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パフィンの生態

映画と美術好きなパフィンの感想を記録。香港映画が一番好き!

ブルース・ウィリスの原点

2007年06月19日 16時59分46秒 | 美術、音楽
6月30日に公開される『ダイ・ハード4.0』の主役を演じる
ブルース・ウィリス。彼が全米でスターになったきっかけは
ABCネットワークで1985年3月3日から放映された人気ドラマ
その後、NHKでも放映されていた『こちらブルームーン探偵社』



主題歌をアル・ジャロウが歌っており、テレビ局に電話して
情報を聞き出し、レコード店で取り寄せたのが、写真のCDです
アル・ジャロウの「MOONLIGHTING」だけでなく、主演女優だった
シヴィル・シェパードが歌う「BLUE MOON」やブルース・ウィリスが
歌う「GOOD LOVING'」なども収録されています。

ブルース・ウィリスは軍関係の職にあった父親の赴任先ドイツで
1955年に生まれ、その後家族とニュー・ジャージーに移り住む。
幼い頃からブルースハーピスト(ブルースコードのハーモニカ)を
目指していたらしいが、このドラマのお喋りながらカンのいい相棒役で
スターになり映画界に進出した。『ダイハード』を観たとき、
「あ、あの軽いヤツが主役やってる!」と劇場で驚いたものです。

このCDの表紙の写真、若きブルースは髪がふさふさでしょ
身が軽く、口も達者なデイヴィッドくんを好きだったけれど
これほどの人気俳優になるとは思っていませんでした。
52歳の彼のアクションをスクリーンで楽しみたいです!
週末から高熱で寝込んでいます。TB返しや巡回できずにごめんなさい!


徳永英明の魅力

2006年12月24日 22時52分08秒 | 美術、音楽
『壊れかけのRadio』を徳永英明さんが紅白で歌うと
知って、嬉しくなりました

柳川、大阪、東京と移り住んだ彼らしい歌詞が
心に染み入り、初めてコンサートに行ったものです。
繊細そうに見える彼ですが、サービス精神は誰にも
負けません。辛いときにも笑っていたのでは
病気から回復した後、自分のペースで歌ってほしい

香港で活躍したり、フィリッピンで彼の曲のカバーが
大ヒットしたりしたのは、彼のアジア人としての感性が
受け入れられたからではないでしょうか。
クリスマスを楽しみつつも、日本人らしさは大切にしたいと
思う夜でした。


アールデコ・ジュエリー

2006年10月30日 21時23分59秒 | 美術、音楽
アール・デコ・ジュエリー(シャルル・ジャコーと輝ける時代)
アールデコ+和が溶け合う東京都庭園美術館にて、来年1月14日まで
アールデコ前後の時代の宝石のデザイン画、宝石、雑誌の挿絵(版画)が
展示されている。この美術館に最適な内容です!!

カルティエのデザイナーのデザイン画が多いが、ブシュロンのタバコケース、
カルティエのブローチなど宝石も幾つかあり、華やか☆

カルティエのデザイナーだったシャルル・ジャコーのデザイン画は
それ自体がアートの域に達しており、フランスの宝飾業界の底力を実感。
デザイン画を見ながら、青い石はカボションサファイヤ、赤い石はルビー、
透明なのはオパール?と想像をめぐらせながら楽しんだ。

デザイナーは不明だが、大粒のアクアマリンを使った髪飾りは圧巻!
研磨しすぎないアクアマリンの色が好き

アールデコ当時の流行雑誌「ガゼット・デュ・ボン・トン」の
挿絵(ステンシル)も数多く展示されており、帽子や毛皮の使い方など
今年の秋のオシャレの参考になるかもしれません♪
美術展1000円の中には庭園入場料も含まれていますので
紅葉の頃をお奨めします~
この美術館は月曜日やってます。隔週水曜日が休館なので注意!

カミーユ・クローデル(府中市美術館)

2006年08月01日 21時59分48秒 | 美術、音楽
写真はロダン作とされる大理石の彫刻「ダナイード」
婚礼の夜に夫を殺し、底のない瓶に水を注ぐという永劫の罰に疲れた乙女の
背中、指、髪の美しさに魅せられて、この作品を静岡県立美術館の特別展で
見た翌年ぐらいにパリのロダン美術館に行きました

そこで出逢ったのがカミーユ・クローデルの彫刻です。
母が幼女を抱いている像と幼い少女の像が展示されており、
慈愛に満ちた母親の表情、訴えかけるような少女の瞳に
ロダンの作品より魅力を感じました。
ロダンの大理石の作品には彫った人が記されていますが、
静岡の展覧会の目録を見ると、「ダナイード」「アンドロメダ」など
ワタシが好きだった作品には彫った人が記されていません!

カミーユ・クローデルがロダンの愛人だったこと、地獄の門の製作に
関っていたこと(うろ覚え)、そして今回のカミーユ・クローデルの
ブロンズ像の展示作品に見られる髪の毛や指先、足の形などの特徴から
ワタシが愛した「ダナイード」「アンドロメダ」を彫ったのは彼女では
ないかな~と思うようになりました。今回、大理石彫刻が一つもなくて残念!
遠いので、友達の車に乗せていってもらいました。駐車場は無料60台。

8月20日まで。入場料800円は妥当。カミーユ・クローデルを
知らない方や彫刻に興味がない方にはお奨めしませんが、一緒に行った人は
「次第に表情が出てきている」「ブロンズの色が作品によって違う」など
細部を楽しんでいました♪(たまには人と一緒に観るのもいいな~と)

彼女が30代の頃の作品「フルートを吹く女・セイレン」が好き♪
映画ではイザベル・アジャーニが作品を壊す狂気の様を演じてましたが、
この作品には成熟を感じました
女の人だから出来た作品として楽しめました

ポンペイの輝き(Bunkamura)

2006年05月13日 00時18分13秒 | 美術、音楽
6月25日まで、渋谷東急横、Bunkamura ザ・ミュージアムで
開催中。午前10時から午後7時、会期中無休。

入場料1300円は高いかと思っていましたが、
大変充実した展示品および展示方法で満足しました。

古代ローマ都市の繁栄ぶり、ヴェスヴィオ山噴火による悲劇を
2000年の時を超えて、日本で感じられる貴重な展覧会。

石好きの私はエメラルド(カボション!)や彫刻されたカルセドニ、
ガーネットのリング類、エメラルドと真珠が配されたネックレスなど
興味をそそられました。フィレンツエ生まれの友達が、エメラルドのリングを
大切そうにつけており、ヴェッキオ橋の上で宝石を探している時、
真珠のネックレスをイヤリングに加工した話をしていたのを思い出したり、
今でもイタリアの(フィレンツエ付近の)ゴールドのデザインは
ローマ時代の風格を持っていると感じたりしました。
ちなみに彼女のエメラルドはイエロー・ゴールドにセットされてます♪

また、ローマ帝国がスペイン、ルーマニアの金鉱から金を
得ていたことを知り、モザイク画に使う石を各地から集めていたのと
同様なのだな~と納得。モザイク画も一点ありました

フレスコ画を3面に配した空間があり、現地の雰囲気を少し味わえます。
赤、緑などの色の神話や自然を題材にした壁画。
出口付近に展覧会のチラシがあるので是非
開場は暗いので、チラシの写真の方がよく見えます。

ROLLING STONES 東京ドーム

2006年03月22日 23時57分56秒 | 美術、音楽
ジャ、ジャ~、ジャジャジャ、ジャジャジャ、ジャジャジャ、ジャッジャーン♪
開演時刻をずいぶん過ぎて午後8時10分ごろ、この曲で公演が
始まりました。ジャンピング・ジャック・フラッシュです。
予想通りだ~~。

ミック・ジャガーは黒のTシャツ&パンツに赤いサテンのタキシードの
上着を着ていました。キースは黒と白のバンダナをし、ターコイズブルーの
Tシャツ、ロニーがアップルグリーンのTシャツだった気がします。
チャーリーは赤いTシャツ。皆、しっかり演奏していたし、ベースの人が
上手いので、ノリが良かったです。コーラスやホーンセクションもいて
質の高い公演でした。演出も上手かったです★

新しいアルバムからは、キースが歌い、ロニーがスチールギター?を
弾いていた「this place is empty」と、キースとロニーが
並んでギターの雨を降らせるカッコイイ曲「rain fall down」
「oh no not you again」と「rough justice」をやりましたが、
昔のファンキーなロックやブルースが多かったです。

静かな曲は「As tears go by」のみ。アコースティックギターが
楽しめました。Ruby Tuesdayが一番好きな曲なので、聞きたかったけど、
この選曲は、みんなに語りかける雰囲気でよかったです。

レイ・チャールズの曲やホンキートンク・ウーマン(お気に入り!)
Sympathy fot the devilではドーム全体が熱狂の渦にまきこまれ、
Paint it blackやBrown Sugarなど忘れていた曲もやりました

Sympathy・・・の時は、ミックは黒の光る上着に黒い帽子、
イメージに似合った衣装でした。キースはゴールドラメの紫のジャケットが
とてもお似合い
手のアップも大きな画面に映されたのでキースのシルバーリングや
ロニーのミントグリーンのメッシュ皮バングルなど
個性的なおしゃれも味わえました。

アンコールは3曲だったかしら。I can't get no satisfactionを
入れているとこなんか、選曲もにくいですね~~。

ドームなので、17500円の席でも、人物は米粒ぐらいにしか
見えなかったのですが、途中でサプライズが起きます
肉眼でバンドが見える位置までステージの一部が動いてくるんですよ、
キャ~~って感じでしたわ。ロニーのギターを弾く姿と音質で
ジェフ・ベックを思い出してしまった私。

ロニーは衣装は一度しか着替えなかったけど、
ギターは3回ぐらい変えていました。
素敵ですよね、ロニー。近くに来たときは、名前を連呼して
おりました。ジェフ・ベックと一緒にやっていた人だもーん。
寡黙にギターを弾きつづける姿を心に焼き付けました!

ミック・ジャガーは歌も上手いし、ステージを走りまわり
3面に向かって、セクシーポーズを決めるなど大活躍。
ファンの方たちが、曲にあわせて「フォー」と言いながら
手を突き出す「お約束」では、お笑い芸人を思い出して
しまいましたが、皆さん、最初から最後まで立ちっぱなしで
バンドと一体になって楽しんでいました。(私も、もちろん)

明日や追加公演に行かれる方も、すご~く楽しめる公演ですので
楽しんできてください
オペラグラス持参をお奨めします。ロニーのギターソロなど
見ごたえがありましたよ!

生で聞いたら、ストーンズの人気の理由が
わかりました。サービス精神に敬意を表したいです。

版画作家 長谷川潔(横浜美術館)

2006年03月14日 22時29分36秒 | 美術、音楽
横浜みなとみらいにある「横浜美術館」(桜木町より徒歩12分)で
3月26日まで版画作家、長谷川潔の作品を展示しています。
遺族が横浜市に寄贈した作品が含まれているため、
今まで観る機会がなかった作品を観るよい機会ですし、
一人の作家の初期から晩年までの作品を観るのは
ワクワクする冒険のような経験です。是非、お運びください。

長谷川潔の版画(メゾチント)作品の魅力は、黒の色味。
27歳でフランスに渡ったまま帰国しなかった彼の作品の黒に
「墨」の色を感じる。黒の微妙なグラデーションだ。
異国にいても日本人の感性を失わなかったということではないだろうか。

晩年の作品に頻繁に用いられる「鳥と様々な立方体の組み合わせ」は
何を意味しているのだろう。
謎めいた作家である。

幼い頃から、家に実物大の複製があり、独特の構図や意匠、
そして何より「柔らかい黒」に魅せられていた。
(何枚か切り取ってきて所有してまーす!)
岐阜美術館で大規模な展覧会があった時、相当数の作品を観た。
今回は日曜日にコンサートの前に観る予定だったが、
当日は強風で電車が遅れ、美術館まで行く時間がなかった。残念!

徳永英明 アルバム&ツアー

2006年02月18日 01時54分33秒 | 美術、音楽
2月22日発売の「BEAUTIFUL BALLADE」にあわせて、
3月1日大阪を皮切りにツアーを敢行するようです。
だから最近、テレビに多く出演しているのですね!

先週、何気なくテレビをつけていたら、徳永さんが「ハナミズキ」を
歌ったんです!「自分が作りたいな~と思うようなメロディー」なので
昨年発売の「VOCALIST」に選んだとのこと。

彼が歌うのを聴いて「いい曲だな~」と調べたら「遠い約束」と同じ
武部聡志さんの編曲。メロディを生かすのも殺すのも編曲者の
手腕によるところが大きいのだと思います。
好きな曲の編曲者が同じというのは過去にもありました。

地下鉄の駅のポスターで「BALLADE BEST CONCERT TOUR」が
神奈川と千葉に来ることを知りました。発売日朝から3時まで
電話してましたが、つながらず断念。

東京公演はなかったので、追加されることを期待して待つことにします。
まずは、20周年記念のアルバムに、どんな曲が選ばれているか楽しみ。
電子ピアノで作曲している様だったので、新曲を期待してもいいのかしら。
アジア的な素朴なメロディー

ワダエミの衣装世界(HERO, LOVERSの衣装)

2005年12月02日 19時54分44秒 | 美術、音楽
2005年11月26日~12月25日、梅窓院・祖師堂ホール
メトロ銀座線「外苑前」駅 1a出口より徒歩1分

早く行かないと衣装端切れセットが売り切れると
tomozoさんに教わり、本日、行ってまいりました!

わ~、入り口すぐのコーナーが「HERO 英雄」の衣装
無名の衣装は、鉄色で地味でしたが、如月の衣装はスクリーンで
見たより明るい珊瑚色、刺繍の帯も素敵でした。チャン・ツイイーは
小柄で細いと思います。着て帰りたくなりました!

次にチケットの写真になっている飛雪の真紅の衣装、あの黄色を
背景にした決闘シーンを思い出しました。
浅黄色の衣装は上にガーゼのような織りの布を被せてあり、
萌黄色の衣装は飛雪のが残剣のよりも明るい色合い。襟や帯は
艶のある絹。全体に日本的な渋みを感じました。

残剣の衣装は一点でしたが「トニーが着たのだ」と感慨ひとしお、
見入ってしまいました。マギーと同じぐらいの大きさでした

途中は適当に見て、次は「LOVERS 謀」コーナーへ。
牡丹の織りの衣装は青に緑の模様、金糸が織り込まれ絢爛豪華。
あの踊りを舞う衣装は青と桃色の2着ありました。

そして、ハイライトは随風(金城武)が着た衣装!
墨のような色ですが質感がわかり、実物は迫力があります。
当然、小妹の衣装より大きいですが、ちょうど前に展示されてる
滝沢秀明の衣装(正月2、3日の「里見八犬伝」)と同じぐらいの
大きさなのが意外でした。
武くんの方が大柄だと思っていたので・・・

ワダエミさんのインタヴュー映画(10分)を見てから、
端切れコーナーへ。チャンツイイーの珊瑚色の布は初日に
完売したそうですが、ターコイズの柔らかい布はありました。

私は「ターコイズシルクに房(タッセル)が2つついたのが
アクセサリーに使えそうだったので、3000円(大)を購入。
帰りの電車内で、7枚の布を眺めて使い方を考えました。
渋い紫の布でコサージュを作ってみました!

1)長方形の布を6:4ぐらいに切って2枚にする。
2)ほぐれるとこから、糸を数本抜いて(捨てない!)
両端をフリンジにする。
3)大きい布の上に小さな布を斜めにして(好みで)
他の布(鉄色)から抜いた糸5本ほどと、同色の糸(さっき抜いた分)
5本ほどを中心より上ぐらいに置き、絹糸で2枚の糸と縫いつける。
4)糸の中心に、珊瑚のチャームを縫い付けるとき、裏側に
安全ピンを一緒に縫っておく。
5)珊瑚の周囲3センチぐらいを粗く糸で縫いながら引っ張り、
立体感を出す。完成。30分

衣装端切れは(小)800円、(中)1500円です。
コサージュだけなら、中でも十分だと思います。
大だと「無名や随風の人形の衣装」を作れます!
デザインはDVDで見られますからね




D-51 ALWAYS / 黒沢薫 遠い約束 /恋人 徳永英明

2005年11月28日 22時26分08秒 | 美術、音楽
★ALWAYS
映画のためにD-51が書き下ろした歌なので歌詞が心に染みます!

心のつながりの大切さを素朴に歌い上げる若い男性二人組みD-51
沖縄県北谷町(ちゃたんちょう)出身。ドラマ「ごくせん」主題歌
「NO MORE CRY」で有名に。

「愛は終わらな~ぁい」サビの部分のメロディと歌詞がいい。
ひとつひとつの言葉を丁寧に歌っている点に好感。
歌が上手い人は大勢いるが、「歌いたい」という情熱を感じる

★遠い約束
黒沢薫 「ゴスペラーズ」のヒット曲「ミモザ」でサビを
担当していた黒沢薫さんがソロ・シングルを出したので購入。最近、
ソウル風、R&Bの歌が多いと感じるが、日本語のリズムを壊すような曲は
苦手。この曲は、美しいバラードです!!
稲垣潤一に似た声質ですが、ファルセット部分が個性的

★恋人
徳永英明 新曲ではありません。最近「徳永英明 シングルズ」を
購入し、この曲は作詞、作曲とも彼が担当しているのを知りました。
彼のハスキーな声と切ない歌詞、メロディーが好き~~。
「壊れかけのラジオ」同様、瀬尾一三さんのシンプルな編曲