗７６歩は自然に見えますが、そこがAIと違って最善手であろうが、
人間らしさの味があるように思えて、
私の好みで言えば、☗９７角は興味深いし、好きだなぁ。
▶悪手：先手２、後手２。
野月先生のツイッター
封をした封じ手封筒を渡された木村王位が署名をしようと確認した後、藤井七段に封筒を戻して「こことここに藤井って書くんだよ」と指で示しながら優しく教えてあげていました。 https://t.co/IByilcSLtU
— 野月 浩貴 (@nozuki221) July 14, 2020
ブログ・サークル
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【棋譜】
初手から終局までごゆっくりお楽しみください。
▶ https://noike.info/kifup/2020/07/2020-07-15--07-57-54--065254/index.html
持ち時間を両者使い切って、１分将棋の大激戦で両先生ともお疲れさまでした。
最後までお目を通してくださり有難うございました。
