パフィンの生態

映画と美術好きなパフィンの感想を記録。香港映画が一番好き!

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SPIRIT ( 霍元甲)

2006年02月28日 22時06分09秒 | 香港・中国映画
中国の伝説的な武道家、霍元甲(フォ・ユァンジャ)をリー・リンチェイ
(ジェット・リー)が演じ、相手を倒すことではなく己に克つことの
大切さを訴えた映画。リーが自らのマーシャルアートの集大成と位置づけ、
武術精神を伝えようとした作品。鋭く美しい動きを堪能できます!!

幼いフォは喘息を患い、武術家の父から学問を学ぶよう指示されていたが、
父の試合を見て「誰にも負けないこと」を目標に掲げる。
やがて天津一の名声を手にしたフォだが悲劇が待っていた。
(以下ネタばれ含みます)

少年時代の霍元甲を演じた子役が可愛かった。
クンフーの型も決まってたし、
なぜ強くなりたいと願ったのか、動機がわかる。

やがて、リンチェが登場。強い、強い!
闘っては、酒を飲み、弟子を増やす。
勝つことにのみ執着した霍元甲に失望し親友は去っていく。
この友人との関係も味があるし、両親の台詞も心に残る。
リンチェは「自身最後のマーシャルアート映画」
「中国人を励ます映画」になるよう脚本を何人にもチェックさせたという。

傷ついた霍元甲を癒したのは自然の中で生きる山村の人々。
「のどかな絵とリンチェの組み合わせ」は珍しかったが、
この場所こそ真の武術家、霍元甲が生まれた大切な場所。

故郷に戻った彼は、列強に荒らされた町、武術大会で外国人が連勝する記事を
見て決心。上海に出向き、精武門(精武体育会)を開く。

この霍元甲の道場を舞台に「ドラゴン 怒りの鉄挙」で
ブルース・リーが弟子として主演。
リメイク「フィスト・オブ・レジェンド」では、
ブルース・リーの役をリンチェが担当。
二人が霍元甲を尊敬していたことは間違いない。
武術精神をリンチェがどう解釈しているかが映画の見所。

3本とも日本人が悪役なのだが、「SPIRIT」では、
中村獅童扮する日本の武術家田中の侍魂が描かれており、
感動的なラストになっている。
獅童さんの存在感はさすがで、ファンも満足できるだろう。

ただ、クライマックスであるはずの「霍元甲対4人」の闘いは、
映画の冒頭で3人と闘い、映画の最後に突然獅童が登場するので、
わかりにくい。
迫力あるシーンなので、冒頭から集中してくださいね!

リンチェ渾身の格闘シーン、美しいクンフーの型、
そして演技をお楽しみください!

映画を楽しんだ方は、台湾の人気歌手ジェイ・チョウが歌う
映画の主題歌「霍元甲」も是非、聞いてみてください。
残念ながら日本上映では、曲が差し替えられています。
リンチェの「若い世代に映画を見て欲しい」との願いを
受けて作られた曲なのに


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30 コメント

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久々に・・・ (RIN)
2006-02-28 22:58:06
ストレートな中国映画を観た!って感じがしますよね!

コレ、曲差し替え事件がなかったら、絶賛してました。

田舎で再生をはかり、もう一度自主トレ(?)する場面は

ホントに美しかったですよ。

そーなんですよね!

外国商会4人相手の対戦は、冒頭で3人を倒し、ラストで

獅童と戦うんですけど、一瞬わかりにくいですよね?

「アレ?獅童と最初に戦うの?」って一瞬思いませんでした?

獅童と戦う前に、冒頭の3人との戦いをもう少し短いバージョンで

再生した方がわかりやすいですよね?

見所あるシーンなので、2回流してもダレないと思います。

冒頭3人と戦うシーンのくり返し短縮バージョンはもちろん

ジェイの曲をBGMで・・・

そしたら、今年の最優秀作品に推奨しますよ、間違いなく・・・

ワーナーさん、気を変えてくれないかしら・・・
究極の映画★ (パフィン)
2006-03-01 18:46:48
>RINさま、



お忙しい時期にコメントありがとうございます。ジェイ君もRINさまも腰痛お大事に。



曲については、座席の周辺でもロビーでも

話題にしている方がいましたよ~。

中国映画を好きな人は、ジェイの主題歌を

絶対に目にしているはずですものね!



>冒頭3人と戦うシーンのくり返し短縮バージョンはもちろんジェイの曲をBGMで・・・



あ~予告編はまさに

似合っていましたよね~。



リンチェが若者に映画を見て欲しいから、ジェイに曲を依頼したのはメッセージがこめられた映画だから。自分のため、中国人のための映画。リンチェの集大成映画。



「報復は報復を生む」「武術によって友好も築ける」など台詞も良かったです!ジェイの歌が差し替えられるのは日本だけ?
Unknown (JTブラジャーズ)
2006-03-02 14:44:33
こんにちは。

初めて書き込みをさせていただきます。

みなさん見られたんですね。



「以武会友」の言葉もよかったですし、

最後の中村獅童と李連杰のやりとりには

感動しました。



他にもお墓で詫びるシーンにも感動をしました。

この映画は、全体的に見所満載でしたね。
初めまして★ (パフィン)
2006-03-02 16:45:58
>JTブラジャーズさま、



私も見所満載の映画だと思います

二人の武術家の心が通い合うラストは

本当に感動的でしたね!



お墓で李連杰は再生を誓い、伝説の武術家に

なった。脚本が練れていました。



RINさまは大阪で、私は東京で観たのですが、JTブラジャーズさまも試写会ですか?

とても良い作品なので、多くの人に劇場で観てほしいです
Unknown (JTブラジャーズ)
2006-03-02 20:58:04
こんにちは。

私は一足先に出張中に上海で見ました。

この作品は、序々に盛り上がっていきますよね。



日本でも大ヒットを期待しています。
拡大上映★ (パフィン)
2006-03-03 01:07:24
>JTブラジャーズさま、



あら上海で鑑賞なんて、臨場感が

味わえたことでしょう。



ジャッキー映画の公開(3月18日~)と

かぶるので心配してたんですが、シネコンで

2作品とも上映するとこもあるみたいで、

ひとまず安心。鑑賞が楽しみです
TBありがとう (chikat)
2006-03-08 19:58:11
私の方から先にお邪魔しなければと思っていましたが、早速にTB、コメントありがとうございました。



中国の作品なのでジェト・リーなんて名前は全然無くてリ・リンチェなんですね。

以前の作品はとっても無表情な感じでしたが前作辺りから表情がとても豊かになってやわらかくなったなと思いました。

子供に対するお父さんの愛情が伝わってきました。

最後は悲しくなって泣くかと思いました。
こちらこそ★ (パフィン)
2006-03-08 23:48:42
>chikatさま、



寝る前にブログめぐりしていましたら

紹介記事があり、しかも★4評価なので

とても嬉しくて



これは香港とアメリカ製作映画なので

ジェット・リー主演と表記すべきなんです。

でも、香港時代のリンチェのアクションが

大好きな私はリンチェと呼ばせてもらって

います(笑)



ワイヤーやCGによって、派手なアクションシーンを撮影できる時代です。演技に磨きをかけているのかもしれません。



真の武術家の姿を父に見出したようなラストシーン、再度観たら泣きそう
TBさせていただきました。 (sabunori)
2006-03-19 18:48:02
こんにちは!

2時間以内ながら中身の濃い作品でしたね。

これを観てやっぱり彼はジェット・リーというよりはリー・リンチェイだ!と思いました。

・・・それにしてもエンディングテーマ曲と最後にドーン!と出る歌手名&曲名は一体何だったんでしょうか。
ありがとうございます! (パフィン)
2006-03-19 23:16:29
>sabunoriさま、



やっぱりリー・リンチェイの方が感情移入しやすい

ですよね

フォユンジャを演じることで、リンチェイの技が

見せられる上、言いたいこともストレートに

伝わってきました。中味が濃い映画!



そうですか、やっぱりエンドロールを最後まで

見ると違和感ありなんですね。

映画の権利とジェイの曲を使う権利は

別だったから?

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