暮らしの中のページの
ほんの片隅にでも
記憶に残る 息遣いがあれば
その記憶を 手繰り寄せて
もう一度 ささやかな築きを
過去の灰色のページに
埋もれて 見えなくなった亡骸は
春が来ようと 鳥が囀(さえず)ろうと
再び 息吹始めることはなく
大河の流れのように
とうとうと 時は流れ去るのみで
小さな決心をして
時の流れに 遅れじと
身構える 健気さも
他人(ひと)の目からは 笑止に過ぎず
胸の奥で くすぶり続ける
不完全燃焼の 想いの数々を
哀惜の念をこめて
愛おしくおもいはじめると
おろかにも 孤高の潔(いさぎよ)さは
跡形もなくなり
かくある今を
どう送り出すかと
ただの 迷い人に過ぎない
生きることは 苦しいことと
思う日は 切ない
ほんの片隅にでも
記憶に残る 息遣いがあれば
その記憶を 手繰り寄せて
もう一度 ささやかな築きを
過去の灰色のページに
埋もれて 見えなくなった亡骸は
春が来ようと 鳥が囀(さえず)ろうと
再び 息吹始めることはなく
大河の流れのように
とうとうと 時は流れ去るのみで
小さな決心をして
時の流れに 遅れじと
身構える 健気さも
他人(ひと)の目からは 笑止に過ぎず
胸の奥で くすぶり続ける
不完全燃焼の 想いの数々を
哀惜の念をこめて
愛おしくおもいはじめると
おろかにも 孤高の潔(いさぎよ)さは
跡形もなくなり
かくある今を
どう送り出すかと
ただの 迷い人に過ぎない
生きることは 苦しいことと
思う日は 切ない
マリーゴールド
花言葉 嫉妬、絶望、悲嘆、信頼