きょうもお立ち寄りくださり有難うございます。
今回は今月１日付けで四段昇段を果たし、プロ棋士の仲間入りした伊藤匠新四段の対局ををご紹介します。
伊藤四段の他に、同日付で富田誠也新四段、そして古賀誠也新四段お二人がプロ棋士の世界へ踏み出しています。
どんなに窮地に追い込められても努力と精進で三段リーグを乗り切ってこられた皆さんです。
心からお祝い申し上げます。
みなさん昇段おめでとうございます。
プロ棋士として認められる四段の壁を描いたー書籍【将棋の子】（著者大崎善生）。
では本題に映ります。
新人王戦の対局から当時奨励会三段の伊藤匠さんと増田康宏六段の対局を棋譜と解析で振り返ります。した伊藤巧新四段をご案内しながら新人王戦の対局を振り返ります。
■伊藤 匠（いとう たくみ）新四段
２０２０年１０月１日付四段昇段
生年月日：2002年10月10日生まれ (17歳)
出身：東京都世田谷区
師匠：宮田利男八段
奨励会入会：2013年9月
三段リーグ入り：2018年4月(第63回奨励会三段リーグ戦から）
得意戦法：相掛かり
趣味：野球観戦
将棋を始めたきっかけ：5歳の時に父から教わりました。
（日本将棋連盟から引用）
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日時 2020-04-01 10:00
棋戦 第51期新人王戦トーナメント戦
先手 伊藤 匠 三段
後手 増田康宏 六段
手合割 平手
場所 東京・将棋会館
持ち時間 ５時間
消費時間 75▲148△154
戦型 相掛かり
▶５４手目１４歩
☗１６飛と逃げると、４５桂がタダ。
▶６４手目４６桂打ち
王手・銀取りだ。厳しい一手。
▶ ７５手目１２飛打ち
このあと、後手投了。
投了後は、☗３２竜～☖５１玉～☗３３馬以下詰み。
Shogiguiによる解析
▶ ５５手目最善手：４４角（本譜のとおり）
形勢グラフではこの手以降も先手優位を保持しています。
飛車を犠牲にしても、２枚替え（銀、香）で手に入れることができますね。
両者ともに悪手がちょっと多いかな。
【棋譜】
初手から終局までごゆっくりお楽しみください。
▶ https://noike.info/kifup/2020/10/2020-10-08--19-45-22--365664/index.html
新四段三名のこれからのご活躍を祈っています(^^♪
最後までお目を通してくださり有難うございました。
