久しぶりの月刊星空案内。
月刊とは名ばかりで季刊のようになっていますが・・・
それでは6月の星空の見所、注目はふたつ。
ひとつ目は2日の早朝に部分日食が起こります。
ただ見れる地域が限られており、食分も僅かのため
地域によっては気付かない事も。
幸運にも見れる地域はどこかというと、
太平洋ベルトと呼ばれる地域より北。
とはいっても、金沢・新潟・仙台あたりでは
食分は僅か0.01~0.02程度。
どれくらいかといえば、太陽の1~2%が欠ける程度ですので
見るのは困難です。
食分が最大なのは北海道稚内市で0.119%。
観測グラスで見てようやくわかるくらいです。
時間は夜明けで、日の出とともに欠ける日出帯食となります。
(日出帯食とは・・・太陽が欠けながら登ってくる事です)
欠け始めは稚内で4時26分。食の最大は4時53分頃、食の終わりは5時22分となります。
これが今年日本で見れる唯一の日食なんですね。
ふたつ目は、月食。
これは16日のこちらも明け方に発生します。
見れる地域は全国各地。
ただし、西日本では皆既月食で、東~北日本では皆既食になる前に
月没となるので月没帯食となります。
(月没帯食とは・・・月が欠けながら沈んでしまう事です)
また、全経過の観察は不可能となります。
時間は
半影食始め → 2時24分
欠け始め → 3時22分
皆既食の始め → 4時22分
食の最大 → 5時12分
皆既食終わり → 6時02分
部分食終わり → 7時02分
半影食終わり → 8時00分
ちなみに月没時間が
札幌 3時56分
仙台 4時15分
東京 4時27分
大阪 4時47分
福岡 5時11分
那覇 5時41分
となりますので、東京以北(正しくいうと経度が東の地域)では
皆既食は見れないです。
(時間的に東京は見えそうですが、月はほぼ地平線の下となります)
そして、今月の流星群。
6月は目立った流星群はありません。
しかし、昼間流星群という昼間に活動する流星群があり、
大部分が5~6月に活動しています。
詳しくは昨年の記事をご覧下さい。
今月の大きな現象はこのふたつです。
そのほかには、
14~15日 月とさそり座α星アンタレスが接近
22日 火星とプレアデス星団(すばる)が接近
26日 明け方に月と木星が接近
29日 明け方に月と火星が接近
また、30日には金星食もありますが、日本では見れません。
見れるのは北アフリカから東南アジアにかけてです。
こんな所ですね。
最後に、日食を観測する時は絶対に肉眼で見ないで下さい。
使用するのは専用のフィルターや日食観測用グラスを使用して下さい。
また、サングラスの使用はしないで下さい。危険です。
なぜなら光量を減らすことにより、瞳孔が開きます。
その開いた無防備な瞳孔に紫外線が浴びせられます。
大変危険です。たとえUVカット加工がされていても役者不足です。
直射日光を見るためのものではありません。
フィルターや観測用グラスはどこで手に入れられるかというと、
ほぼ一般のお店では置いていないです。
専門サイトの通販を利用するのが一番確実です。
今年は既に入梅してしまったので天気が不安です。
日食・月食を観測する時はお天気に気を配りましょう。
早起きしても見れなかったら悲しいですね。
月刊とは名ばかりで季刊のようになっていますが・・・
それでは6月の星空の見所、注目はふたつ。
ひとつ目は2日の早朝に部分日食が起こります。
ただ見れる地域が限られており、食分も僅かのため
地域によっては気付かない事も。
幸運にも見れる地域はどこかというと、
太平洋ベルトと呼ばれる地域より北。
とはいっても、金沢・新潟・仙台あたりでは
食分は僅か0.01~0.02程度。
どれくらいかといえば、太陽の1~2%が欠ける程度ですので
見るのは困難です。
食分が最大なのは北海道稚内市で0.119%。
観測グラスで見てようやくわかるくらいです。
時間は夜明けで、日の出とともに欠ける日出帯食となります。
(日出帯食とは・・・太陽が欠けながら登ってくる事です)
欠け始めは稚内で4時26分。食の最大は4時53分頃、食の終わりは5時22分となります。
これが今年日本で見れる唯一の日食なんですね。
ふたつ目は、月食。
これは16日のこちらも明け方に発生します。
見れる地域は全国各地。
ただし、西日本では皆既月食で、東~北日本では皆既食になる前に
月没となるので月没帯食となります。
(月没帯食とは・・・月が欠けながら沈んでしまう事です)
また、全経過の観察は不可能となります。
時間は
半影食始め → 2時24分
欠け始め → 3時22分
皆既食の始め → 4時22分
食の最大 → 5時12分
皆既食終わり → 6時02分
部分食終わり → 7時02分
半影食終わり → 8時00分
ちなみに月没時間が
札幌 3時56分
仙台 4時15分
東京 4時27分
大阪 4時47分
福岡 5時11分
那覇 5時41分
となりますので、東京以北(正しくいうと経度が東の地域)では
皆既食は見れないです。
(時間的に東京は見えそうですが、月はほぼ地平線の下となります)
そして、今月の流星群。
6月は目立った流星群はありません。
しかし、昼間流星群という昼間に活動する流星群があり、
大部分が5~6月に活動しています。
詳しくは昨年の記事をご覧下さい。
今月の大きな現象はこのふたつです。
そのほかには、
14~15日 月とさそり座α星アンタレスが接近
22日 火星とプレアデス星団(すばる)が接近
26日 明け方に月と木星が接近
29日 明け方に月と火星が接近
また、30日には金星食もありますが、日本では見れません。
見れるのは北アフリカから東南アジアにかけてです。
こんな所ですね。
最後に、日食を観測する時は絶対に肉眼で見ないで下さい。
使用するのは専用のフィルターや日食観測用グラスを使用して下さい。
また、サングラスの使用はしないで下さい。危険です。
なぜなら光量を減らすことにより、瞳孔が開きます。
その開いた無防備な瞳孔に紫外線が浴びせられます。
大変危険です。たとえUVカット加工がされていても役者不足です。
直射日光を見るためのものではありません。
フィルターや観測用グラスはどこで手に入れられるかというと、
ほぼ一般のお店では置いていないです。
専門サイトの通販を利用するのが一番確実です。
今年は既に入梅してしまったので天気が不安です。
日食・月食を観測する時はお天気に気を配りましょう。
早起きしても見れなかったら悲しいですね。