昼下がり
おおきな 眠気の波が
どどっと うねりながら襲ってきて
吞み込まれそうになる
朝の さわやかさは
とっくに 山の向こうに姿を消し
太陽がつれてきた熱気が
水を含んだ地面を照射して
水蒸気に換え 萌え出した草花にも
一様に ふりそそぎ
まどろみを 楽しむゆとりが
わたしの心を虜(とりこ)にしたところで
過日の 紀行を再現するかのように
朱印帳を選び始めると
古色豊かな 金襴や縮緬の彩る
和色の織りなす情緒ただよう心地よさ
すっかり 眠気など忘れ去って
あたらしい 旅立ちの準備を
朱印帳を携えての紀行を
タイムテーブルに書き込み
目覚めたままで
夢をみる
昼下がりの
ささやかな 贅沢
おおきな 眠気の波が
どどっと うねりながら襲ってきて
吞み込まれそうになる
朝の さわやかさは
とっくに 山の向こうに姿を消し
太陽がつれてきた熱気が
水を含んだ地面を照射して
水蒸気に換え 萌え出した草花にも
一様に ふりそそぎ
まどろみを 楽しむゆとりが
わたしの心を虜(とりこ)にしたところで
過日の 紀行を再現するかのように
朱印帳を選び始めると
古色豊かな 金襴や縮緬の彩る
和色の織りなす情緒ただよう心地よさ
すっかり 眠気など忘れ去って
あたらしい 旅立ちの準備を
朱印帳を携えての紀行を
タイムテーブルに書き込み
目覚めたままで
夢をみる
昼下がりの
ささやかな 贅沢
クロバナロウバイ
花言葉 深い慈愛